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■ 2012/10/21 第9戦 MFJ-GP モトクロス大会 宮城県 スポーツランドSUGO
天気 気温 観客
晴れ時々曇り 24度 4,620人(2日間)

成田亮&ダンロップタイヤが、2年連続で全日本最高峰クラスチャンピオン!


昨年までよりも1戦少ない、年間9大会が設定された今季の全日本モトクロス選手権は、いよいよこれが最終戦。春の第4戦でも使用された宮城県のスポーツランドSUGOで、決戦が繰り広げられた。斜度30度の急勾配を上る大坂をはじめ、アップダウンに富む雄大なレイアウトが施されたSUGOインターナショナルモトクロスコースは、粘土質の路面を事前に掘り起こす入念な整備により、最終戦にふさわしいベストコンディションに仕上げられていた。決勝日の天候は、朝はやや崩れて、瞬間的に降雨もあったが、基本的には晴れまたは曇り。最高気温は20度を超えた。
 
全日本最高峰となるIA-1では、ホンダに移籍した今年もダンロップタイヤを愛用し、シーズン序盤からランキングをリードしてきた成田亮選手(#1)が、2番手と45ポイント差のトップで今大会に臨んだ。決勝ヒート1を11位でゴールすれば、ライバルの成績に関係なく、シリーズタイトル獲得が決定する状況ながら、成田選手が狙うのは優勝でのチャンピオン確定。成田選手はスタート直後からトップに立ち、この目標に向かってレースを進めた。しかし、やはりタイトルを意識してかやや走りがカタく、後続の追撃を許してしまう展開に。それでも、レース終盤までトップを守り続けた成田選手だったが、残り3周となった16周目に痛恨の転倒。これにより、5位フィニッシュでの年間タイトル決定となった。成田選手の活躍により、ダンロップタイヤはV2を達成した。
 
また決勝ヒート2では、再び1周目から成田選手がトップを走行。これをライバルたちが追う、ヒート1と同じような序盤の展開となった。しかしこのレースでは、成田選手が本来の強さを発揮。最後までアドバンテージを守り、シーズンを締めくくる今季14勝目を挙げた。なお、1周目7番手から着実な走りをみせた島崎大祐選手(#52)が6位に入賞。ヒート1を7位でゴールしていた島崎選手は、両ヒート総合成績で5位となった。また星野裕選手(#123)は、ヒート1こそ11位に終わったが、ヒート2は1周目から順位を守って5位に入賞した。「ヒート1は、正直なところ勝てなくて本当に悔しかったです。もっとも、そのうっぷんはヒート2で晴らすことができたので、最終的にはシリーズタイトルが獲得できたことを本当にうれしく思います」と成田選手。「全勝の夢は来年にとっておきますが、9大会のすべてでのヒート優勝を達成できました」と笑顔で地元ファンに報告した。


スポット参戦したフォード・デイル選手が両ヒートを制覇!


毎年秋にSUGOで行われる全日本モトクロス選手権は、グランプリ大会という位置づけとなっていて、MFJライセンス以外の国際ライセンス所持者も参戦できる。この制度を利用し、成田亮選手のチームであるN.R.T.が、今季のオーストラリア選手権MX2チャンピオンに輝いたフォード・デイル選手(#41)の参戦をセッティング。コーディネイトを担当した、今季は成田選手のトレーナーを務める勝谷武史選手は、「日本のライダーに、世界との差を知ってもらうために来てもらいました」と、経緯を語ってくれた。そのデイル選手は、決勝で実力を完全披露。ヒート1では、スタートからトップに立つと、2周目には日本人ライダーを圧倒する最速ラップタイムを叩き出し、一気に後続との差を拡大。最終的には、1周目20番手以下という苦しい状況から見事に追い上げて2位に入賞した田中雅己選手(#113)よりも、40秒弱も早くにチェッカーを受けた。
 
また決勝ヒート2でも、デイル選手はオープニングラップからトップを走行。後続を大きく引き離していった。ヒート1では日本人最高位となり、ヒート2でデイル選手の速さに少しでも触れようと試みた田中選手は、レース序盤から3番手争いを展開。ところが7周目に転倒を喫して、7番手まで順位を落としてしまった。田中選手の後退により4番手へと浮上したのは竹中純矢選手(#57)。ヒート1では、3番目にチェッカーを受けながら、黄旗区間での追い越しにより1周減算のペナルティを受けてしまった竹中選手は、今度こそ正真正銘の表彰台登壇を果たすべく、力走を続けた。そしてレースは、17周で終了。デイル選手が、再び余裕のトップチェッカーを受けて優勝。竹中選手は3位入賞を果たした。また田中選手は5位でフィニッシュ。今大会の結果により、田中選手はランキングを3位へとひとつ上げて、今シーズンを終了することになった。


ダンロップ勢同士の勝負を邵洋子選手が制して初の女王に!

