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■ 2012/5/13 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 SUPERBIKE RACE in TSUKUBA
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晴れ 20度 14,200人

加賀山選手が2位表彰台を獲得





第2戦鈴鹿から約1カ月後、JSB1000クラスは3戦目を迎えた。
鈴鹿で表彰台3位に上がった加賀山就臣選手(スズキ)は、前週に筑波サーキットで事前テストをこなし第3戦に臨んだ。
土曜日に行われた予選は、ドライコンディションながら強風の中で行われた。
加賀山選手は徐々にタイムをつめていくと、終盤ベストタイムをマーク。残り1分で第2ヘアピン立ち上がりでスリップダウンしたがケガはなく、4番手で予選を終えた。
「事前テストで出た問題点をおさらいして、対策して今回に臨みましたが、まだセッティングがうまくいっていない。スライドコントロールが思ったようにできていない。最後の転倒は滑っただけで大したことはないです。これからスタッフと相談して、セッティングを詰めます。タイヤは2種類に絞っていて、明日のコンディションを見て、ダンロップさんと相談したりしながら最終的に決めます」と加賀山選手は語った。
また、今野由寛選手(スズキ)は8位3列目に並んだ。
 
決勝当日も晴天に恵まれた。決勝レースが始まると2列目からスタートした加賀山選手がホールショット。スタート直後の第1コーナー立ち上がりでマシンが一瞬振られるが乗り切り、1周目を3番手で通過する。
2周目ころから、加賀山選手は山口辰也選手(ホンダ)と3位争いを展開。山口選手に追われていくが、3位をキープ。差を広げるべく、気合いの入ったライディングを見せていく。
中盤には3位加賀山選手と4位山口選手の差は1秒半と広がる。その後、山口選手に約1秒まで差を詰められるが、加賀山選手は粘り強い走りで山口選手を寄せ付けない。
そして、18周目にトップ争いをしていた高橋巧選手(ホンダ)が転倒して後退すると、加賀山選手は2位に順位を上げる。
その後も加賀山選手は山口選手に追われていくが、最後は3秒以上引き離して2位でチェッカーを受けた。
「ホールショットは狙っていました。もちろん優勝を目指していましたが、3周目までペースを上げるのが難しかったので、前の2人についていけなかった。その後ペースをつかんで、最後までいいペースで走り切ることができた。今年、タイヤをダンロップさんにスイッチして、少しずつタイヤの特性に慣れてきているところです。タイヤも開幕のもてぎ、第2戦鈴鹿と少しずつステップアップしているので、シーズン後半戦は巻き返せると思います」と加賀山選手は語った。
また、今野選手は徐々に追い上げて6位に入る健闘を見せた。


中冨選手が5位を獲得



他のクラスはレース用の溝なしスリックタイヤを使うが、溝付きのスポーツタイヤを使用するのがST600クラスだ。
予選では、伊藤勇樹選手(ヤマハ)が7位、佐藤裕児選手(ヤマハ)9位、中冨伸一選手(ヤマハ)10位となった。
 
決勝レースが始まると、4列目からスタートした中冨選手は8番手につけ、すぐに追い上げを図っていく。
6周目には小林龍太選手(ホンダ)を抜いて6位に上がる。
中盤に入ると、中冨選手はD・クライサルト選手(ヤマハ)、岩崎哲朗選手(カワサキ)、井筒仁康選手(カワサキ)と第2集団を形成して3位争いを演じていく。
中冨選手は、順位アップを図るべく懸命のライディングを披露していく。
そして、最終ラップに井筒選手が転倒。中冨選手はこれで順位をひとつ上げて5位でゴールした。
「3位集団に追い付いて隙をうかがっていたけど、勝負どころを作れず5位でゴールとなった。結果には満足していませんが、これが今回の全力でした。次のオートポリスではトップ争いできるようにがんばります」と中冨選手はコメントした。
また、伊藤選手は8位、國川選手は10位に入る。一方、佐藤選手はレース序盤に転倒してリタイアした。


渡辺選手、中本選手が僅差の1、2位




JSB1000クラス以外は、4月1日の開幕戦以来の2戦目となった。
世界グランプリのMoto2クラスを意識して作られたJ-GP2クラスでは、中本郡選手(ヤマハ)がコースレコードを更新する速さを披露。全日本初のポールポジションを獲得した。
「事前テストから調子がよかった。もてぎからセッティングを変えて、よくなった。地元筑波ということで、走り慣れていることもある。最後に新しいタイヤを装着して思いっきりアタックして、ポールポジションを取れました。明日は最後まで集中して走りたいです」と中本選手は語った。
続いて、渡辺一樹選手(カワサキ)が2番手。大木崇行選手(ホンダ)が9位となっている。
 
