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CATEGORY
■ 2012/4/21 AMAスーパークロス第15戦/ライツ・ウエスト第7戦
ワシントン州シアトル/センチュリーリンク・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中13度〜深夜6度 52,731人

ショートがキャリア初優勝!ビロポートは転倒リタイア…




 シリーズ大詰めを迎えたAMAスーパークロス。今大会からアメリカ西部に戻り、シアトル、ソルトレイクシティ、ラスベガスという恒例の3連戦が組まれているが、最終戦ラスベガス以外は降水確率が高いラウンド。シアトルの会場、センチュリーリンク・フィールド(旧クエスト・フィールド)はオープンエアスタジアムなので、何度もマディレースが行われてきたことは周知の事実だ。今年のシアトルは珍しく晴天に恵まれたが、ウィークデイ半ばのコース造成中に降った雨の影響で、土は水分を多く含んでいた。コースがレース当日の昼までビニールシートで覆われていたため、コースウォークやプラクティスのタイムスケジュールが変更された。走行が始まると路面にはワダチがすぐ出来て、ドライだがソフトなシアトルらしい路面になった。
 
 SX(450)のメインレースは、アンドリュー・ショート(ホンダ)の好スタートで始まった。その直後には350SX-Fに乗るケン・ロクスン(KTM)。前戦ニューオーリンズでSXライツ・イーストに一区切りという事情もあり、ウエストではSXに参戦するプラン。イーストで350SX-Fに乗った、マービン・ムスキャン(KTM)の逆パターンである。そのロクスンを追う3位にはジェイク・ワイマー(カワサキ)、以下ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)、ライアン・ダンジー(KTM)、マイク・アレッシ(スズキ)と続く。ダンジーは鎖骨の手術後初レースで、6戦ぶりのカムバックとなる。
 シアトルはライアン・ビロポート(カワサキ)の地元なので、2年連続チャンピオンの凱旋レースという触れ込みだったが、5万人を超す観客の興奮はたった半周で落胆へと変わる。スタートに失敗した上にコーナーで転倒。その際に身体を傷めてしまったのだ。ビロポートは腹部と脚を押さえながら、コースの外へ退避してリタイアとなった。
 レース中盤になると、トップのショートにロクスンが襲いかかる。何度かコーナーでインを取って並ぶが、その度にショートがこらえた。後半はショートが2〜3秒のリードを築き、自己初となるSXクラス優勝をゲット。2位にはブレイトンの追撃から逃げきったロクスンが入賞した。注目のダンジーは、8周目にブレイトンに接触して転倒。6位にとどまった。


トマックvsウィルソンのタイトル争いを尻目にサイプスが今季初優勝!



 SXライツ(250)は、第6戦サンディエゴまで消化していたウエストシリーズが今大会から再開。ランキング首位ディーン・ウィルソン(カワサキ)と、2点ビハインドで2位につけるイーライ・トマック(ホンダ)による一騎打ちが見どころだったが、果たしてメインレースは予想を上回る白熱戦となった。
 ホールショットを取ったのは、ライアン・サイプス(ヤマハ)。その直後にトマック、ウィルソンと続いたが、2周目にはウィルソンがトマックをかわして2位に浮上。僅差のまま迎えた5周目には、トマックがウィルソンの前に出る。その後ウィルソンが抜き返す際、接触したトマックがコースアウト。転倒せずコースに復帰したトマックは、猛然とウィルソンを追い詰め、8周目にアタックを敢行。コーナーの立ち上がりでぶつかり合ったチャンピオン争いだったが、ウィルソンの転倒によりひとまずトマックが優位に立った。この時点でのポジションはトマック2位、ウィルソン7位。しかしトマックは最終ラップに、スタート11位からポジションアップしてきたムスキャンに抜かれてしまう。チェッカーはサイプス、ムスキャン、トマックの順に振られた。
 一方のウィルソンは転倒で腕と肩を痛めたらしく、後半はペースアップもままならず。前にいたマーティン・ダバロス(スズキ)の転倒でポジションを得ながら、オープニング13位から追い上げてきたジェイソン・アンダーソン(スズキ)に抜かれ、7位でフィニッシュした。この結果、SXライツ・ウエストのランキングは首位トマック、4点差の2位ウィルソンと入れ替わった。チャンピオンシップの行方は、次戦ソルトレイクシティと最終戦ラスベガスにかかっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 29 A・ショート Supercross.com Honda "18.32.069 DUNLOP user
2 70 K・ロクスン Red Bull KTM +2.082 DUNLOP user
3 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki +2.761 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +3.619 DUNLOP user
5 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha +10.179  
6 5 R・ダンジー Red Bull KTM +13.826 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 53 R・サイプス Star Valli Yamaha "13.58.112 DUNLOP user
2 38 M・ムスキャン Red Bull KTM +3.686 DUNLOP user
3 17 E・トマック Geico Powersports Honda +5.389 DUNLOP user
4 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +6.018 DUNLOP user
5 58 W・ハーン Geico Powersports Honda +8.402 DUNLOP user
6 44 J・アンダーソン Rockstar Suzuki +23.765 DUNLOP user

AMAスーパークロス第15戦/ライツ・ウエスト第7戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 323 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha 222  
3 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda 219 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM 207 DUNLOP user
5 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 191 DUNLOP user
6 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 178  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 E・トマック Geico Powersports Honda 134 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 130 DUNLOP user
3 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 119 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM 111 DUNLOP user
5 53 R・サイプス Star Valli Yamaha 78 DUNLOP user
6 50 N・イズィ Star Valli Yamaha 78 DUNLOP user