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■ 2013/6/16 第6戦 スペイン カタルニア
天気 気温 観客
晴れ 31度 91,733人

エスパルガロ選手が地元で2勝目を飾る






第6戦の舞台は、スペイン北東部、バルセロナ校外にあるカタルニアサーキット。全長約4.7キロのコースは、約1キロのメインストレートを大小13箇所のコーナーをつなぐテクニカルなレイアウトとなっている。
同コースは左コーナー5箇所、右コーナー8箇所あるため、昨年ダンロップは両サイドの硬さの違うタイヤを提供していた。しかし、今年はベーシックなタイヤの方がライダーからの反応がいいため、前戦のムジェロと同じタイヤを準備した。フロントはソフト&ハード、リアはミディアムとハードタイヤだ。
 
予選から気温30度と夏のような暑さの中で行われた。サーキット近くに自宅があるというP・エスパルガロ選手(KALEX)が、開幕戦以来2度目のポールポジションを獲得した。
「最近調子があまりよくなかったが、今回は走り出しから調子がいい。明日までにさらにマシンをよくして、レースに臨みたい」とエスパルガロ選手。
続いて、2連勝中のS・レディング選手(KALEX)が2位、E・ラバット選手(KALEX)が3位に入る。
中上貴晶選手(KALEX)は惜しくも4位となり、開幕以来続いていた連続フロントローが途切れた。「いろいろとセッティングを変えたりしたが、いまひとついいのが見つかっていない。明日までによくして、表彰台争いしたい」と中上選手。
高橋裕紀選手(MORIWAKI)は22位となっている。「前戦ムジェロのあとにテストして、マシンはよくなっている」と高橋選手は話していた。
 
決勝当日も青空が広がるレース日和。夏のような暑さの中、レースはスタートする。エスパルガロ選手がホールショットを決めて、後ろからラバット選手、T・ルティ選手(SUTER)、中上選手、レディング選手などが続く。
エスパルガロ選手は序盤からレースをリード。ラバット選手、ルティ選手、レディング選手の3台が後ろから僅差で続く。中上選手はペースが上がらず、単独5位となっていく。
レース中盤、依然としてトップはエスパルガロ選手。後ろからラバット選手、ルティ選手はついていくが、レディング選手は離され始める。さらに、ルティ選手も遅れ始め、トップ争いはエスパルガロ選手とラバット選手に絞られる。
14周目、ラバット選手が先頭に立ち、後ろからエスパルガロ選手がついていく展開となる。
残り6周となった17周目、再びエスパルガロ選手が前に出て、ラストスパート。しかし、ラバット選手を離すことはできない。ラストラップに入ってもテールトゥノーズ状態は続く。エスパルガロ選手は、からくもチームメイトのラバット選手を抑え切り今季2勝目を決めた。
「地元で優勝できて本当にうれしい。去年は転倒していたから。最後の2周はきつかったけど、いいタイムで走れた。この調子でランキングの方も挽回していきたい」とエスパルガロ選手。
ラバット選手は惜しくも2位。「最後はプッシュしたけど、エスパルガロ選手を抜けなかった。2位でもうれしいよ」とラバット選手。
続いて、ルティ選手が今季初の表彰台3位を獲得。開幕前に右腕を負傷し、今も痛みを抱えているが、復活を果たした。「厳しい時期をみんなが支えてくれたおかげだ。3位なんて優勝したような気持ちだよ。腕の方も少しずつよくなっているから、これからさらに調子を上げていきたい」とルティ選手。レディング選手は上位3台に離されて、4位に終わった。
この結果、ポイントテーブルでは、エスパルガロ選手が2位に上がり、首位のレディング選手と35点差となっている。
また、中上選手は中盤からR・クルメナハー選手(SUTER)に追われたが、5位を守り切った。「今回はいいセッティングを作れなかった。5位は納得してないが、最低限のことはできたと思う」と中上選手。
高橋選手は20位で完走している。「スタート直後に転倒車に巻き込まれそうになって遅れてしまった。内容はよくなっている」と高橋選手はコメントしている。


