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■ ルーカスオイルAMAプロモトクロス第10戦
ニューヨーク州ニューベルリン/ユナディラバレー・スポーツセンター
天気 気温 観客
晴れ 23度 不明

450クラス ビロポートが復調パーフェクトウィン!




 ヨーロッパからモトクロスが伝わって盛んになったアメリカには、東部へ行くほど伝統的なコースが多い。ニューヨーク州の内陸にあるユナディラバレー・スポーツセンターは、そんなモトクロスコースの一つで、44年前の創立以来レイアウトの変更はほとんど行われていない。近年は人工的なジャンプやバンクが追加されるようになったが、自然の地形を生かしたハイスピードコースという基本ポリシーは踏襲されている。以前はグラストラックだったが、最近では路面の草がなくなり硬い土が露出している。このため土を掘り起こす作業が行われるようになったが、今大会はレース前日に降った雨によりプラクティスがマディ、午後からのレースにはそれが乾いて固まったワダチだらけのコンディションとなった。


  450クラスのヒート1では、ライアン・ビロポート(カワサキ)がホールショットを取った。ライアン・ダンジー(KTM)、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)、アンドリュー・ショート(KTM)らが後を付けたが、トップグループはわずか2〜3周で分裂し、縦に間隔を広げていった。序盤ショートと入れ替わって、トレイ・カナード(ホンダ)とジャスティン・バーシア(ホンダ)が4〜5位に浮上したが、カナードがマシントラブルにより6周でリタイア。バーシアが4位に浮上した。


  レース半ばの15分には、トップのビロポートが15秒以上の独走態勢をキープし、2位ダンジー、3位スチュワートも各々単独走行を続ける形となる。終盤になってもこの順位に変動がないまま、チェッカーとなった。前戦ミルビルで表彰台を逃したビロポートにとっては、第8戦ワシューガル以来の優勝だった。


  450クラスのヒート2は、やはりビロポートがホールショットを決めて逃げる展開になった。マルチクラッシュの中には、スチュワートが巻き込まれてリタイア。さらにヒート1と違っていたのは、2位にバーシアを挟み、ジェイク・ワイマー(カワサキ)、フィル・ニコレッティ(ヤマハ)、ブレット・メットカーフ(カワサキ)らが好スタートを切ったことだ。上位を走るライダーの中でもバーシアとニコレッティは、ニューヨーク州出身なので地元ファンの盛り上がりがすさまじかった。


  序盤はビロポートを視界に捉えながら追走したバーシアだったが、レース後半になると10秒以上の差が開き、ヒート1と同様に上位は単独走行になった。チェッカーはビロポート、バーシア、ワイマーの順に振られ、4位にはスタート8位から挽回したダンジーが入った。今大会終了時のランキングは、首位ビロポート、2位ダンジー。両者の差は44ポイントに広がった。


250クラス ポイントリーダーのトマックが6連勝!



 250クラスのヒート1では、ウィル・ハーン(ホンダ)がホールショットを決めた。2位以下にはジェレミー・マーティン(ヤマハ)、ケン・ロクスン(KTM)、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)、ザック・オズボーン(ホンダ)、イーライ・トマック(ホンダ)が続く。ハーンは4周目までトップを保ったが、その後リーダーはマーティンに替わり、7周目からは猛然と挽回してきたトマックが先頭に躍り出た。


  トップに立ったトマックは、2位マーティンを毎周2〜3秒ずつ引き離し、あっという間に独走態勢を固める。マーティンの後ろにはロクスンがつけていたが、10周目にオズボーンに抜かれて後退し、終盤はペースが落ちてしまった。こうしてトマックを先頭に、マーティン、オズボーンがゴール。3位オズボーンのチェッカーは、スタート11位から追い上げてきたきたブレイク・バゲット(カワサキ)とほぼ同着で、あわや逆転かという僅差だった。なお9位でフィニッシュしたシアンサルーロは、1周目のコースカットに対するペナルティを受け、公式結果19位となった。


  250クラスのヒート2、オープニングラップのオーダーはロクスンを先頭に、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)、マーティン・ダバロス(カワサキ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、ジェイソン・アンダーソン(スズキ)、トマック…。このレースのホールショット賞はダバロスが獲得し、常連のハーンは珍しくスタート7位だった。序盤ロクスンはボーグルに対し、4周で8秒のリードを築いたが、5周目にトマックが2位に到達してからは、一気に貯金を失うことになる。


  レース中盤はロクスンvsトマックのバトルが注目された。ユナディラは一部を除いてコース幅が広く、ライン取りの自由度が名勝負を演出してきたが、今回はマディが固まってできワダチのさばき方が鍵となった。しばらくロクスンを追走してラインを学習したトマックは、10周目に満を持して仕掛け、トップに立った後はロクスンの追撃を振り切った。これでワシューガル、ミルビル、ユナディラと6ヒートを連取したトマックは、ランキング2位ロクスンに対するリードを39点としている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '34.50.415 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +20.006 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki Suzuki +26.953 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +30.194 DUNLOP user
5 33 J・グラント JGR Toyota Yamaha Yamaha +49.162  
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM +51.436  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '35.05.814 DUNLOP user
2 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +12.719 DUNLOP user
3 12 J・ワイマー Monster Energy Kawasak Kawasaki +19.445 DUNLOP user
4 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +20.225 DUNLOP user
5 33 J・グラント JGR Toyota Yamaha Yamaha +46.226  
6 24 B・メットカーフ Metty 24 Racing Kawasaki +49.420 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 E・トマック Geico Honda Honda '35.12.145 DUNLOP user
2 77 J・マーティン Star Racing Yamaha +18.732 DUNLOP user
3 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda +21.432 DUNLOP user
4 1 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +21.817 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +28.894 DUNLOP user
6 19 W・ハーン Geico Powersports Honda +29.184 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 E・トマック Geico Honda Honda '35.12.145 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +9.103 DUNLOP user
3 77 J・マーティン Geico Honda Honda +29.079 DUNLOP user
4 34 J・ボーグル Geico Honda Honda +34.690 DUNLOP user
5 1 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +37.413 DUNLOP user
6 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda +44.904 DUNLOP user

第10戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 463 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 419 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 347 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 289 DUNLOP user
5 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 263 DUNLOP user
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM 220  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 E・トマック Geico Honda Honda 455 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 416 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 359 DUNLOP user
4 1 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 329 DUNLOP user
5 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda 296 DUNLOP user
6 77 J・マーティン Star Racing Yamaha 249 DUNLOP user