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■ 2012/4/1 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
天気 気温 観客
晴れ 12.3度 7,000人

加賀山選手が4位でチェッカーを受ける




昨年は東日本大震災の影響で開幕が遅れたが、今年は無事に開幕戦を迎えた。
今シーズン、JSB1000クラスにはダンロップユーザーにベテランの加賀山就臣選手(SUZUKI)が加わった。
加賀山選手は、ワールドスーパーバイクや英国選手権で活躍してきた実力者で、昨年からTeam KAGAYAMAを率いて全日本選手権に参戦。今年はダンロップを使用して、全日本初タイトルを狙う。
また、昨年同様MotoMap SUPPLYの今野由寛選手(SUZUKI)と、DOG FIGHT RACING YAMAHAの藤田拓哉選手(YAMAHA)がエントリーしている。
土曜日の公式予選。今年最初の予選は走行開始直前に雨が降り出し、雨と強風という厳しいコンディションの中でノックダウン方式で行われた。
全車が第1セッションに臨み1位から23位までが第2セッションに進む。さらに第2セッションの12位以上が最後の第3セッションに進んで、上位のグリッドを決めていく。
加賀山選手は第1セッション、第2セッションと2位につけていた。そして、第3セッションは、開始直前にさらに雨が強まり中止。この結果、加賀山選手は総合2番手となった。
「今年からダンロップタイヤを使用しているので、まだやることがいっぱいある状況です。セッティングでは、マシンがはねる症状が出ていてまだ直っていませんが、それを人間でカバーしたいです。開幕戦なので手探りの状態ですが、とにかくがんばります」と加賀山選手は語った。
また、藤田選手は9番手、今野選手は13番手となっている。
 
決勝当日は、前日とは打って変わって晴天となった。とはいえ、風は冷たく、気温12度と肌寒い気温だった。
決勝レースがスタートすると、加賀山選手がホールショットを決める。1周目に高橋巧選手(HONDA)がトップに立ち、加賀山選手は2位につけて中須賀克行選手(YAMAHA)、柳川明選手(KAWASAKI)と2位争いを展開する。
しかし、中盤に向けて、加賀山選手は思ったようにペースを上げることができない。中須賀選手、柳川選手に抜かれ、10周目には4位に後退する。その後、加賀山選手は4位をキープ。表彰台には登れなかったが、4位でチェッカーを受けた。
「スタートはよかったが、セッティング不足でうまくペースを上げることができなかった。思ったような走りができず我慢のレースとなってしまった。優勝を狙っていたので残念です。4位を守ってゴールするのがやっとでした。このあと岡山でテストがあるので、いいセッティングをみつけて次の鈴鹿2&4に臨みたいです」と加賀山選手は語った。
また、藤田選手は11位でゴール。今野選手は7位を走行中にシフトトラブルが発生してピットイン。再スタートしたものの、結局ピットインリタイアとなってしまった。


佐藤選手が追い上げて5位に入る




12シーズン目を迎えたST600。マシンの改造範囲が狭く、タイヤは溝付きのスポーツタイヤを使用する。
ダンロップ勢では、ST600で4シーズン目を迎える中冨伸一選手(YAMAHA)、佐藤裕児選手(YAMAHA)、國川浩道選手(HONDA)などがエントリーしている。
予選はドライコンディションで行われたが、強い風に悩まされてしまう。
セッティングに苦しむと國川選手が6位、佐藤選手7位、中冨選手は9位。アジア選手権で活躍するマレーシア人ライダー、Z・ババ選手(YAMAHA)がスポット参戦して11番手。津田拓也選手(SUZUKI)が16番手につけた。
 
決勝レースが始まると、佐藤選手は7位、中冨選手は8位につけ、5台からなる第2集団に加わっていく。そして、第2集団はすぐに先頭集団に追い付き、10台が僅差のトップ集団を形成していく。
佐藤選手、中冨選手はこのグループの中で必死の走りを見せていく。
レース中盤の8周目、佐藤選手は先頭集団に中で7番手を走行。中冨選手は先頭グループからやや遅れるが9番手につけていく。
そして、佐藤選手は終盤に上位争いから遅れるが、岩崎哲朗選手(KAWASAKI)と5位争いを展開。中冨選手は横江竜司選手(YAMAHA)と7位を争っていく。
佐藤選手は、残り3周で岩崎選手を捕らえると5位でチェッカーを受けた。
中冨選手も終盤に横江選手をとらえて7位をつかんだ。
また、ババ選手は9位、津田選手は10位、國川選手は11位に入っている。


