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■ 2013/9/15 第13戦 サンマリノ  ミサノ
天気 気温 観客
曇り 25度 50,949人

エスパルガロ選手が今季4勝目。中上選手は4戦連続の2位を決める






第13戦の舞台は、イタリア北東部のミサノサーキット。全長約4.2キロのコースで、中低速コーナーの多いレイアウトだ。

今回、ダンロップは耐久性を高めた新しいリアタイヤを投入。昨年使用したソフトコンパウンドタイヤに代えて持ち込んだこのニュータイヤは、レース終盤まで安定したグリップ力を発揮する。もう1種類のリアタイヤはミディアムをチョイス。フロントには、前回と同じソフト&ミディアムタイヤを用意した。

予選は、青空の下、気温25度の中で行われた。目下ランキング2位につけるP・エスパルガロ選手(KALEX)が今季4度目のポールポジションを獲得した。
「とにかく200%の力でプッシュした。新しいタイヤのセッティングがうまくいったよ。蒸し暑いし、明日もタフなレースになると思うが、全力で戦うよ」とエスパルガロ選手。
2番手のE・ラバット選手(KALEX)に続いて、中上貴晶選手(KALEX)は3番手フロントローにつける。
「昨日、最後に転倒したけど、大丈夫です。いいリズムで走れているので、優勝を目指してがんばります」と中上選手。
一方、首位のS・レディング選手(KALEX)は、5番手2列目につける。
高橋裕紀選手に代わってチームアジアからエントリーしたマレーシア人ライダーのA・シャー選手(MORIWAKI)は、32位につけている。
 
決勝当日、曇り空となるがドライコンディションで決勝を迎えた。
ホールショットを決めたのはエスパルガロ選手で、ラバット選手、中上選手、レディング選手などが後ろから続く。
中上選手はすぐに2位に上がり、4周目にトップに浮上。エスパルガロ選手、ラバット選手、D・アーゲター選手(SUTER)、レディング選手も僅差で続く。
中盤に向けて、トップの中上選手は1秒以上のリードを奪う。2位以下はエスパルガロ選手、ラバット選手、レディング選手など6台が僅差で続く。
 
レース中盤、中上選手は2秒以上の差をつける。2位争いはエスパルガロ選手、ラバット選手が展開。レディング選手はアーゲター選手、T・ルティ選手(SUTER)などと4位争いを演じていく。

 
後半を迎えても中上選手は後続を寄せ付けずにトップをキープ。エスパルガロ選手は単独2位、ラバット選手は単独3位となり、レースは終盤へ。
トップの中上選手は少しペースが鈍り、エスパルガロ選手が猛追。残り3周でついにテールトゥノーズとなる。
そして残り2周となった24周目、エスパルガロ選手は中上選手をとらえてトップに浮上。追いすがる中上選手を抑えるとそのままチェッカー。エスパルガロ選手は今季4勝目を決めた。

「本当に大変なレースだった。序盤は少し難しかったが、だんだんと自分のペースをつかんで中上選手を追いかけていった。次は地元レースだから、また同じポジションで終われるようにしたい」とエスパルガロ選手。
中上選手は惜しくも2位。「26周ずっと全力で走った。たまに転倒しそうになったが、祥也が助けてくれた。勝てなかったけど、2位で表彰台に上がれてよかった。この結果を祥也に捧げます」と中上選手。レース後、3年前にミサノで亡くなった富沢祥也選手の名前が書かれた日の丸をかかげて走り、亡くなったコーナーで祈りを捧げていた。

続いて、ラバット選手が3位となった。「スタートはよかったが、エスパルガロ選手は速かった。でも、表彰台で終われてよかった」とラバット選手。
また、レディング選手は結局6位。この結果、首位のレディング選手と2位エスパルガロ選手の差は23点となった。
一方、初参戦のシャー選手は24位でチェッカーを受けている。



