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■ 2012/10/7 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
天気 気温 観客
晴れ 24.3度 5,500人

今野選手が5位、武田選手が7位に入る


第8戦岡山戦を迎えた。今回の戦いを含めて今シーズンは残り2戦となる。
JSB1000では、オートポリスで負傷欠場した加賀山就臣選手(SUZUKI)がケガの回復とリハビリに専念しているために今回も欠場。Team KAGAYAMAからは、武田雄一選手(SUZUKI)が初参戦を果たした。武田選手は、加賀山選手とともにダンロップタイヤの開発に携わっているベテランライダーだ。
「岡山国際サーキットは、テストで走りこんでいますが、市販車を使ったタイヤテストも多く、レースとなるとかなり勝手が違います。自分の走りをアピールしたいのはもちろんですが、今後のためにもレースでのデータを残したいです」と武田選手。
予選は、晴天の中でノックアウト方式で行われた。武田選手は、今季初の全日本参戦ながらテスト走行で走り慣れている岡山国際サーキットということもあり、Q1は6位、Q2は7位と順調にQ3セッションまで進み、8番手3列目を獲得した。
また、今野由寛選手(SUZUKI)は、好調な走りを見せると5位2列目、今季最高位からスタートすることになった。
 
決勝レースが始まると、1周目を今野選手は6位、武田選手は10位で戻ってくる。
今野選手は、序盤は東村伊佐三選手(カワサキ)と競り合いを展開。その後、5位清水郁巳選手(ホンダ)に追い付き、今野選手、清水選手、東村選手の3台で5位争いを繰り広げる。
一方、武田選手は久々のスプリントレースということで、序盤から慎重に周回を重ねる。そして、中盤から吉田光弘選手(ホンダ)、片平亮輔選手(ホンダ)と8位争いを開始。僅差の戦いを演じていく。
レース終盤になると、今野選手は他の2台を引き離して、単独5位を走行していく。そのまま安定したペースで周回を重ねると今季最高の5位入賞を決めた。
「今季一番の成績をとれました。次は、序盤が遅いのを何とかして、少しでも前に食らい付いていけるようにがんばります」と今野選手は語った。
 
また、武田選手は吉田選手、片平選手を離して8位。さらに、最後は東村選手が遅れ、武田選手は7位でチェッカーを受けた。
「自分ではまだまだいいタイムで走れると思うし、ラップタイムも順位も全然満足できないです。でも、今後への課題などがいろいろと分かったので、今後につながる走りはできたと思います。セッティングが決めきれないうちにレースになりましたが、もっと上のポジションで走りたかったです。最終戦は、今回のデータを生かすようにもっとがんばります」と武田選手は語った。


中冨選手が4位。タイトルへの望みをつなぐ



ST600クラスでは、首位のD・クライサルト選手(ヤマハ)に21点差で中冨伸一選手(ヤマハ)がランキング2位につけている。
予選で、中冨選手はセッティングに苦しむと9位。3列目から上位を目指すことになった。
また、國川浩道選手(ホンダ)10位、伊藤勇樹選手(ヤマハ)が12位となっている。
 
決勝レースが始まると中冨選手は順当なスタートを切り、1周目は6位につける。
序盤は、大崎誠之選手(ヤマハ)、渡辺一馬選手(ホンダ)、稲垣誠選手(ヤマハ)と5位争いを展開。6周目には、このグループの先頭に立ち、後続を離し始める。
レース中盤になると中冨選手は単独5位につけ、上位進出を狙っていく。そして、11周目になると上位の1台が遅れ、中冨選手が4位に浮上、2秒先の3位井筒仁康選手(カワサキ)との差を詰めていく。
中冨選手は最後は1.3秒差まで詰めたが惜しくも4位。とはいえ、中冨選手は首位クライサルト選手に25点差となり、タイトル争いは最終戦に持ち越された。
また、國川選手はチャタリングに苦しむと10位。伊藤選手は2周目のヘアピンで転倒したが、再スタートを切って24位となった。


渡辺選手が今季2勝目を挙げて、首位に浮上



首位の生形秀之選手(スズキ)に8点差の2位につける渡辺一樹選手(カワサキ)が、今季初のポールポジションを獲得した。
「今年、とれそうでとれなかったポールポジションがようやくとれました。レースウィークに入りマシンも仕上がってきて、予選でまとまった状態になったので、一発タイムを出せました。レースウイークに入ってから路面の状況が毎日変わっていて、決勝でも変わると思うので、その中で様子を見ながらいきたいですね。ランキングのことはあまり考えずに優勝だけを狙っていきます」と渡辺選手。
また、中本郡選手は7番手3列目からスタートする。
 
決勝レースがスタートすると、渡辺選手はスタート直後こそ野左根航汰選手(ヤマハ)の先行を許すが、すぐに抜き去ってトップに立つ。
先頭に上がるや渡辺選手はすぐに逃げ切りを図り、3周目に約2秒、5周目に約3秒のリードを築き、ハイペースで周回を重ねる。
終盤になると、トップの渡辺選手は、2位野左根選手に徐々に接近される。ラストラップには、野佐根選手に攻め寄られるが、逃げ切って今季2勝目を達成した。
「序盤はトップでリードを築けるだろうと思っていたけれど、自分のイメージしていたペースではなかった。序盤に4秒から5秒の差を築ければ逃げ切れると思っていたけれど、サインボードで最大でも3秒差なのを確認していたので、後半はキツくなるなと思いました。ランキングトップに返り咲くことはできましたが、最終戦は気を引き締めていきます。鈴鹿は大好きなコースなので、いいレースができると思います。テストでもいいタイムが出ているので、勝ってチャンピオンを決めたいですね」と渡辺選手。
首位の生形選手が10位に終わったため、渡辺選手が逆転して6点差のランキングトップに上がった。
また、中本選手は1周目は19位だったが、徐々に追い上げると、12位でチェッカーを受けた。


