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CATEGORY
■ 2012/3/31 AMAスーパークロス第13戦/ライツ・イースト第7戦
テキサス州ヒューストン/リライアント・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中29度〜深夜20度 48,962人

ビロポートが2年連続SXチャンピオンに輝く!



 カナダのトロントからアメリカ南部のヒューストンに移動したライダーたちを迎えたのは、初夏を思わせる暖かさだった。会場のリライアント・スタジアムには、大量の土を用いたコースが造成されていた。土質は素性の良い粘土なのでトラクションは悪くなかったが、レースが行われる夜になるとかなりドライになり、表面に細かい粒子が浮いてルーストになるセクションが増えた。
 レイアウト的には、ゲートから1コーナーまでのストレートを長方形の短辺に配置した、いわゆるショートスタートが最初の難関で、ここでマルチクラッシュなどに巻き込まれないことが大事だった。またジャンプが連続するリズムセクションは比較的簡単そうに見えたが、プラクティスの進行とともに違ったジャンプの飛び方にトライするライダーが現れ、結果として難易度は上がっていった。
 シーズン中盤から負傷欠場者が増えているが、今回はケビン・ウィンダム(ホンダ)が予選ヒートのチェッカー目前で転倒。肩と手を負傷したため、ラストチャンスへの出走を断念した。ウィンダムはこの日のタイムドプラクティスで1位と乗れていただけに、悔やまれるクラッシュだった。トレイ・カナード(ホンダ)、アンドリュー・ショート(ホンダ)、チャド・リード(ホンダ)、ライアン・ダンジー(KTM)といったトップライダーの離脱に、そろそろ歯止めをかけたいところである。
 
 SX(450)のメインレースでは、ライアン・ビロポート(カワサキ)が1周目からトップに立った。デイビー・ミルサップス(ヤマハ)、ロバート・キナイリー(ヤマハ)、マイク・アレッシ(スズキ)、ジェイク・ワイマー(カワサキ)らがセカンドグループにつけたが、ビロポートは序盤から単独リーダーの座を固めて行く。前戦欠場したジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)は、1周目12位と出遅れた。
 今大会ビロポートが優勝し、スチュワートが4位以下となった場合、最終戦を待たずにビロポートがチャンピオンに決定する。見どころとしてスチュワートのポジションアップが注目されたが、7周目にスチュワートが転倒リタイアした段階で大勢が決した。3周目から上位陣にポジションの変動はなく、ビロポート、ミルサップス、ワイマー、アレッシらは縦に広がりながら周回。ビロポートがトップでチェッカーを受けた瞬間、昨年に続く2連覇が確定した。全クラス制覇を目指すダンロップにとって、これは今シーズン最短最速で得た1個目のタイトルである。


バーシア転倒!ロクスンが逆転勝利!



 SXライツ(250)のメインレースでは、ジャスティン・バーシア(ホンダ)がホールショットを取ったが、スタート早々アタックを仕掛けたケン・ロクスン(KTM)がオープニングラップのリーダーとなった。2周目には1〜2位が逆転し、バーシア、ロクスン以下、ブレイク・ウォートン(スズキ)、フィル・ニコレッティ(ホンダ)、ブレイク・バゲット(カワサキ)というオーダー。一方、有力ライダーの1人であるダリン・デュラム(カワサキ)は、自らスタート17位というハンディキャップを背負ってしまった。
 レース中盤になると、バーシアが6〜7秒の貯金を蓄えて独走に持ち込むが、2位ロクスンの背後にはニコレッティとウォートンをかわしたバゲットが接近する。だがロクスンはバゲットのチャージから逃げ、2位のポジションをキープしていた。迎えた最終ラップ、余裕でトップを走行していたバーシアが、あろうことか周遅れのランス・ビンセント(KTM)に絡んで転倒。その隙にバーシアの脇をすり抜けたロクスンが、真っ先にチェッカーを受けて優勝。今回は風邪で体調を崩していたが、ラッキーな展開で自身2度目、今季初となる勝利をつかんだロクスンだった。
 バーシアのポイントリーダーの座は安泰ではあるが、フィニッシュ目前の思わぬところで自滅したあたりに甘さが露呈した今大会。シリーズ終盤の2戦にはどんなハプニングが待っているのだろうか。1月に開幕して以来13週連続で開催されてきたAMAスーパークロスシリーズだが、今大会の後にイースターホリデーを挟むため、次戦ニューオーリンズは4月14日に行われる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki '15.50.046 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha +4.853  
3 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki +9.075 DUNLOP user
4 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki +19.782 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +23.331 DUNLOP user
6 81 R・キナイリー Star Valli Yamaha +25.655 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 70 K・ロクスン Red Bull KTM '11.51.768 DUNLOP user
2 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +2.306 DUNLOP user
3 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +2.885 DUNLOP user
4 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki +9.613 DUNLOP user
5 715 P・ニコレッティ Eleven 10 Mods Honda +23.327 DUNLOP user
6 30 A・マーティン Eleven 10 Mods Honda +29.141 DUNLOP user

AMAーパークロス第13戦/ライツ・イースト第7戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 296 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM 192 DUNLOP user
3 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha 191  
4 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda 181 DUNLOP user
5 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 178  
6 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 170 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 167 DUNLOP user
2 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki 135 DUNLOP user
3 70 K・ロクスン Red Bull KTM 127 DUNLOP user
4 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 118 DUNLOP user
5 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 106 DUNLOP user
6 57 J・カナダ Motoconcepts Honda 104 DUNLOP user