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■ 2013/5/25 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第2戦
コロラド州レイクウッド/サンダーバレー・モトクロスパーク
天気 気温 観客
晴れ 31度 不明

ビロポートが開幕4連勝!




 シリーズ日程からフリーストーン(テキサス州ワーサム)が脱落したため、第2戦に繰り上げとなったサンダーバレー・ナショナル。その名が示すように、昨年は雷雨と強風に襲われタイムスケジュールが1時間遅れになるハプニングがあったが、今年は穏やかな空の下での開催となった。気温は30度を超えたが、強い日差しを遮る雲の流れによって、過ごしやすく感じられる時間帯が多かった。
 高地として知られるボールダーやデンバーの近隣にあるサンダーバレー・モトクロスパークは、海抜約1,700mの地にある難関だ。希薄な空気にマシンとライダーのコンディションを合わせることが難しく、'08〜'09年にはスーパークロスのように夕方から始まるナイターが試みられ、現在の土曜開催につながるきっかけとなっている。丘陵地の斜面を利用したビッグジャンプなどが特徴のコースだが、全周にわたって掘り起こされた路面は例年よりもサンドが多かった。
 
 450クラスヒート1のホールショット賞は、ジャスティン・バーシア(ホンダ)がゲットした。ライアン・ダンジー(KTM)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、トレイ・カナード(ホンダ)が続く。オープニングラップ中には、ビロポートがトップに立つ場面もあったが、ミスでバーシアとダンジーに先行を許した。今大会にはGPライダーのクレモン・デサール(スズキ)とケビン・ストライボス(スズキ)がスポット参戦しているが、デサールはスタート5位、ストライボスは出遅れて25位からの追い上げとなった。
 レース中盤の8周目には、ダンジーがトップに立ったが、11周目からはビロポートがリーダーとなる。しばらくの間は2秒前後の差でトップ争いをしていた2台だが、30分すぎにビロポートが10秒の独走態勢を築いてチェッカーへ。2位ダンジー、3位バーシアの順でフィニッシュした。
 
 450クラスのヒート2は、バーシアの連続ホールショットで始まった。4周目にはスタート3位からジャンプアップしたビロポートが、バーシアに替わってトップに浮上。ビロポートは瞬く間に独走に持ち込んだ。その後バーシアは、ダンジーとジェイムズ・スチュワート(スズキ)に抜かれて4位まで後退する。ヒート1では2周目に転倒を喫し、最後尾から15位まで挽回したスチュワートだったが、ヒート2ではトップ3の位置を確保した。
 後半になると路面のギャップが深くなったこともあり、間隔の広がった上位陣の間には無理な攻防が見られなくなった。ビロポートは9秒ほど蓄えていたマージンを少しずつ減らしながら、余裕で開幕4連勝となるチェッカーを受けた。


トマックが地元ラウンドで総合優勝(2位/1位)!



 250クラスのヒート1は、ザック・オズボーン(ホンダ)がホールショットを取ったが、今大会からレッドプレート#94を装着するケン・ロクスン(KTM)が、オープニングラップ中に早くもトップに浮上。2周目にはオズボーンが転倒で脱落し、2位以下はイーライ・トマック(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(スズキ)、マービン・ムスキャン(KTM)という顔ぶれになった。
 レース序盤はロクスンの逃げ足が速く、アドバンテージは5秒差に広がった。だが、地元コロラド州出身のトマックに対する応援は衰えるどころか激しさを増し、ファンの声に押されるようにトマックがペースを上げて行く。30分を経過kする頃には、ついにテールトゥノーズとなったロクスンvsトマックのトップ争い。逆転劇に期待が高まったが、ファイナルラップでトマックが転倒を喫してしまい、ロクスンが優勝した。2位トマックから大差の3位には、ルーキーのクーパー・ウェブ(ヤマハ)が入賞した。

 250クラスのヒート2では、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)がホールショットを取った。マーティンは1周目にトマック、ロクスン、オズボーンに抜かれて4位に後退する。ヒート1で展開されたバトルが再燃かと思われたトップ争いだが、ヒート2では序盤から全開のトマックが手加減のないブッチギリを見せた。1周目2秒、2周目4秒、3周目7秒…というハイペースで、トマックは早々と独走態勢を構築し、地元レースを掌握。総合優勝(2位/1位)をゲットした。
 一方トマックの単独走行の後方では、ロクスンとオズボーンが息詰まるデッドヒートを繰り広げた。終始1秒弱の間隔を保ったまま大詰めを迎えた接戦は、ファイナルラップに仕掛けたオズボーンがロクスンをかわして2位入賞という結末となった。ロクスンはコースアウトの影響もあって、チームメイトのムスキャンに詰め寄られながら3位でチェッカーを受けた。
 450クラスではビロポートが4連勝を飾ったが、250では早くもトマックの反撃が始まり、KTMとホンダの一騎打ちという構図になりかけている。ディフェンディングチャンピオンのブレイク・バゲット(カワサキ)を筆頭とする、プロサーキット勢の巻き返しはいつ始まるのか。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '35.33.070 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +10.175 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +22.124 DUNLOP user
4 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +40.035 DUNLOP user
5 925 C・デサール Rockstar Energy Racing Suzuki +43.203  
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki +54.033 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '36.06.150 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +6.947 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +34.226 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +40.213 DUNLOP user
5 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +43.081 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki +45.564 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM '36.04.333 DUNLOP user
2 17 E・トマック Geico Honda Honda +7.028 DUNLOP user
3 175 C・ウェブ Star Racing Yamaha +50.783 DUNLOP user
4 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +53.126 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki +1.05.292 DUNLOP user
6 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda +1.06.752 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 E・トマック Geico Honda Honda '34.30.181 DUNLOP user
2 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda +20.148 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +23.830 DUNLOP user
4 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +24.141 DUNLOP user
5 1 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +36.246 DUNLOP user
6 77 J・マーティン Star Racing Yamaha +40.220 DUNLOP user

第2戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 100 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 88 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 70 DUNLOP user
4 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 70 DUNLOP user
5 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 66 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki 54 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 95 DUNLOP user
2 17 E・トマック Geico Honda Honda 89 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 72 DUNLOP user
4 1 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 70 DUNLOP user
5 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda 65 DUNLOP user
6 77 J・マーティン Star Racing Yamaha 50 DUNLOP user