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■ 2013/6/1-2 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2013
天気 気温 観客
雨、曇り 14度 13,500人

ウェットコンディションの中、加賀山選手が追い上げて4位をつかむ




第3戦は九州の大分県にあるオートポリスで、4輪の全日本選手権スーパーフォーミュラと併催で行われた。開催クラスは、JSB1000とST600。JSB1000は、鈴鹿2&4に続く今季3戦目となる。オートポリスは、アップダウンの激しいテクニカルな4.6キロのコースだ。
すでに九州地方は梅雨に入っており、初日の土曜日は、朝から雨の降り続く悪コンディションとなる。
午後のクオリファイ1で、加賀山就臣選手(スズキ)はトップタイムをマーク。前年のオートポリス戦で膝を負傷し、そのケガが完治していない状態だが、加賀山選手は悪いイメージを払拭するかのようにクオリファイ1から好タイムを出していく。藤田拓哉選手(ヤマハ)は8位、今野由寛選手(スズキ)は9位につける。
続く上位10台のスターティングポジションを決めるトップ10チャレンジで、加賀山選手は2位フロントローをゲット。藤田選手は5位、今野選手は9位となった。
 
決勝当日も朝から雨降りの天候となったが、徐々に雨は弱まっていった。ほぼ雨は止んでいたもののウェットコンディションで、決勝レースはスタート。加賀山選手は好ダッシュを見せて、柳川明選手(カワサキ)の後ろ2番手につける。しかし、この後、加賀山選手は思ったようにペースを上げられず、3周目に10位にまで順位を落としてしまう。
中盤に向けて、加賀山選手は徐々に調子を取り戻していく。8周目に7位、さらに11周目に山口辰也選手(ホンダ)、マレーシア人のA・Z・カマルザマン選手(ホンダ)を抜いて5位に上がる。
終盤に入ると、加賀山選手はハイペースで周回を重ね、前を行く津田拓也選手(スズキ)に迫ると、残り2周で津田選手をパス。4位に浮上する。この時点で3位との差は開いており、さらなる順位アップは難しかった。それでも加賀山選手は終盤にファステストラップを叩き出す速さを披露し、4位でチェッカーを受けた。
「スタートして4、5周は、右コーナーをうまく走れず、あまりにもペースが上がらなくて危険だったらリタイヤしなくては…とまで考えた出足でした。その後は、なんとか自分でアジャストできて、ペースを取り戻すことがきました。それを考えるとすごくもったいないレースでした。ここオートポリスは大好きなコースなんだけど、一昨年はぶつけられてコースアウトからリタイヤ、去年は予選で大転倒して大ケガをして、いいことがなかったんですが、なんとか完走できました。4位は納得いくものじゃないけど、なんとか最少失点で切り抜けられたかなと思います。」と加賀山選手。
また、今野選手は10位。「序盤のペースをうまくつかめなかった。コンスタントには走れたが、中盤からもっとペースを上げたかったですね。」と今野選手。
藤田選手は11位に入っている。


レース2で、稲垣選手が3位表彰台を獲得






ST600は開幕戦以来の2戦目となった。今回は、土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われる。
土曜日の午前中に行われた予選では、各ライダーともヘビーレインのコンディションに苦しめられた。ダンロップユーザー最上位は、アジア選手権にも参戦している稲垣誠選手(ヤマハ)で、予選中に転倒したが10位をつかんだ。
今シーズン、アジア選手権に出ている玉田誠選手(ホンダ)がスポット参戦して13位、伊藤勇樹選手(ヤマハ)は14位。
また、篠崎佐助選手(ヤマハ)は19位、中冨伸一選手(ヤマハ)は24位、國川浩道選手(ホンダ)は25位と、苦しいポジションからスタートすることになった。

<レース1>
土曜日のレース1は、悪天候のためにスタートディレイとなる。30分以上遅れて午後4時28分、薄暗い雨の中、2周減算の16周レースがスタートされた。
しかし、水しぶきの中を走るという悪コンディションで苦戦を強いられる。予選の転倒で背骨を傷めていた稲垣選手は、無理せずに走り15位に入る。
また、伊藤選手22位、篠崎選手26位、中冨選手28位、國川選手30位と不振に終わる。11年ぶりに全日本選手権に参戦した玉田選手は、他車と接触してフロントブレーキが破損しながらも走行を続けたが、3周目に転倒してしまった。

