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CATEGORY
■ 2013/5/4 AMAスーパークロス第17戦/450SX第17戦/250SXイースト、ウエスト第9戦、シュートアウト
ネバダ州ラスベガス/サムボイド・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中32度〜深夜17度 39,504人

V3チャンピオンのビロポートが10勝目を挙げシーズンを締め括る



 ラスベガスにはここだけのスペシャルプログラムとして、決勝が4レース組まれている。450SX、250SXイースト、250SXウエストの最終戦に加えて、東西トップライダー交流戦のシュートアウトが行われる。昨年は全クラスのチャンピオンが最終戦を待たずに確定していたが、今年は250SXイーストと250SXウエストのタイトル決定が当地まで持ち越され、見どころの多い最終戦となった。
 サムボイド・スタジアムはフィールド面積が狭いので、スコアボードの裏側に「モンスターアレー」と呼ばれるフラットトラックを設けてコース長を補っている。昨年からスタート地点がパドックからこのモンスターアレーに移設され、幅が広くなったためにアウトドア的な全開コーナリングが見られるようになった。インフィールドはジャンプの多いレイアウトで、強い日差しによってハードパック路面となるが、乾燥を避けるための散水とグルーミングによってワダチができる部分もあった。今年のラップタイムは、1分05秒前後。スーパークロスとしては長めである。
 
 450SXのメインレース(20周)がスタートすると、上位勢がモンスターアレーからスタジアム内になだれ込む。オープニングラップのオーダーは、ジェイク・ワイマー(カワサキ)、チャド・リード(ホンダ)、アンドリュー・ショート(KTM)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ライアン・ダンジー(KTM)。この位置から一気に浮上したビロポートがワイマーを捉え、抜きつ抜かれつのバトルを見せたが、2周目からはビロポートがリーダーになった。3周目にはダンジーが2位に浮上。6周目にはデイビー・ミルサップス(スズキ)が、スタート10位から3位まで挽回してきた。
 トップを行くビロポートは、前戦ソルトレイクシティでタイトルを確定していたこともあって、リラックスしたライディングで快走を続けた。トップ3が僅差だったのは序盤のみで、ビロポート、ダンジー、ミルサップスの間隔は徐々に広がっていった。このレースにはダンジーとミルサップスの最終ランキング2位争いがかかっていたが、3点ビハインドを覆さなければならないダンジーが必死だったのとは対照的に、ミルサップスはマイペースで3位をキープした。ダンジーは終盤までトップのビロポートを2〜3秒差で追ったが、及ばずじまい。やがてビロポートの今季10勝目を祝福するファイヤーワークと共に、チェッカーフラッグが振られる。2位でゴールしたダンジーのランキング3位、そして3位ミルサップスのランキング2位が確定した。


ハーンがイーストチャンプ、ロクスンがウエストチャンプに決定!



 250SXイーストのメインレース(15周)は、ギャビン・フェイス(ホンダ)のホールショットで始まったが、3周目からはタイラー・バウワーズ(カワサキ)がリーダーとなった。チャンピオン争いの当事者、ウィル・ハーン(ホンダ)はスタート4位、ハーンから5点ビハインドのマービン・ムスキャン(KTM)はスタート6位だった。6周目にはハーンとムスキャンが2〜3位に躍進したが、バウワーズは4〜5秒先を独走していた。
 後半になって追撃モードを強めたムスキャンは、プラクティスで転倒した際に右手を負傷していたハーンを12周目にパス。さらに最終ラップの最終コーナーではバウワーズを追い詰めたが逆転はならず。初優勝のバウワーズに続き、ムスキャン、ハーンの順でフィニッシュした。この結果ハーンが初めてのイーストチャンピオンに輝いた。
 
 250SXウエストのメインレース(15周)では、ザック・オズボーン(ホンダ)がホールショットを取った。序盤から激しいトップ争いが繰り広げられ、やがてオーダーはマーティン・ダバロス(カワサキ)を先頭に、ライアン・サイプス(スズキ)、ケン・ロクスン(KTM)、カイル・カニンハム(ヤマハ)、イーライ・トマック(ホンダ)と入れ替わる。ウエストのタイトル争いは、首位ロクスン対トマックという構図で、5ポイント差という状況がイーストと同様だった。
 前半はダバロスが快走していたが、中盤にロクスンとトマックが2〜3位に迫ってくると形勢が一変。トマックは10周目にロクスンをかわした後、12周目にはダバロスを攻略してトップに躍り出た。このままチェッカーが振られるとトマックとロクスンが同点となり、優勝回数によってトマックがタイトルを獲得する状況だったが、ロクスンが14周目にダバロスを抜いて2位を確保。これでウエストチャンピオンはロクスンの物になった。
 
 最後に行われたイーストウエスト・シュートアウト(10周)では、ゼッケン1Wに換装されたマシンを駆るロクスンがホールショットを取った。新イーストチャンピオンのハーンが右手の負傷により出走を見合わせたため、ゼッケン1Eは不在となった。1周目にはムスキャンが前に出るシーンもあったが、2周目からはロクスンがリードする。この日イーストでウィナーとなったバウワーズは、スタート7位から中盤の転倒で14位へ。ウエスト勝者のトマックもスタート9位から13位に脱落し、ロクスンの敵はカニンハムとムスキャンに絞られた。ロクスンの優位は最後まで揺らぐことなく、カニンハムに4秒差で優勝。チャンピオンの強さをシュートアウトでも見せつけたロクスンであった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki "21.12.660 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +2.843 DUNLOP user
3 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki +34.826 DUNLOP user
4 12 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +37.462 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +44.059 DUNLOP user
6 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +46.437 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 68 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki "16.20.194 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +0.435 DUNLOP user
3 19 W・ハーン Geico Honda Honda +6.372 DUNLOP user
4 13 B・ウォートン Rockstar Energy Racing Suzuki +27.464 DUNLOP user
5 67 G・フェイス Motoconcepts Honda +35.207 DUNLOP user
6 42 V・フリージー Slaton Racing Honda +39.573 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 E・トマック Geico Honda Honda "15.57.923 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +4.411 DUNLOP user
3 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +5.769 DUNLOP user
4 38 K・カニンハム Star Racing Yamaha +7.868 DUNLOP user
5 35 R・サイプス Rockstar Energy Racing Suzuki +15.525 DUNLOP user
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki +21.544 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1W K・ロクスン Red Bull KTM KTM "10.28.886 DUNLOP user
2 38 K・カニンハム Star Racing Yamaha +4.038 DUNLOP user
3 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +6.277 DUNLOP user
4 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +7.529 DUNLOP user
5 13 B・ウォートン Rockstar Energy Racing Suzuki +11.730 DUNLOP user
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki +11.930 DUNLOP user

450SX第17戦/250SXイースト第9戦/250SXウエスト第9戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 371 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップス Rockstar Energy Racing Suzuki 338 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 337 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 277 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 239 DUNLOP user
6 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 221 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 19 W・ハーン Geico Honda Honda 198 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 195 DUNLOP user
3 13 B・ウォートン Rockstar Energy Racing Suzuki 171 DUNLOP user
4 42 V・フリージー Slaton Racing Honda 118 DUNLOP user
5 67 G・フェイス Motoconcepts Honda 116 DUNLOP user
6 48 C・トンプソン AXTour Honda 96 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 185 DUNLOP user
2 1 E・トマック Geico Honda Honda 183 DUNLOP user
3 43 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 148 DUNLOP user
4 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Racing Suzuki 139 DUNLOP user
5 40 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 134 DUNLOP user
6 38 K・カニンハム Star Racing Yamaha 114 DUNLOP user