FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス

全日本ロードレース
CATEGORY
■ 2013/11/3 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦 45th MFJ GRAND PRIX SUPERBIKE RACE in SUZUKA
天気 気温 観客
曇り 19.7度 14,000人

加賀山選手は、マシントラブルのためリタイアに終わる





いよいよ2013シーズンも大詰め、最終戦を迎えた。
JSB1000クラスでは、前回ケガのために欠場したTeam KAGAYAMAの加賀山就臣選手(SUZUKI)が復帰。2レース行われるラストレースに臨んだ。
ところが、加賀山選手は金曜日の練習走行で転倒。頭を強打したため病院に運ばれて心配されたが、骨折はなく、翌日ピットに戻った。
予選は、ノックアウト方式で行われ、Q1の結果がレース1を、Q2の結果でレース2のグリッドに並ぶ。
加賀山選手は、Q1、Q2とも9位につけて両レースに臨むことになった。
また、今野由寛選手(SUZUKI)は11番グリット。出口修選手(KAWASAKI)は12位、藤田拓哉選手(YAMAHA)は13番手から2つのレースのスターティンググリッドにつく。

<レース1>
曇り空の中、ドライコンディションで決勝レースが始まった。加賀山選手、今野選手、出口選手は順当なスタートを切って、1周目を10、11位、出口選手は12位で戻ってくる。
体調が完全とはいえない状況ながら、加賀山選手は9位に追い上げていたが、5周目のシケインで転倒。すぐに再スタートするが、マシンにダメージがあったため、そのままピットへ戻る。
代わって出口選手が9位に上がり、今野選手が10位、藤田選手が11位に続く。
後半に入っても、出口選手9位、今野選手10位、藤田選手11位で周回を重ねていく。
そしてラストラップ、出口選手が逆バンクで転倒して、コース上に倒れるとレースは赤旗終了。
正式結果は、赤旗前の14周終了時点となり、出口選手9位、今野選手10位、藤田選手11位という結果となった。
加賀山選手はリタイアに終わっている。

<レース2>
今にも雨が降り出しそうな中、今年最後のレースとして、JSB1000クラスのレース2は行われた。
スタートすると、加賀山選手は1周目に17位に後退してしまう。実は、加賀山選手のマシンは、レース1での転倒により不調をきたしていた。加賀山選手は2周目にピットに入り、リタイアを余儀なくされた。
一方、今野選手は9位、藤田選手は10位につけていく。
4周目ころから雨がぱらつき始め、一旦全体的なペースは下がるが、雨はすぐに止みドライのままレースは続いていく。
今野選手と藤田選手は、レース終盤激しい競り合い見せる。そして、僅差で今野選手が先にチェッカーを受けて9位となった。
「菅生、岡山大会を欠場したことで、8耐以来のJSBマシンとなったんですが、木曜の走行からうまくマシンのセットアップや組み立てができて、何年も課題になっていた鈴鹿での自己ベストも更新できました。レース1は加賀山さんの後ろでスタートしてずっとついていったんですが、加賀山さんも本調子ではなかったようで、序盤から前のグループに離されてしまいました。レース2は藤田君とのポジション争いになって、なんとか最後は振り切ってゴール出来ましたね。今年は、もう一歩ステップアップができなかった。いつもセミファクトリーマシン勢のすぐ後ろ、そこからもうひと伸びするのが課題として残ってしまいました。ここを克服できるように頑張りたいです」
続いて、藤田選手は10位となった。また、レース1で転倒した出口選手は、大腿骨骨折の大ケガを負ったため、欠場している。



中冨選手がトップ走行中に転倒。無念のリタイアに終わる





ST600クラスでは、ここ2戦連続2位に入っている中冨伸一選手(YAMAHA)が、ST600で初のポールポジションを獲得する。
「レースウイークに入って順調にきているので、レースもいい形で終われればいいですね。どのタイヤでもいいタイムを出せています。先行逃げ切りが理想ですが、逃げるのは、難しいと思うのでライバルとの競り合いを、どう戦うかが課題です。今回は、これまでタイヤ開発に努力を重ねてきた結果を残したいです。ポールポジションは、2005年の開幕戦以来です。優勝からも、しばらく遠ざかっているので、今年こそ勝って終われるように頑張ります」と中冨選手。
また、國川浩道選手(HONDA)は5位、伊藤勇樹選手(YAMAHA)は7位と好位置をゲット。稲垣誠選手(YAMAHA)は17位、篠崎佐助選手(YAMAHA)は19位につける。

