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CATEGORY
■ 2013/3/9 AMAスーパークロス第10戦/450SX第10戦/250SXイースト第4戦
フロリダ州デイトナビーチ/インターナショナルスピードウェイ
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜13度 不明

5勝目を挙げたビロポートがポイントリーダーに!




 AMAスーパークロスシリーズの中で、最もユニークな大会として際立っているのがデイトナ。1972年にこの地で初めて開催されたレースがスーパークロスの発祥であり、40年以上続いてきた歴史がデイトナに唯一無二の地位を与えている。球技用スタジアムではなくスピードウェイで開催されるのは、近年ではデイトナだけだが、過去にはタラデガ、シャーロット、ジョリエットなどのスピードウェイでも試みられては廃れていった歴史がある。
 デイトナではホームストレッチとピットレーンの間のグリーンに、スーパークロスコースが造られる。デザイン担当は今年で6年目となるリッキー・カーマイケル('01、'02、'03、'05、'06年AMASXチャンピオン。デイトナ最多勝=5勝)。今年のデザインは昨年のものと酷似しているが、その訳はカーマイケル自身が雨で台無しになってしまった昨年のデザインを気に入っていて、ベストコンディションで再現してみたいというこだわりがあったからだった。翌日曜と月曜には、今年で4年目になるリッキー・カーマイケル杯アマチュア・スーパークロスが開催されることもあって、是が非でも自分のプロデュースを成功させたい意向があった。
 今大会のコースデザインは、昨年同様ピットレーンからメインスタンドに向かってスタートするもので、180度コーナーを増やしてパッシングのチャンスを演出するレイアウトになっている。フープスや連続ジャンプなど通常のスーパークロスで馴染みのあるセクションに加え、デイトナではベースとなるサンドがギャップだらけになるので、障害物よりも平らなセクションの方が時間の経過とともに難所となる。1周のラップタイムは1分20秒前後。今年のデイトナに設けられたコースは、通常のスタジアムと比較すると、1.5〜2倍の長さがあって、スタミナ勝負と言われる所以がここにある。
 
 450SXのメインレース(20周)では、ライアン・ビロポート(カワサキ)がホールショットを決めたが、1周目にコースアウトする隙にケン・ロクスン(KTM)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)の先行を許した。3位に下がったビロポートの後には、ライアン・ダンジー(KTM)、トレイ・カナード(ホンダ)、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)、チャド・リード(ホンダ)が続く。ポイントリーダーのデイビー・ミルサップス(スズキ)は、スタート10位と出遅れた。
 トップのロクスンは、250SXウエストのポイントリーダーだが、今年はデイトナに絞って450クラス(350SX-F)にスポット参戦してきた。3周目まではそのロクスンがレースをリードしたが、4周目にビロポートがトップに返り咲くと独走を決め込む展開になる。一方、荒れた路面に転倒が多く発生し、序盤のミルサップス、4周目のスチュワート、10周目のリードなど、主だったライダーが次から次へと後退していった。トップのビロポートは、ハーフウェイポイントで9秒の貯金を蓄えて独走。レース後半はダンジーが2位に浮上したが、余裕で今季5勝目となるチェッカーを受けた。この結果ビロポートは、今回10位と低迷したミルサップスに替わり、ランキング首位に躍り出た。


ムスキャンが初優勝!首位はハーンが維持!


 250SXのメインレース(15周)では、マービン・ムスキャン(KTM)が絶妙なタイミングでゲートを飛び出しホールショット。その後にザック・ベル(ホンダ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、ウィル・ハーン(ホンダ)、カイル・ピータース(ホンダ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)が続いた。2周目にはベルが転倒で脱落し、トップ争いは徐々にムスキャン対ウィルソンに絞られていく。2台は1秒前後のマージンを争いながら周回を重ねたが、7周目にジャンプのタイミングを誤ったことをきっかけにウィルソンのスピードが衰え、以後はムスキャンが独走を維持した。
 レース後半になると、ウィルソンの背後にはポイントリーダーのハーンが迫り、接戦の末に2位と3位が入れ替わった。ハーンの先行を許したウィルソンのペースはさらに衰え、12周目にはマーティンが3位に浮上する。ムスキャンは一度もトップの座を脅かされることなく、キャリア初となる優勝をスタートトゥフィニッシュで達成。2位ハーンを挟んで、3位にはマーティンがポディアム初登壇を果たし、4位にウィルソンというリザルトになった。
 この結果ポイントリーダーのハーンは、レッドナンバープレートをキープ。ランキング2位ウィルソンのビハインドは5ポイントとなった。ハーンとウィルソンの一騎打ちになりかけていた250SXイーストの中盤戦で、新たに名乗りを上げたムスキャン。そして初ポディアムで自信を付けたマーティンも交え、混戦になりそうな気配が漂ってきた。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki "27.14.644 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +5.287 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +11.889 DUNLOP user
4 17 E・トマック Geico Honda Honda +18.365 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +24.848 DUNLOP user
6 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +33.748 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM "20.36.861 DUNLOP user
2 19 W・ハーン Geico Honda Honda +8.072 DUNLOP user
3 77 J・マーティン Star Racing Yamaha +10.209 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +29.899 DUNLOP user
5 13 B・ウォートン Rockstar Energy Racing Suzuki +32.398 DUNLOP user
6 317 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +34.889 DUNLOP user

AMAスーパークロス/450SX第10戦/250SXイースト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 202 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki 200 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 188 DUNLOP user
4 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 163 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 163 DUNLOP user
6 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 152 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 19 W・ハーン Geico Honda Honda 92 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 87 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 78 DUNLOP user
4 13 B・ウォートン Rockstar Energy Racing Suzuki 76 DUNLOP user
5 77 J・マーティン Star Racing Yamaha 52 DUNLOP user
6 317 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 51 DUNLOP user