渡辺選手が2位表彰台を獲得




今年で3年目となったJ-GP2クラス。4ストローク600ccマシンで、世界GPMoto2フレームのマシンと、ST600ベースのマシンが混走し、改造範囲はST600クラスより広い。タイヤは、スリックタイヤを使用している。
ダンロップ勢では、渡辺一樹選手(KAWASAKI)、大木崇行選手(HONDA)などが参戦している。
予選はドライコンディションで行われ、渡辺選手が3位フロントローをゲット。大木選手が予選9位につけた。
 
決勝が始まると、渡辺選手は1周目に3番手につける。2周目に2位の野佐根航汰選手(YAMAHA)が転倒すると、渡辺選手はトップの関口太郎選手(YAMAHA)の後ろにぴたりとつける。
3周目、渡辺選手は関口選手を抜いてトップに浮上。後ろから関口選手、さらに浦本修充選手(HONDA)が僅差で続き、渡辺選手、浦本選手、関口選手の3台がトップ争いを開始する。
 
中盤になると浦本選手が先頭に立つ場面もあるが、渡辺選手はすぐにトップを奪回。3台は何度も順位を入れ替えていく。
レース終盤、関口選手は徐々に後退するが、渡辺選手と浦本選手のバトルは続いていく。
 
そしてラストラップ、渡辺選手が先行していったが、浦本選手がダウンストレートの後の90度コーナーでアタック。渡辺選手は浦本選手の先行を許すと、惜しくも2位となった。
「予選は固めのタイヤで走ったが、今日はやわらかめのタイヤを使った。終盤までペースを維持して走れた。1年以上レースしていなかったので、久々のレースで表彰台に上がれてうれしいです。次の筑波でさらにレベルを上げたいです」と渡辺選手は語った。
また、渡辺選手はレース中にコースレコードを更新する速さを見せていた。
一方、大木選手はレース序盤から9番手につけていた。その後、順位を上げることはできなかったが、9位完走を果たしている。


山本選手が接近戦を制して開幕優勝を決める





今年からJ-GP3クラスは、4ストローク250マシンのみの戦いとなった。ほとんどのライダーがホンダNSF250Rでエントリーしている。
また、今シーズン、MotoGPのMoto3クラスへ挑戦する藤井謙汰選手(TSR)がスポット参戦。藤井選手は昨年のJ-GP3クラスチャンピオンだ。ただし、藤井選手は賞典外でポイントは付かない。
 
J-GP3の予選もドライコンディションながら、強風の中で行われた。長島哲太選手(HONDA)がポールポジションを獲得。実は、事前テストで右足の付け根の骨盤にひびを入れていたが、ケガをおして参戦していた。
「ケガの影響はそれほどなかった。不安はあったけど、今週は最初から思ったより攻められた。今日は風が強かったけど、セッティングを変えていって、だんだんよくなった。明日はさらにタイムを上げてコースレコードを更新して、逃げるレースがしたいですね」と長島選手。
 
2番手に藤井選手、3番手はTeam NOBBYの山本剛大選手(HONDA)が入り、ダンロップ勢がフロントローを独占。
同じくTeam NOBBYの森俊也選手(HONDA)が7位。昨年まで参戦していた宇井陽一選手が監督を務めるチームの小室旭選手(HONDA)が8位。ホンダNSFのマシン開発をしながらレースしている仲城英幸選手(HONDA)は13番手につけている。
 
