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CATEGORY
■ 2013/2/2 AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
曇りのち小雨 日中24度〜深夜14度 41,294人

ラストチャンスから決勝に進出したダンジーが今季初優勝!



 アナハイムはAMAスーパークロスシリーズの中で唯一、複数回開催されるホットスポットとなっている。近年はロサンジェルスのドジャー・スタジアムが日程に加えられたため、アナハイムでの開催は2戦に減ったが、今年はドジャー・スタジアムの改修工事の影響で、3年ぶりに3戦開催が復活した。聖地におけるレースは各々、A1=アナハイム1、A2=アナハイム2、A3=アナハイム3と呼ばれている。
 開幕戦以来1ヶ月近くグラウンドに敷かれていた土は自然に乾燥と硬化が進んだが、ジャンプなどのセクションを造り直す際の水分調整により程よく湿った部分もあった。路面には砂利や土の小粒が多く浮いていて、障害物よりも滑りやすい路面との勝負だった。コースレイアウト的にはリズムセクションのオンパレードという趣だったが、難易度はそれほど高くはなかった。1コーナー直後に予定されたフープスがローラーズ(フープスよりは緩いうねり)に変更された辺りに、安全性に対する配慮がうかがえる。天気は昼過ぎから曇りがちだったが、夜には路面コンディションに影響を与えない程度の小雨が降った。
 
 450SXのメインレース(20周)では、スタート直後の3コーナーでクラッシュが発生。ホールショットを決めたジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)とチャド・リード(ホンダ)の接触が発端となり、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ジョシュ・グラント(ヤマハ)らも巻き込まれた。前戦オークランドでのアクシデントと同様に、右ヘアピンが鬼門となっている。ここを上手くクリアしたマイク・アレッシ(スズキ)、ライアン・ダンジー(KTM)、トレイ・カナード(ホンダ)、デイビー・ミルサップス(スズキ)、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)らが、オープニングラップの上位を占めた。
 2周目にはダンジーがトップに浮上。この直後にアレッシが転倒し、3周目にはアレッシとビロポートが絡んで転倒。これでゼッケン1番をつけるビロポートは、18位までポジションを下げてしまった。序盤の混乱が整理されると、トップグループはダンジー、ミルサップス、スチュワート、そしてスタート6位から浮上したジャスティン・バーシア(ホンダ)に絞られる。7周目にはスチュワートが2位に上がったが、この頃からダンジーが徐々にリードを広げて安全圏へ。スチュワートに対しては今季初ポディアムが期待されたが、後半になるとペースが乱れ、ミルサップスとバーシアに抜かれてしまった。今回はラストチャンスからメインレースに進んだダンジーが、今シーズン初優勝をゲット。安定して2位入賞を連ねたミルサップスが、ポイントリーダーの座を守っている。


ロクスンが2連勝!赤ゼッケンをキープ!



 250SXのメインレース(15周)では、ホールショットのジョーイ・サバッチー(KTM)をかわして、ケン・ロクスン(KTM)が1周目からトップに躍り出た。3位以下にはマーティン・ダバロス(カワサキ)、トラビス・ベイカー(ヤマハ)、ザック・オズボーン(ホンダ)。前戦オークランドでの敗北により、ロクスンに赤ゼッケンを譲り渡したイーライ・トマック(ホンダ)は、スタート8位と出遅れた。2周目からはロクスン、ダバロス、サバッチーというオーダーに入れ替わったが、リーダーのマージンは1秒強ほどのままで接戦が続いた。
 ラストチャンスでは、タイラ・ラトレイ(カワサキ)やマルコム・スチュワート(KTM)が予選落ちする番狂わせがあった。そしてメインレースの中盤には、優勝候補の1人と目されていたコール・シーリー(ホンダ)が、転倒で最後尾近くまで後退するハプニングもあったが、トップ争いは緊張感を保ったままだった。8周目にはトマックが3位に浮上。2位ダバロスのペースが衰え、ロクスンのリードは2〜3秒に広がる。最終的にロクスンは、2位ダバロスとの間に周回遅れを3台はさんでチェッカー。堂々の2連勝を飾った。
 この結果、ランキング首位ロクスンと2位トマックの差は20ポイントに広がった。トマックには昨年も転倒リタイアでポイントリーダーから転落しながらも、逆転してチャンピオンになった経験がある。20ポイントは大差ではあるが、ロクスンにとってもトマックにとってもまだ決定的な数字ではない。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM "18.10.478 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki +2.586 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +3.381 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +7.878 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +13.238 DUNLOP user
6 29 A・ショート Chaparral Honda Honda +22.919 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM "13.33.759 DUNLOP user
2 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +4.083 DUNLOP user
3 1 E・トマック Geico Honda Honda +9.188 DUNLOP user
4 38 K・カニンハム Star Racing Yamaha +15.779 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki +21.273 DUNLOP user
6 31 T・ベイカー Valli Motorsports Yamaha +23.406 DUNLOP user

AMAスーパークロス/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki 107 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 93 DUNLOP user
3 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 92 DUNLOP user
4 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 90 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 81 DUNLOP user
6 29 A・ショート Chaparral Honda Honda 71 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 116 DUNLOP user
2 1 E・トマック Geico Honda Honda 96 DUNLOP user
3 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 89 DUNLOP user
4 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 70 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki 68 DUNLOP user
6 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda 68 DUNLOP user