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■ 2012/10/28 MFJ全日本ロードレース選手権 最終戦 第44回 MFJ-GP SUPERBIKE RACE in SUZUKA
天気 気温 観客
16.6度 8,000人

雨の中、レース1で今野選手が6位、レース2で藤田選手が6位を獲得




いよいよ2012年シーズンも大詰め、最終戦鈴鹿を迎えた。今回は15周の2レースが行われる。
オートポリスの転倒で大ケガを負った加賀山就臣選手(SUZUKI)はまだリハビリ中だが、松葉杖で歩く状態で鈴鹿に乗り込んだ。また、チームメイトの武田雄一選手(SUZUKI)もエントリー。Team Kagayamaは、2台体制となった。
予選はドライコンディションで、ノックアウト方式で行われた。Q1の結果がレース1のスターティンググリッド、Q3の結果がレース2のスターティンググリッドとなる。
武田選手はQ1で9位、Q3でも9位となり、2レースとも3列目につける。
また、加賀山選手は無理せず慎重に走行をこなし、2レースとも16番手からスタートすることになった。
今野由寛選手(SUZUKI)は、Q1の8番手でレース1を、Q3の10番手でレース2のグリッドに並ぶ。また、17歳の藤田拓哉選手(YAMAHA)は、レース1を13番手、レース2を12番手グリッドにつける。
 
<レース1>
決勝当日、朝から雨が降る厳しいコンディションとなった。徐々に雨足が強まる状況の中、ケガを負っている加賀山選手は欠場を決めた。
そして、雨の中、レース1がスタート。序盤から、今野選手9位、武田選手13位につけて、慎重なライディングを見せていく。
5周目、今野選手は安田毅史選手(HONDA)をパスして7位へ順位アップ。その後も安定した走りを見せていく。
濡れた路面に足をとられて転倒車が相次ぐなか、12位につけて武田選手は粘り強く走っていく。
そして、ラストラップに上位陣で転倒車があり、今野選手は6位でチェッカー。
武田選手は最終ラップで、徳留和樹選手(HONDA)、藤田選手を抜き去ると8位でゴールした。続いて藤田選手は10位となった。
 
<レース2>
雨は少し弱まったものの、依然として厳しいコンディションは続いていた。JSB1000のレース2は周回数を12周に短縮して始められた。
スタートが切られると、今野選手、武田選手、藤田選手とも慎重にスタートを切り、1周目を今野選手8位、武田選手10位、藤田選手12位で戻ってくる。
その後、武田選手はペースが上がらず、12位へと後退。今野選手は8位につけて、前を行く安田選手を追いかけていく。
一方、藤田選手は徐々に調子をつかむと、ハイペースで追い上げを開始。上位陣に脱落車がでる波乱含みの展開の中、藤田選手は武田選手、さらに須貝義行選手(DUCATI)を抜くと7位へと順位を上げる。
レース終盤、今野選手と藤田選手は6位争いを展開。最終ラップで藤田選手が前にでると、自己最高の6位でゴールした。
今野選手は7位となり、ランキング6位から5位に上げてシーズンを終えた。「鈴鹿の予選で自己ベストを更新できたし、苦手な雨も克服できたのでよかったです。ランキング5位なれました。もっと進歩できるようにこれからもがんばります」と今野選手。
また、武田選手は11位でチェッカーを受けた。


中冨選手はアクシデントに見舞われるが、ランキング2位を獲得

中冨伸一選手(YAMAHA)は、首位のD・クライサルト選手(YAMAHA)に18点差のランキング2位。僅かながらタイトルへの可能性を残している。
予選では、中冨選手は7番手3列目。「自己ベストを更新できたことはよかったです。明日は雨が降らなければいいレースができると思います」と中冨選手。ライバルのクライサルト選手は4位2列目に付ける。
また、國川浩道選手(HONDA)は12位につけた。
 
決勝レースがスタートすると中冨選手は順調なスタートを切り、1周目を6位で通過する。ところが、3周目のS字コーナーで他車の転倒にまきこまれそうになりコースアウト。中冨選手は転倒は免れたものの、24位へと順位を大きく下げてしまう。
その後、ポイント圏内を目指して中冨選手は粘り強く追い上げていく。
しかし、雨の中での追い上げは厳しく、中冨選手は19位でゴールした。とはいえ、井筒仁康選手(カワサキ)と同点のランキング2位で今シーズンを終えた。
「今日は惨敗でした。なんとかランキング2位は守りましたが、悔しいです」と中冨選手は話した。
また、國川選手は転倒して、リタイアに終わった。


渡辺選手が4位に入り初タイトルを獲得



J-GP2クラスでは、渡辺一樹選手(KAWASAKI)がランキングトップにつけ、初タイトル獲得目前となっている。2位は6点差で生形秀之選手(SUZUKI)がつける。
予選では、渡辺選手がコースレコードを更新するタイムをマークして、前回に続いて2戦連続のポールポジションをつかんだ。
「岡山のレースでもセッティングが詰まってきていたのでレコードは更新できるだろうと思っていました。自分のベストを出すことだけに集中していたので、周りは気にしていませんでした。決勝はドライなら勝てる自信がありますが、雨になると思うので、朝のウォームアップでコンディションを確かめてみないと、どうなるかわからないですね」と渡辺選手。
ライバルの生形選手は2番手につける。また、中本郡選手(YAMAHA)は9位となる。
 