決勝レースがスタートすると、藤井選手がホールショット。3コーナーで長島選手がトップに立ち、長島選手、藤井選手がレースをリード。上位2台の後ろで山本選手と、徳留真紀選手(HONDA)が3位争いを見せていく。
中盤に入っても、長島選手と藤井選手が僅差でトップ争いを展開。さらに、徳留選手を引き離した山本選手が前の2台に接近。長島選手、藤井選手、山本選手の3台が先頭争いを始める。
トップの3台は、何度も順位を入れ替えながらレースは終盤へと向かった。
最終ラップは、藤井選手、山本選手、長島選手のオーダーで突入。ダウンヒルストレートで3台が横に並び、激しいドッグファイトとなる。そして、ゴール目前のビクトリーコーナー入口で長島が無念のクラッシュ。山本選手が僅差で優勝。2番手で藤井選手がゴールした。
「スタートで失敗したけど、追い付ける自信があった。落ち着いて追い付いていった。追い付いてからは、最後まで待っていた。90度コーナーで前にでる作戦で、うまくいった。開幕戦で勝ててうれしいです」と山本選手。 藤井選手には順位がつかないが表彰台には並んだ。「マシンに少し問題があったので、厳しかった。問題がなかったらぶっちぎれたと思う。GP開幕前にもてぎでレースができてよかったです」と藤井選手。
 
また、ダンロップユーザーの國峰啄磨選手(HONDA)がベテランの徳留選手と競り合う大健闘を披露。國峰選手は徳留選手に続いて僅差の4番手でゴール。藤井選手が賞典外のため、國峰選手が初の表彰台3位を獲得した。
「スタートで遅れてあせってしまったが、落ち着いて追い上げていった。徳留さんと競り合いになって、最後は前に出られなかったが勉強になった。今日の結果は自信になったので、これからも表彰台に上がりたいです」と國峰選手は語った。
また、仲城選手は6位、森選手は7位を獲得。小室選手は5周目のS字コーナーで転倒してしまった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha '33.11.103  
2位 高橋 巧 MuSASHi RT ハルクプロ Honda '33.19.479  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '33.32.250  
4位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '33.43.851 DUNLOP user
リタイヤ 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '22.03.002 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Polamai Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '34.52.151  
2位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '34.52.245  
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '34.53.671  
5位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '34.59.107 DUNLOP user
7位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '35.00.825 DUNLOP user
9位 Z.Baba PETRONAS YAMAHA Malaysia/41PLAN Yamaha '35.07.342 DUNLOP user
10位 津田 拓也 West Power Suzuki '35.08.001 DUNLOP user
11位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda '35.08.659 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 浦本 修充 MuSASHi RTハルクプロ Honda '34.36.928  
2位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '34.37.031 DUNLOP user
3位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR '34.42.008  
9位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda '35.21.314 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山本 剛大 Team NOBBY Honda '28.34.512 DUNLOP user
賞典外 藤井 謙汰 F.C.C.TSR-CIP Honda TSR '28.34.729 DUNLOP user
2位 徳留 真紀 MuSASHi RT ハルクプロ Honda '28.40.105  
3位 國峰啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda '28.40.202 DUNLOP user
6位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda '28.50.407 DUNLOP user
7位 森俊也 Team NOBBY Honda '28.51.042 DUNLOP user
30位 長島哲太 Projectμ7C HARC Honda '26.32.938 DUNLOP user
リタイア 小室旭 41PLAN Global communication Ioda Honda '8.24.045 DUNLOP user

第1戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha 25  
2位 高橋 巧 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 22  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 20  
4位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 18 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.POLAMAI Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 25  
2位 D.KRAISART Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 22  
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 20  
5位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 16 DUNLOP user
7位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 14 DUNLOP user
9位 Z.Baba PETRONAS YAMAHA Malaysia/41PLAN Yamaha 12 DUNLOP user
10位 津田 拓也 West Power Suzuki 11 DUNLOP user
11位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda 10 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 浦本 修充 MuSASHi RTハルクプロ Honda 25  
2位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 22 DUNLOP user
3位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 20  
9位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda 12 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 山本 剛大 Team NOBBY Honda 25 DUNLOP user
2位 徳留 真紀 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 22  
3位 國峰啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda 20 DUNLOP user
6位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda 15 DUNLOP user
7位 森俊也 Team NOBBY Honda 14 DUNLOP user