長島選手が独走で今季3勝目、ランキング2位に浮上




J-GP3クラスでは、長島哲太選手(ホンダ)が、2位以下に約コンマ8秒の差をつけて、今季2度目のポールポジションを獲得した。
「コースレコードを更新することが目標でしたが最後のアタック中に赤旗が出てしまった。それまでのセクションで赤マークが点いていたので悔しいですね。アベレージも悪くないので、決勝はたぶん一人旅になりそうですがまわり次第ですね。山田誓己さんや山本剛大さん、仲城英幸さんもテストでは速かったので、決勝でどこまでタイムを上げてくるかですね。前回のオートポリスではバトルになってしまったので、今回は逃げのレースがしたいと思っています」と長島選手。
続いて山本剛大選手(ホンダ)が2位につける。
また、森俊也選手(ホンダ)は4位2列目、國峰啄磨選手(ホンダ)5位、仲城英幸選手(ホンダ)6位に並んだ。
 
決勝レースが始まると長島選手がホールショット。1周目から後続を引き離していく。2位以下は國峰選手、仲城選手、森選手、山本選手、山田誓己(ホンダ)選手、亀井雄大選手(ホンダ)の6台がセカンド集団となる。
トップの長島選手は4周目には4秒以上のリードを奪い、序盤から独走体制を築く。
レース中盤、トップは長島選手が単独で走り続け、2位争いは依然として6台が密着状態を続ける。仲城選手、國峰選手、山本選手を中心に2位争いは展開されていく。
レース終盤、長島選手は10秒以上の大量リードをつけて完全に一人旅。2位争いは6台が激しく競り合い、残り3周というところで仲城選手が転倒リタイアしてしまう。これで、國峰選手、山本選手、森選手、山田選手、亀井選手の5台となり、國峰選手が逃げ始める。
長島選手は独走で3勝目を達成。ポイントテーブルでは、首位の徳留真紀選手(ホンダ)に17点差と差を詰めている。
「スタートから逃げるという、作戦通りのレースができました。目標としていたレコードを記録できなかったのは残念で悔しいです。MotoGPを目標としているので、GPライダーのように序盤にペースを上げることを課題としています。それができたので、独走のレースにつながったと思います。今年はノーポイントのレースがありましたが、ここでランキング2位に上がり、チャンピオンの可能性が生まれてきたので、あきらめずにがんばります」と長島選手。
 
続いて、激しい2位争いを制した國峰選手がゴール。
「長島選手を追いかけたかったのですが、2位争いからなかなか抜け出すことができませんでした。終盤、ペースアップして抜け出そうとしたときに、後方で仲城さんがコースアウトしたことで、後ろとの差が開き、2位を守ることができました。転倒したレースもありましたので、優勝の方がもちろんいいですが、2位もすごくうれしいです。」
3位争いは、最後は山本選手、森選手、山田選手の戦いとなり、山本選手、森選手は惜しくも4、4位となった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha '30.04.975  
2位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '30.13.201  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '30.19.133  
5位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '30.51.482 DUNLOP user
7位 武田 雄一 Team KAGAYAMA Suzuki '31.04.640 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Polamai Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '23.28.495  
2位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '23.32.498  
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '23.35.788  
4位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '23.37.088 DUNLOP user
10位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda '23.49.933 DUNLOP user
24位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha '24.17.517 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '23.26.502 DUNLOP user
2位 野左根 航汰 ウエビックチームノリックヤマハ Yamaha '23.26.588  
3位 浦本 修充 MuSASHi RT ハルクプロ Honda '23.28.148  
12位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha '23.56.630 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 長島 哲太 Projectμ7C HARC Honda '24.16.031 DUNLOP user
2位 國峰 啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda '24.30.629 DUNLOP user
3位 山田誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE Honda '24.31.176  
4位 山本 剛大 Team NOBBY Honda '24.31.219 DUNLOP user
5位 森 俊也 Team NOBBY Honda '24.31.305 DUNLOP user
35位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda '19.37.422
-3laps
DUNLOP user

第8戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha 144  
2位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 116  
3位 山口 辰也 TOHO Racing with MORIWAKI Honda 102  
4位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 85 DUNLOP user
6位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 68 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 139  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 114 DUNLOP user
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 96  
8位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha 64 DUNLOP user
13位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 45 DUNLOP user
14位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda 45 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 108 DUNLOP user
2位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング Suzuki 102  
3位 高橋 英倫 PITCREW&松戸FLASH Kawasaki 95  
8位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda 81 DUNLOP user
12位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha 74 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 徳留 真紀 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 114  
2位 長島 哲太 Projectμ7C HARC Honda 97 DUNLOP user
3位 山田 誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE Honda 95  
4位 山本 剛大 Team NOBBY Honda 94 DUNLOP user
5位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda 94 DUNLOP user
6位 國峰 啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda 92 DUNLOP user
7位 森俊也 Team NOBBY Honda 87 DUNLOP user