決勝レースが始まると、中本選手がホールショット。後ろから野佐根航汰選手(ヤマハ)、高橋英倫選手(カワサキ)、渡辺選手などが続く。
トップの中本選手はすぐさま引き離しにかかり、5周目には1秒半のリードを奪う。2位争いは、野佐根選手と渡辺選手が展開。渡辺選手は4周目に野佐根選手を抜き去るとトップの中本選手を追いかけ始める。
トップの中本選手は必死で逃げていくが、渡辺選手は少しずつ差をつめていく。
1秒半あった差は詰まっていき、中盤の13周目にはついにコンマ5秒、テールトゥノーズとなる。
中本選手と渡辺選手は僅差で終盤へと向かい、残り3周でついに渡辺選手が中本選手を抜きさる。
トップに立った渡辺選手は逃げ切りを図り、中本選手もトップ奪回を目指してテールにくらいついていく。 そして、渡辺選手は、最後までトップを守り切り念願の全日本初優勝を達成。
「前回は悔し涙で終わったけど、今回は笑顔でみんなの前に戻ってこれた。途中、中本さんになかなか追いつかなくてきつかったけど、このまま行けばなんとかなるかなと思っていた。22周目に第2ヘアピンで前に出てからペースを上げたかったけど、無理だった。今回はセッティングも決まっていい感じで走れた。」と渡辺選手。
続いて中本選手は2位となった。 「スタートが決まったので、このまま差が開けばいいなと思って全力で走った。中盤は抑えていって、終盤に余力を残したおいたつもりだったけど、ミスしたときに追い付かれて抜かれてしまった。最後ペースを上げたかったけど、無理だった」と中本選手はコメントした。また、大木選手は6位に入っている。


長島選手が独走で今季初優勝を決める




J-GP3クラスでは、長島哲太選手(HONDA)が予選1回目からトップタイムをマーク。午後にはさらにタイムを更新して、ポールポジションを獲得した。
「コースレコードは更新したいと思っていたので、よかった。目標はもっと速いタイムだったので、悔しさもある。明日はスタートを決めて、序盤から逃げて、落ち着いて走っていきたい。自分のレースをすれば勝てるんじゃないかと思う」
続いて、開幕戦ウィナーの山本剛大選手(ホンダ)は3位フロントローを確保した。
また、森俊也選手(ホンダ)は4位、國峰啄磨選手(ホンダ)は5位。仲城英幸選手(ホンダ)は7位につけた。
 
決勝レースは、長島選手のホールショットで始まった。長島選手は、オープニングラップから引き離しにかかり、1周目に早くも後続に約1秒の差をつける。
2位以下は、山田誓己選手(ホンダ)、森選手、仲城選手、山本選手、國峰選手などが続く。
トップの長島選手は着々と後続を離していき、中盤には独走体制を築く。 単独2位には山田選手がつけ、3位争いは大混戦となる。
仲城選手、森選手、國峰選手、山本選手、菊池寛幸選手(ホンダ)など9台が激しいドッグファイトを展開していく。
レース後半に入っても長島選手はハイペースで独走。このままポールトゥウィンで今季初優勝を決めた。
「前回は悔しいレースだったので勝ててうれしい。1周目に前に出てからは自分のイメージどおりに走れた。途中でコースレコードを出せなかったのは悔しいです。タイヤの使い方もうまくいき、いいセッティングができました」と長島選手。
 
3位争いは終盤へ向けて激化していった。中盤まで仲城選手が3位集団をリードしていたが、16周目に國峰選手がこの集団の前にでる。
レース終盤に入ると、仲城選手は少し順位を下げ、國峰選手、菊池選手を中心に3位争いの激戦が演じられていく。
最終ラップを迎えた時、3位集団は、菊池選手、國峰選手、亀井雄大選手(ホンダ)、仲城選手のオーダー。
最後のバトルが演じられていったが、アジアコーナーで國峰選手は無念の転倒。仲城選手は、最後に追い上げて4位でゴールしている。
また、山本選手は6位、森選手は8位となった。
一方、國峰選手は黄旗区間中転倒により失格となった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha '28.19.943  
2位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '28.30.465 DUNLOP user
3位 山口 辰也 TOHO Racing with MORIWAKI Honda '28.33.630  
6位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '28.58.642 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 津田 拓也 West Power Suzuki '24.28.051  
2位 C.Polamai Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '24.29.533  
3位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '24.37.082  
5位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '24.38.218 DUNLOP user
8位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha '24.48.756 DUNLOP user
10位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda '24.50.226 DUNLOP user
リタイヤ 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '7.11.423 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '24.17.923 DUNLOP user
2位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha '24.18.234 DUNLOP user
3位 野左根 航汰 ウェビックチームノリックヤマハ Yamaha '24.25.747  
6位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda '24.40.409 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 長島 哲太 Projectμ7C HARC Honda '25.04.868 DUNLOP user
2位 山田 誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE Honda '25.09.255  
3位 菊池 寛幸 Kohara Racing Honda '25.26.704  
4位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda '25.27.975 DUNLOP user
6位 山本 剛大 Team NOBBY Honda '25.28.137 DUNLOP user
8位 森俊也 Team NOBBY Honda '28.28.552 DUNLOP user
失格 國峰啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda - DUNLOP user

第3戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha 72  
2位 高橋 巧 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 61  
3位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 60 DUNLOP user
10位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 25 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.POLAMAI Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 47  
2位 D.KRAISART Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 42  
3位 津田 拓也 West Power Suzuki 36  
6位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 30 DUNLOP user
8位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha 22 DUNLOP user
9位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda 21 DUNLOP user
13位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 16 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 47 DUNLOP user
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 38  
3位 岩田 悟 CLUB PLUS ONE Honda 34  
4位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha 33 DUNLOP user
9位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda 27 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 山本 剛大 Team NOBBY Honda 40 DUNLOP user
2位 徳留 真紀 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 38  
3位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda 33 DUNLOP user
5位 森俊也 Team NOBBY Honda 27 DUNLOP user
6位 長島 哲太 Projectμ7C HARC Honda 25 DUNLOP user
11位 國峰 啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda 20 DUNLOP user