決勝レースがスタートすると中冨選手がホールショット。後ろから、伊藤選手、渡辺一馬選手(HONDA)などが続く。トップの中冨選手は2周目にはやくも1秒以上のリードを奪う。2位争いは、渡辺選手、大崎誠之選手(YAMAHA)、伊藤選手、井筒仁康選手(KAWASAKI)、岩崎哲朗選手(KAWASAKI)の5台となる。伊藤選手は5位につけて、上位進出のチャンスをうかがっていく。
中盤に向けて、トップの中冨選手は井筒選手に接近される。3位以下の間隔は徐々に広がり、伊藤選手は5位を走行していく。
8周目に入ると中富選手と井筒選手がテールトゥノーズ。中冨選手はトップをキープしていくが、130Rで井筒選手に抜かれてしまう。しかし、続く第1コーナーでトップを奪回。中冨選手と井筒選手のデッドヒートが展開される。
しかし、9周目の130Rで中冨選手は無念のクラッシュ。そのままレースを終えてしまう。
レース終盤、4位となった伊藤選手は岩崎選手に追われていく。ラストラップ、伊藤選手は岩崎選手の先行を許すと、5位でチェッカーを受けた。
レース後、中冨選手は、「最後はどうしても優勝で終えたかったので、最後までプッシュし続けました。結果は転倒リタイヤになってしまいましたが、勝つことだけにこだわって最後までレースできたので、悔いはありません」とコメントした。


クライサルト選手が6位入賞を決める




GP-2クラスでは、D・クライサルト選手(YAMAHA)が4番手2列目をゲット。
長島哲太選手(TSR)は予選で転倒があり7番手、中本翔選手(YAMAHA)は8番手、大木崇行選手(HONDA)10位となった。

レースが始まると、クライサルト選手は2列目から好スタート。ポールシッターの野左根航太選手(YAMAHA)に続いてクライサルト選手は2番手で1コーナーに進入する。
序盤は、野左根選手、井筒仁康選手(KAWASAKI)選手、クライサルト選手など5台がトップグループを形成。クライサルト選手は3番手につけて、僅差の戦いを見せていく。また、長島選手は6位につけ、徐々に先頭集団に追いついていく。
5周目に、クライサルト選手は岩田悟選手(HODNA)に抜かれて4位に後退。後方から浦本修充選手(HONDA)も追いつき、トップ集団は7台に膨れ上がる
レース中盤、トップは野左根選手で、先頭集団の中でクライサルト選手4位、長島選手7位につけていく。
レース後半になると、クライサルト選手はペースが上がらず6位となるが、井筒選手を抜いて一旦5位へと順位を戻す。一方、長島選手は前日の転倒で足を負傷したため苦戦を強いられ、単独7位となっていく。
レース終盤、クライサルト選手は再び6位に後退。追い上げることはできず、そのまま6位でチェッカーを受けた。
一方、中本選手は後半追い上げて8位でゴールラインを通過した。
逆に長島選手は、レース終盤で中本選手に抜かれてしまい9位に終わる。大木選手は序盤に転倒している。



國峰選手が2位。ランキング2位でシーズンを終える





2連勝中の國峰啄磨選手(TSR)は、首位の山田誓己選手(HONDA)に18点差。僅かながらタイトルへの望みをつないでいる。
予選では、國峰選手は2番手。足にケガを負っていたが、力強い走りを見せた。続いてベテランの宇井陽一選手(IODA)が3番手フロントローをつかむ。
また、仲城英幸選手(HONDA)は4位、大久保光選手(HONDA)6位、小室旭選手(HONDA)8位、亀井雄大選手(HONDA)11位。山本剛大選手(HONDA)は、鈴鹿へ移動中に追突事故にあい、むち打ちのために欠場となった。
決勝が始まると國峰選手は、ポールシッターの山田誓己選手(HONDA)の後ろ2番手につける。ところが2周目に入ったところで多重クラッシュが発生して赤旗中断。レースはやり直しとなる。
2度目のスタートが切られると、まずは山田選手、宇井選手、國峰選手、大久保選手と続く。
1周目に大久保選手が先頭に上がり、後ろから山田選手、國峰選手、仲城選手が続く。この4台が先頭集団を形成し、5位以下を離していく。
3周目に國峰選手がトップに浮上するも、他の3台もピタリとついていく。
中盤に向けて、國峰選手と山田選手がトップ争い、大久保選手と仲城選手が3位争いとなっていく。
中盤は、山田選手が先行し、國峰選手は2位につけ前に出るチャンスをうかがっていく。3位争いは仲城選手と大久保選手が順位を入れ替えていき、仲城選手が前にでて終盤へ向かう。
ラストラップ、國峰選手は130Rで前にでるが、シケインで山田選手がインをついて先頭を奪回。國峰選手は僅かに及ばす2位でチェッカーを受けた。
「予選でハイサイド転倒して、足から着地して、足首にヒビが入り、力が入れられませんでした。痛み止めを注射して決勝に臨んだのですが、赤旗中断で時間が延びたことで、終盤は痛み止めが切れて痛くなってしまった。最後は130Rとシケインでの勝負だと思ったのですが、足に力を入れることができずに負けてしまいました。でも、ケガをしてしまったのに2位に入ることができたので、よかったとも思います。来年は、今年の反省を生かしたいと思います」と國峰選手。