J-GP2の決勝は豪雨のために最終レースに変更され、周回数は8周に短縮された。
日没が近づき、暗い雨のなかで今シーズンの最終レースがスタート。渡辺選手は好スタートを切り、1周目はトップで通過。3周目に野左根航汰選手(YAMAHA)に抜かれるが、タイトルがかかっているだけに、渡辺選手はあわてずに2位につけていく。
しかし、その後、渡辺選手はライバルの生形選手、岩田悟選手(HONDA)、高橋英倫選手(KAWASAKI)の3台に追い付かれて2位争いを展開。5周目、生形選手、岩田選手に抜かれて、渡辺選手は4位に後退する。
中盤になると、渡辺選手は高橋選手にも抜かれて5位に落ちてしまう。この順位でゴールすると、渡辺選手と生形選手は同点になる。同点で終わっても、2勝している渡辺選手がチャンピオンとなるが、渡辺選手は順位アップを図っていく。
レース終盤になると、渡辺選手と高橋選手がテールトゥノーズの4位争いを展開。一旦、抜かれた渡辺選手だったが、ラストラップで逆転すると僅かの差で4位でチェッカー。渡辺選手は、2点差でシリーズチャンピオンを獲得した。
「支えてくれた家族や、いいバイクを用意してくれたチーム、そしてチームを支えてくれた方々のおかげです。決勝ではタイヤのフィーリングがよくて、これならトップ争いができるかなと思ったら野左根選手が抜いていった。追いかけられるペースじゃないと思いました。その後も、立て続けに生形選手や高橋選手に抜かれてしまった。落ちつきすぎていたというか、ランキングが気になってしまいましたね。表彰台に乗らずにチャンピオンは、カッコ悪いなと思ったけれど、この結果をチームと支えてくれた皆さんにプレゼントできてよかった。うれしいけれど、ここからがスタートだと思うので、気を引き締めていきたいと思います」と渡辺選手はコメント。
また、中本選手は14位となっている。


悪天候のためにレースキャンセル

前回のウィナーで、首位に17点差の長島哲太選手(HONDA)が、2番手フロントローを確保した。
「2周目に自己ベストを更新して、その後もタイムを詰めていたのですが、最後のタイムアタックのときに転倒してしまいました。明日は天気が分からないですが、雨も得意なのでしっかり優勝して終わりたいです」と長島選手。
首位の徳留真紀選手(HODNA)は、6位2列目に並ぶ。
また、フロントロー3位に仲城英幸選手(HONDA)、4位2列目に山本剛大選手(HONDA)となった。
一方、國峰啄磨選手(HONDA)は8位、森俊也選手(HONDA)は9位につけている。
 
決勝当日、朝から雨が降り続き、昼過ぎにJ-GP3の決勝を迎えるころ雨足が強まった。レースできるコンディションではないということで、J-GP3のレースはキャンセルとなる。長島選手はランキング2位、仲城選手4位、山本選手5位、國峰選手6位、森選手7位でシーズンを終えた。
「決勝が中止となってしまって、ただ悔しいです。でも、天気はどうしようもない。チャンピオンを取りたかったけど、力不足でした。これからもがんばります」と長島選手は語っていた。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '35.51.970  
2位 高橋 巧 MuSASHi RT ハルク・プロ Honda '36.01.414  
3位 山口 辰也 TOHO Racing with MORIWAKI Honda '36.12.269  
6位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '36.56.687 DUNLOP user
8位 武田 雄一 Team KAGAYAMA Suzuki '37.27.658 DUNLOP user
10位 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha '37.33.167 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '27.52.107  
2位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '28.13.899  
3位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha '28.18.749  
6位 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha '28.50.352 DUNLOP user
7位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '28.52.633 DUNLOP user
11位 武田 雄一 Team KAGAYAMA Suzuki '29.16.954 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 大崎 誠之 伊藤レーシングGMDスズカ Yamaha '29.25.891  
2位 稲垣 誠 アケノスピード・MIC Yamaha '29.30.019  
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '29.36.938  
18位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha '31.20.917 DUNLOP user
19位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '31.32.050 DUNLOP user
リタイヤ 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda '5.17.972 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 野左根 航汰 ウエビックチームノリックヤマハ Yamaha '19.37.828  
2位 生形 秀之 エスパルスドリーム RT Suzuki '19.39.938  
3位 岩田 悟 CLUB PLUS ONE Honda '19.40.815  
4位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '19.42.665 DUNLOP user
14位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha '21.08.572 DUNLOP user
 
天候の急変により、決勝レース中止

第9戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha 167  
2位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 162  
3位 山口 辰也 TOHO Racing with MORIWAKI Honda 125  
5位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 103 DUNLOP user
8位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 85 DUNLOP user
9位 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha 74 DUNLOP user
19位 武田 雄一 Team KAGAYAMA Suzuki 43 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team Yamaha 139  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 119 DUNLOP user
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 119  
10位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING YAMAHA Yamaha 70 DUNLOP user
15位 國川 浩道 HiRaNo・HouYou Honda 49 DUNLOP user
16位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 45 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺 一樹 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 129 DUNLOP user
2位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング Suzuki 127  
3位 野左根 航汰 ウエビックチームノリックヤマハ Yamaha 117  
7位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA Honda 97 DUNLOP user
12位 中本 郡 リリカAMENA with Out Run Yamaha 76 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 徳留 真紀 MuSASHi RT ハルクプロ Honda 123  
2位 長島 哲太 Projectμ7C HARC Honda 109.5 DUNLOP user
3位 山田 誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE Honda 109  
4位 仲城英幸 Projectμ7C HARC Honda 105.5 DUNLOP user
5位 山本 剛大 Team NOBBY Honda 104.5 DUNLOP user
6位 國峰 啄磨 JARIRacing+ENDURANCE Honda 100 DUNLOP user
7位 森俊也 Team NOBBY Honda 94.5 DUNLOP user