<レース2>
翌日曜日もウェットコンディションだったが、小雨となり、前日よりも路面の雨量は少なかった。
スタートが切られると、稲垣選手は好ダッシュ。序盤から、井筒仁康選手(カワサキ)、C・ポラマイ選手(ヤマハ)、大崎誠之選手(ヤマハ)、横江竜司選手(ヤマハ)の後ろにピタリと付け、5台のトップ集団に加わっていく。レース中盤に向けて、後方から伊藤選手も追いつき、トップ集団は6台に。
そして、8周目になると稲垣選手は井筒選手を抜いて4位に浮上。逆に伊藤選手は8周目の3コーナーでコースアウトし、転倒してしまう。
その後、横江選手が単独トップとなり、稲垣選手はポラマイ選手、大崎選手と2位争いを繰り広げていく。
終盤になると、大崎選手に先行を許すが、稲垣選手はポラマイ選手を捕らえて3位に順位アップ。そのままポラマイ選手を引き離すと3位表彰台をつかんだ。
「予選のときに3速全開でハイサイド転倒してしまい、背中を痛めてしまった。今日は朝のウォームアップ走行を走らずに、決勝まで身体を温存しました。レースは、何とか走り切ることだけを考えていましたが、大崎選手に食らい付いていけば結果が出せると思い、がんばりました。アジア選手権では、苦戦が続いているので全日本で表彰台に立ててうれしいです」と稲垣選手。
また、中冨選手は、予選28位から見事な追い上げを披露していった。終盤にファステストラップをマークする速さで挽回。井筒選手の後方にまで追い上げて、6位でチェッカーを受けた。
また、篠崎選手は10位、玉田選手11位、伊藤選手は再スタートして16位、國川選手21位となっている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha '31.52.744  
2位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '31.56.301  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '31.58.320  
4位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '32.04.048 DUNLOP user
10位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '32.28.092 DUNLOP user
11位 藤田 拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA Yamaha '32.31.198 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki '28.59.298  
2位 大崎 誠之 伊藤レーシングGMDスズカ Yamaha '28.05.213  
3位 宮嶋 佳毅 TOHO RACING CLUB Honda '29.16.755  
15位 稲垣 誠 AKENO SPEED MIC Yamaha '30.36.420 DUNLOP user
22位 伊藤 勇樹 PETRONAS・HLYM Yamaha '30.54.446 DUNLOP user
26位 篠崎 佐助 SP忠男レーシングチーム Yamaha '29.05.115
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28位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '29.09.435
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30位 國川 浩道 赤い3輪車レーシングチーム Honda '29.13.005
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リタイヤ 玉田 誠 Honda Team Asia Honda '4.31.266 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾 Yamaha '28.21.609  
2位 大崎 誠之 伊藤レーシングGMDスズカ Yamaha '28.26.220  
3位 稲垣 誠 AKENO SPEED MIC Yamaha '28.27.056 DUNLOP user
6位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '28.35.623 DUNLOP user
10位 篠崎 佐助 SP忠男レーシングチーム Yamaha '28.50.494 DUNLOP user
11位 玉田 誠 Honda Team Asia Honda '28.51.059 DUNLOP user
16位 伊藤 勇樹 PETRONAS・HLYM Yamaha '28.59.180 DUNLOP user
21位 國川 浩道 赤い3輪車レーシングチーム Honda '29.12.278 DUNLOP user

第3戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 72  
2位 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム Yamaha 61  
3位 高橋 巧 MuSASHi RTハルクプロ Honda 56  
5位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 53 DUNLOP user
8位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 36 DUNLOP user
9位 藤田 拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA Yamaha 31 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 大崎 誠之 伊藤レーシングGMDスズカ Yamaha 66  
2位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾 Yamaha 63  
3位 井筒 仁康 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 57  
4位 稲垣 誠 AKENO SPEED MIC Yamaha 44 DUNLOP user
8位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 28 DUNLOP user
14位 伊藤 勇樹 PETRONAS・HLYM Yamaha 17 DUNLOP user
17位 篠崎 佐助 SP忠男レーシングチーム Yamaha 15 DUNLOP user
22位 國川 浩道 赤い3輪車レーシングチーム Honda 9 DUNLOP user