リンス選手がヴィニャーレス選手との接戦を制して今季4勝目






Moto3クラスには、前戦と同じフロントにミディアム&ハード、リアにソフト&ミディアムタイヤを供給した。
予選では、ドイツ人ライダーのJ・フォルガー選手(KALEX KTM)が今季2度目のポールポジションを獲得した。
「昨日はコースの第1セクションがうまくいかなかったけど、セッティングを調整してよくなった。ひとりでいいタイムを出せたんだ。明日は表彰台を狙ってがんばるよ」とフォルガー選手。
続いて、2位にA・リンス選手(KTM)、3位にM・ヴィニャーレス選手(KTM)が並ぶ。

また、首位のL・サロム選手(KTM)は、セッティングに苦しみ10位3列目スタートとなる。
一方、渡辺日向選手(FTR HONDA)は32位につける。

決勝レースは、フォルガー選手のホールショットで始まる。後ろからリンス選手、ヴィニャーレス選手、Z・カエルディン選手(KTM)などが続く。
まずは、フォルガー選手、リンス選手、ヴィニャーレス選手の3台がトップグループを形成。後続を離し始める。サロム選手はスタートで出遅れたが、2周目には4位に挽回している。
そして、4周目に先頭集団で3位につけていたフォルガー選手がハイサイドクラッシュ。この後、トップ争いはリンス選手とヴィニャーレス選手の2台となる。約2秒後ろでは、サロム選手、A・マルケス選手(KTM)、カエルディン選手、M・オリヴィエーラ選手(MAHINDRA)など6台が僅差の戦いを繰り広げていく。


レース中盤、リンス選手とヴィニャーレス選手が何度も先頭を入れ替え、13周目からヴィニャーレス選手が先行する。3位争いからマルケス選手が抜け出し、サロム選手はカエルディン選手などと4位争いを演じていく。
終盤に入っても、ヴィニャーレス選手とリンス選手はテールトゥノーズ。ヴィニャーレス選手がトップを守っていく。後続では、マルケス選手は単独3位。サロム選手が4位争いをリードしていく。


ラストラップ、リンス選手が残り4コーナーとなった13コーナーでヴィニャーレス選手を抜き去り、そのままトップをキープ。リンス選手はそのままヴィニャーレス選手を抑えていくと、僅差で今季4勝目をつかんだ。
「いいバトルだった。最後は、抜くところを決めていて、うまくいった。次は僕の家から近い地元レース。またがんばるよ」とリンス選手。
2位ヴィニャーレス選手に続いて、3位はマルケス選手。
ヴィニャーレス選手は「最後は抜き返すことができなかった。でも結果には満足している」とコメント。
マルケス選手は初日に転倒して右手を負傷していたが、表彰台をつかんだ。「今回は初日に転倒したから大変だった。でも、3位になれてよかった。次はミスのないようにしたい」とマルケス選手。
一方、サロム選手は接戦を制して、4位でフィニッシュしている。この結果、首位のサロム選手と2位ヴィニャーレス選手は19点差、3位リンス選手とは21点差となった
また、渡辺選手は終盤に転倒したが、再スタートして28位でゴールした。




順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 P.Espargaro Tuenti HP 40 KALEX '42.47.098 DUNLOP user
2位 中上貴晶 Italtrans Racing Team KALEX '42.47.719 DUNLOP user
3位 E.Raba ITuenti HP 40 KALEX '42.48.913 DUNLOP user
24位 A.Shar IDEMITSU Honda Team Asia MORIWAKI '44.01.066 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Rins Estrella Galicia 0,0 KTM '39.50.516 DUNLOP user
2位 M.Vinales Team Calvo KTM '39.50.566 DUNLOP user
3位 A.Marquez Estrella Galicia 0,0 KTM '39.56.950 DUNLOP user
28位 渡辺 陽向 La Fonte Tascararacing FTR Honda '39.06.819 DUNLOP user

第13戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 S.Redding Marc VDS Racing Team Kalex 202 DUNLOP user
2位 P.Espargaro Tuenti HP 40 Kalex 179 DUNLOP user
3位 E.Rabat Tuenti HP 40 Kalex 151 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 L.Salom Red Bull KTM Ajo KTM 246 DUNLOP user
2位 M.Vinales Team Calvo KTM 227 DUNLOP user
3位 A.Rins Estrella Galicia o,o KTM 225 DUNLOP user