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CATEGORY
■ 2013/4/20 AMAスーパークロス第15戦/450SX第15戦/250SXウエスト第7戦
ワシントン州シアトル/センチュリーリンク・フィールド
天気 気温 観客
雨のち曇り一時雨 日中13度〜深夜8度 53,862人

バーシアがフェニックス以来の今季2勝目をゲット!




 ライアン・ダンジー(KTM)がホームのミネアポリスで勝利を飾った翌週、AMAスーパークロスはライアン・ビロポート(カワサキ)の地元、シアトルに戦いの場を移した。会場のセンチュリーリンク・フィールドがオープンエア式のフットボール用スタジアムなので、毎年必ずと言っていいほど雨の影響を受けるラウンドだ。レース当日に晴れたとしても、ウィークデイの降雨でコースはマディコンディションになることが多い。シアトルの天候を熟知している主催者とコース造成に携わるダートワークスは、早めにコースを完成させてビニールシートで覆う策を講じるようになったが、今回はレース日の昼までシートをめくることができなかった。
 シートでカバーされていたコースコンディションは、ジャンプの頂点などは乾いていたものの、低地には降雨によってできた水たまりがあった。排水作業などを行うため、プラクティスが3回から2位回に変更されたが、途中から降り出した雨によって路面はウェットになった。この後ナイトプログラムが始まっても断続的に雨が降り、路面はマディには至らなかったものの全周でウェットになった。コーナーにはワダチが掘れて、インとアウトとその中間辺りにラインができたが、路面が滑りやすくなるにしたがいワダチを利用するライダーが増えた。
 フットボール用スタジアムに作られるスーパークロスコースは、長方形フィールドの長辺を活用したレイアウトになるのが普通だが、今回は対角線に沿って斜めに走るユニークなデザインが採用された。また大きく回り込む1コーナーには十分な広さがあったが、ゲートからのストレートが短い、いわゆるショートスタートだったため1コーナーでの接触が多かった。
 
 450SXのメインレース(20周)では、果たして1コーナーでクラッシュが発生。チャド・リード(ホンダ)、ジョシュ・ヒル(スズキ)、そして前戦ミネアポリスの勝者ダンジーが転倒してしまった。1コーナーの混乱をすり抜けてホールショットを取ったのは、ジャスティン・バーシア(ホンダ)。その後にマイク・アレッシ(スズキ)、ビロポート、デイビー・ミルサップス(スズキ)。この中からアレッシが脱落していった。
 レース前半はバーシアとビロポートが1〜2秒差でトップ争いをしていたが、後半になるとバーシアのリードが広がる。やがてビロポートに食らい付いていたミルサップスも遅れだし、トップスリーは単独走行となった。結局バーシアは6位のアレッシまでをラップするハイペースで逃げ切り、第2戦フェニックス以来となる今シーズン2勝目をゲットした。4位には1周目16位から追い上げたダンジーが入賞。この結果ランキングに変動があり、首位ビロポート、2位ミルサップス、3位ダンジーと入れ替わった。ビロポートのポイントリードは25点となった。


ロクスンが3勝目をマークし首位固め!


 250SXは前週のミネアポリスでイーストが中締めとなり、今大会からウエストシリーズが再開した。メインレース(15周)では、イーライ・トマック(ホンダ)がホールショットを決め、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)、ケン・ロクスン(KTM)、ライアン・サイプス(スズキ)、ザック・オズボーン(ホンダ)らが続いた。2周目からはロクスンが2位に浮上したが、首位争いの当事者2人によるバトルには発展せず、トマックが3〜4秒のアドバンテージをもって独走を続けた。
 第6戦サンディエゴまで消化していたウエストのポイントリーダーはロクスン。17点のビハインドでランキング2位につけていたのがトマックなので、このままチェッカーを受ければロクスンに14点差と迫る展開だったが、あろうことか独走中のトマックが10周目にクラッシュ。ここでトップに立ったロクスンは、10秒強の大差で残り周回を走りきってフィニッシュ。前転でフレームを曲げてしまったトマックは、追い上げがきかず2位に甘んじた。3位にはスタート5位から追い上げたオズボーンが入賞。今季初めてポディアム登壇となった。
 シーズン3勝目となる優勝によって、トマックに対するポイントリードを20点としたロクスンだが、この後にはシアトル同様に降水確率の高さで知られるソルトレイクシティ、そしてホット&ドライで超硬質路面のラスベガスが控えている。シリーズ終盤に組まれているこの連戦にはハプニングが付き物なので、大量リードがあっても油断してはならない。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda "19.00.405 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +3.885 DUNLOP user
3 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki +23.972 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +33.915 DUNLOP user
5 12 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +56.408 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki -1 lap DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM "14.27.615 DUNLOP user
2 1 E・トマック Geico Honda Honda +9.610 DUNLOP user
3 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda +12.058 DUNLOP user
4 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +13.312 DUNLOP user
5 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +32.012 DUNLOP user
6 76 A・ポリテリ HRT Honda Honda +35.343 DUNLOP user

AMAスーパークロス/450SX第15戦/250SXウエスト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 321 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki 296 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 295 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 245 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 213 DUNLOP user
6 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 202 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 163 DUNLOP user
2 1 E・トマック Geico Honda Honda 143 DUNLOP user
3 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 113 DUNLOP user
4 338 Z・オズボーン Geico Honda Honda 103 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki 99 DUNLOP user
6 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 94 DUNLOP user