サロム選手が2連勝、今季3勝目を決める






Moto3クラスもムジェロと同じ、フロントはミディアム&ハード、リアには新しいハードタイヤとミディアム・タイヤを準備した。ムジェロでは、プラクティスセッションで雨が降ったため、ライダーたちは新しいハードリアタイヤをあまり使えなかった。そのため、ほとんどのライダーは決勝で使用しなかった。決勝日後にテスト走行を行い、ライダーたちが好感触を得たたため、今回新しいハードタイヤを持ち込んだ。
予選では、目下ランキング2位のL・サロム選手(KTM)が今季2度目のポールポジションをゲットした。「調子はいい。明日は大集団による混戦になると思う。ムジェロより厳しい戦いになると思うので、しっかり走りたい」とサロム選手。
続いて、A・リンス選手(KTM)が2位、M・オリヴィエーラ選手(MAHINDRA)が3位となる。ランキングトップのM・ヴィニャーレス選手(KTM)は2日目に転倒があり、5位2列目となる。
また、渡辺陽向選手(FTR HONDA)は29位となっている。「コーナーで少しマシンの挙動が出ている。明日までに修正して、レースに臨みたい」と渡辺選手は語った。
 
決勝レースがスタートすると、リンス選手が好ダッシュ。サロム選手、A・マルケス選手(KTM)、ヴィニャーレス選手などが後ろから続く。
序盤はリンス選手、マルケス選手、サロム選手、ヴィニャーレス選手、E・バスケス選手(MAHINDRA)など7台が激しい順位争いを展開していく。
マルケス選手、リンス選手、サロム選手、バスケス選手と、先頭に立つライダーが次々に入れ替わる大混戦。7台は僅差の競り合いをみせながら、後続を離していく。
中盤に入ると、リンス選手、マルケス選手、ヴィニャーレス選手、サロム選手、バスケス選手の5台が他の2台を離し始める。
レース後半をむかえても、トップ集団はメインストレートから1コーナーの進入で目まぐるしく順位を替える混戦は続く。
レース終盤、残り5周になるとサロム選手がトップに浮上して、引き離しにかかる。バスケス選手が遅れ始め、さらにマルケス選手もついていけず。最後は、サロム選手、リンス選手、ヴィニャーレス選手の戦いとなる。
残り2周になるとトップのサロム選手がラストスパート。リンス選手、ヴィニャーレス選手は猛追するが、サロム選手が真っ先にチェッカー。2連勝で、今季3勝目を飾った。
「コンスタントにいいリズムで走れた。大集団の戦いはタフだった。とにかく、今後も毎戦毎戦がんばっていくだけ」とサロム選手。
続いて、2位にリンス選手。「最後の2周はプッシュしたけど、サロム選手には届かなかった」とリンス選手。
ヴィニャーレス選手は3位となった。「昨日転倒したので、体がまだ少し痛い。だから、3位に入れてよかったと思う」とヴィニャーレス選手は語っていた。
この結果、ポイントテーブルでは、サロム選手がトップに上がり、ヴィニャーレス選手が5点差の2位にかわった。
また、渡辺選手は23位で完走している。「スタート直後に前のライダーを抜いて、その後抜き返されてバトルができた。今後はレースの組み立ても考えたい」と渡辺選手はコメントした。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 P.Espargaro Tuenti HP 40 Kalex '41.17.307 DUNLOP user
2位 E.Rabat Tuenti HP 40 Kalex '41.17.388 DUNLOP user
3位 T.Luthi Interwetten Paddock Moto2 Racing Suter '41.23.571 DUNLOP user
5位 中上 貴晶 Italtrans Racing Team Kalex '41.27.904 DUNLOP user
20位 高橋 裕紀 IDEMITSU Honda Team Asia Moriwaki '42.06.026 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 L.Salom RedBull KTM Ajo KTM '41.15.331 DUNLOP user
2位 A.Rins Estrella Galicia o,o KTM '41.15.542 DUNLOP user
3位 M.Vinales Team Calvo KTM '41.15.965 DUNLOP user
23位 渡辺 陽向 La Fonte Tascararacing FTR Honda '42.01.963 DUNLOP user

第6戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 S.Redding Marc VDS Racing Team Kalex 114 DUNLOP user
2位 P.Espargaro Tuenti HP 40 Kalex 79 DUNLOP user
3位 E.Rabat Tuenti HP 40 Kalex 75 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 L.Salom Red Bull KTM Ajo KTM 127 DUNLOP user
2位 M.Vinales Team Calvo KTM 122 DUNLOP user
3位 A.Rins Estrella Galicia o,o KTM 101 DUNLOP user