好成績だった6戦分の合計ポイントで年間タイトルが争われるレディースクラスは、邵洋子選手(#2)が安原さや選手(#20)をわずか1ポイントリードして、この最終戦を迎えた。その決勝レース。邵選手と安原選手はいずれもスタートでやや出遅れ、両者が並んで十数番手で1コーナーをクリア。しかしここから、両者とも順調に追い上げ、4周目には安原選手がトップ、邵選手が2番手となりこの直接対決に勝利した方が、年間タイトルも獲得できる状況となった。
 
そして5周目、邵選手が安原選手を抜いて逆転に成功。その翌周に、ファステストラップタイムを叩き出して逃げ切りを図った邵選手に対し、安原選手はややペースが上がらず、両者の差は拡大。レースは8周でチェッカーとなり、邵選手がシリーズタイトル獲得を今季5度目の優勝で決めた。「全日本チャンピオンは、子供のころからの夢だったので本当にうれしいです」と邵選手。一方の安原選手は、「昨年はケガで走れなかったので、負けたのは悔しいけどレースの楽しさを再認識できたという点では満足できました」と今季を振り返った。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `32.51.959  
2位 平田 優 TEAM HRC Honda `32.52.686  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `32.53.139  
5位 成田 亮 TEAM HRC Honda `33.30.707 DUNLOP user
7位 島崎 大祐 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `33.36.766 DUNLOP user
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `33.43.628 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 TEAM HRC Honda `33.33.692 DUNLOP user
2位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `33.36.208  
3位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.37.884  
5位 星野 裕 グリーンクラブ&パーク神戸RT Kawasaki `33.54.321 DUNLOP user
6位 島崎 大祐 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `34.25.593 DUNLOP user
8位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.45.914 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 Ford Dale N.R.T. Honda `33.29.322 DUNLOP user
2位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ×CRF Honda `34.06.401 DUNLOP user
3位 星野 優位 SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `34.11.455  
4位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `34.23.824 DUNLOP user
6位 斉藤 嵩 SRF関東オートスポーツ清水 Suzuki `34.31.959 DUNLOP user
7位 上田 康平 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `34.35.778 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 Ford Dale N.R.T. Honda `32.25.730 DUNLOP user
2位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.34.600  
3位 竹中 純矢 グリーンクラブ成田MXパーク
with ピュアテックレーシング
Kawasaki `32.45.711 DUNLOP user
4位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `32.50.955 DUNLOP user
5位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ×CRF Honda `32.59.160 DUNLOP user
7位 斉藤 嵩 SRF関東オートスポーツ清水 Suzuki `33.11.003 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `17.21.013 DUNLOP user
2位 安原 さや 名阪レーシング Yamaha `17.24.323 DUNLOP user
3位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki `17.27.665  
4位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki `17.35.528 DUNLOP user
5位 勝股 七海 BIKE SHOP JUN with 1WD Honda `17.42.173 DUNLOP user

第9戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 TEAM HRC Honda 423 DUNLOP user
2位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 375  
3位 平田 優 TEAM HRC Honda 309  
6位 小方 誠 TEAM HRC Honda 259 DUNLOP user
7位 星野 裕 グリーンクラブ&パーク神戸RT Kawasaki 230 DUNLOP user
9位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki 205 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 山本 鯨 Team SUZUKI Suzuki 375  
2位 星野 優位 SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda 372  
3位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ×CRF Honda 346 DUNLOP user
5位 竹中 純矢 グリーンクラブ成田MXパーク with
ピュアテックレーシング
Kawasaki 267 DUNLOP user
7位 斉藤 嵩 SRF関東オートスポーツ清水 Suzuki 232 DUNLOP user
8位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki 217 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 152 DUNLOP user
2位 安原 さや 名阪レーシング Yamaha 146 DUNLOP user
3位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki 129 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki 123  
5位 伊集院 忍 YAMAHA Racing Youth with RT鷹 Yamaha 102 DUNLOP user