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CATEGORY
■ 2013/1/5 AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中19度〜深夜4度 45,050人

伏兵ミルサップスがビッグサプライズ勝利!




 ニューイヤーの訪れとともにキックオフとなる、モンスターエナジーAMAスーパークロスが、今年もアナハイムで開幕した。エンジェル・スタジアムに集結したトップライダーたちは、ディフェンディングチャンピオンのライアン・ビロポート(カワサキ)を筆頭に、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)、ライアン・ダンジー(KTM)、チャド・リード(ホンダ)、トレイ・カナード(ホンダ)といった面々。昨年はスーパークロスやアウトドアモトクロスのシリーズ途中から負傷欠場者が続出したが、今季の開幕戦に主要メンバーが揃ったことで、豪華な雰囲気に満ちた幕開けとなった。
 今年からの変更点としては、AMAがクラス名を改正したことが第一に挙げられる。その結果、スーパークロス→450SX、スーパークロスライツ→250SX、というすっきりした呼び方になった。なお、250SXはウエストとイーストに分かれており、450SXと合わせて3タイトルを競うシリーズとなる。
 今大会のコースレイアウトは、前年不評だったアウトドア的な中速コーナーを廃し、リズムセクションやボウルターン、そしてバート(垂直に近い壁のようなジャンプ)など、スーパークロスらしい障害物を充実させたものになった。このためパッシングポイントが多く生まれ、随所でエキサイティングな競り合いが見られることになった。コースの土質は概ねミディアムハードで、砂利の混入と表面に浮いたマーブル状の土が目立つ部分が多かった。部分的にサンドセクションが設けられていたが、難易度はそれほど高くなかった。カリフォルニア州南部は晴天に恵まれたが、アナハイムの気温は例年よりも低く、深夜には4度まで下降した。このためコースの表面には夜露による湿り気があり、タイヤのブロックが程よく食い込むコンディションだった。
 
 450SXのメインレース(20周)は、デイビー・ミルサップス(スズキ)のホールショットで始まった。ミルサップスはタイムドプラクティスの時から好調で、予選ヒートではトップでチェッカーを受けていたが、勢いをそのまま決勝につなげることに成功した。ミルサップスの後にはカナード、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ダンジー、リードらが控え、トップグループを形成した。注目のスチュワートは、プラクティスで膝を痛めたこともあって9位とスロースタート。またビロポートは1周目13位と出遅れたが、挽回中にコースアウトや転倒を繰り返し、上位進出は絶望的になってしまった。
 ミルサップス、カナード、バーシア、ダンジーらが上位をキープしたまま、レースは後半に突入。ここからダンジーとバーシアが相次ぐ転倒で脱落すると、優勝争いはミルサップスとカナードに絞られた。やがて迎えた17周目、カナードがミルサップスをかわしてトップに浮上。観衆の大多数がカナードの勝利を信じたが、最終ラップにミルサップスが逆転してフィニッシュ。ミルサップスが3年ぶりの優勝を果たし、劇的な開幕ウィナーとなた。スチュワートは8位、ビロポートは周遅れの16位だった。


ディフェンディングチャンピオンのトマックが圧勝



 250SXのメインレース(15周)では、ホールショットを取ったジェシー・ネルソン(ホンダ)が転倒し、ブレイク・バゲット(カワサキ)が巻き込まれるハプニングがあった。混乱をすり抜けてトップに立ったのは、250SXウエストのディフェンディングチャンピオン、イーライ・トマック(ホンダ)。2位以下にはケン・ロクスン(KTM)、マルコム・スチュワート(KTM)、コール・シーリー(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(スズキ)らが続いた。
 開幕前の下馬評では、トマックが本命。その対抗としてロクスン、バゲット、シーリーの名が挙げられていたが、まずはトマックがゼッケン1に相応しいライディングを披露する形となった。トマックは背後をロクスンにマークされながらも徐々にリードを広げ、ハーウェイポイントを過ぎる頃にはレースの主導権を握る。7周目にはバゲットをラップしたが、今年シングルゼッケン4番をつけるバゲットにとっては屈辱的な出来事だった。
 レースは終盤になっても大きな変化がなく進行し、トマックがセーフティリードを保ったままキックオフウィナーとなった。2位ロクスン、3位にはスチュワートをかわしてシーリーが入賞。サプライズに満ちた450SXとは対照的に、250SXではほぼ順当なリザルトが揃った。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki "18.56.800 DUNLOP user
2 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +2.297 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +13.479 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +28.203 DUNLOP user
5 12 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +29.212 DUNLOP user
6 29 A・ショート Chaparral Honda Honda +33.547 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 E・トマック Geico Honda Honda "14.20.647 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +6.444 DUNLOP user
3 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +11.553 DUNLOP user
4 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki +19.684 DUNLOP user
5 32 M・スチュワート JDR J-Star KTM KTM +24.068 DUNLOP user
6 35 R・サイプス Rockstar Energy Racing Suzuki +28.540 DUNLOP user

AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki 25 DUNLOP user
2 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 22 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 20 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 18 DUNLOP user
5 12 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki 16 DUNLOP user
6 29 A・ショート Chaparral Honda Honda 15 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 E・トマック Geico Honda Honda 25 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 22 DUNLOP user
3 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 20 DUNLOP user
4 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki 18 DUNLOP user
5 32 M・スチュワート JDR J-Star KTM KTM 16 DUNLOP user
6 35 R・サイプス Rockstar Energy Racing Suzuki 15 DUNLOP user