また、3位争いは大久保選手が競り勝った。
「今回のレースは仲城さんとのバトルになり、トップ集団の2人に逃げられてしまいました。追いつくことができずに、また3位だと悔しい気持ちです。今年は自分でチームを立ち上げて、本当にたくさんの人に支えられて走ったのに、優勝することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。来年こそは勝てるようにがんばりたいです」と大久保選手。
引退を表明した仲城選手は、惜しくも4位となった。
一方、亀井選手はラストラップで小室選手を抜いて5位、小室選手6位。宇井選手は5位争いで健闘していたが、残り2周というところで転倒してしまった。

 



順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム YAMAHA '29'47.503  
2位 柳川明 TEAM GREEN KAWASAKI '29'50.661  
3位 津田拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム SUZUKI '29'50.744  
9位 出口修 エヴァRT初号機エナジーフォースTRICK☆STAR KAWASAKI '30.26.580 DUNLOP user
10位 今野由寛 MotoMap SUPPLY SUZUKI '30.32.401 DUNLOP user
11位 藤田拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA YAMAHA '30.36.182 DUNLOP user
リタイヤ 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI '11.46.528 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム YAMAHA '32'10.576  
2位 柳川明 TEAM GREEN KAWASAKI '32'14.498  
3位 渡辺 一樹 TEAM GREEN KAWASAKI '32'16.738  
9位 今野由寛 MotoMap SUPPLY SUZUKI '32.55.250 DUNLOP user
10位 藤田拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA YAMAHA '32'55.409 DUNLOP user
リタイヤ 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI '4.51.922 DUNLOP user
欠場 出口修 エヴァRT初号機エナジーフォースTRICK☆STAR KAWASAKI '0.0.0 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 井筒仁康 RS-ITOH & ASIA KAWASAKI '26'39.796  
2位 渡辺一馬 Kohara Racing HONDA '26'43.754  
3位 大崎誠之 伊藤レーシングGMDスズカ YAMAHA '26'45.168  
5位 伊藤勇樹 PETRONAS・HLYM YAMAHA '26.48.560 DUNLOP user
7位 稲垣誠 AKENO SPEED MIC YAMAHA '27.03.610 DUNLOP user
8位 國川浩道 赤い3輪車レーシングチーム HONDA '27.04.401 DUNLOP user
13位 篠崎佐助 SP忠男レーシングチーム YAMAHA '27.11.617 DUNLOP user
リタイヤ 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA '17.45.196 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 浦本修充 MuSASHi RT ハルク・プロ HONDA '33'15.422  
2位 岩田悟 CLUB PLUSONE HONDA '33'15.750  
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI '33'17.094  
6位 D.Kraisart Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA '33.19.573 DUNLOP user
8位 中本翔 レーシングチームOut Run YAMAHA '33.29.057 DUNLOP user
9位 長島哲太 テルル&EM★KoharaRT TSR '33.31.024 DUNLOP user
リタイヤ 大木崇行 MOTO BUM HONDA HONDA '13.25.735 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山田誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE HONDA '27'39.605  
2位 國峰啄磨 Projectμ7C HARC TSR '27'39.768 DUNLOP user
3位 大久保光 HotRacing HONDA '27'47.630 DUNLOP user
4位 仲城英幸 Projectμ7C HARC HONDA '27.47.775 DUNLOP user
5位 小室旭 テルル&EM★KoharaRT HONDA '27.59.533 DUNLOP user
6位 亀井雄大 18 GARAGE RACING TEAM HONDA '27.59.551 DUNLOP user
リタイア 宇井陽一 41Planning.IODA RacingJapan IODA '23.18.872 DUNLOP user

第9戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム YAMAHA 167  
2位 柳川 明 TEAM GREEN KAWASAKI 166  
3位 高橋 巧 MuSASHi RTハルクプロ HONDA 158  
8位 藤田 拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA YAMAHA 99 DUNLOP user
9位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY SUZUKI 79 DUNLOP user
10位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 71 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺 一馬 Kohara Racing HONDA 133  
2位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾 YAMAHA 117  
3位 大崎 誠之 伊藤レーシングGMDスズカ YAMAHA 107  
5位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ YAMAHA 83 DUNLOP user
6位 稲垣 誠 AKENO SPEED MIC YAMAHA 82 DUNLOP user

10位

國川 浩道 赤い3輪車レーシングチーム HONDA 57 DUNLOP user
11位 伊藤 勇樹 PETRONAS・HLYM YAMAHA 56 DUNLOP user
12位 篠崎 佐助 SP忠男レーシングチーム YAMAHA 50 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 野左根 航汰 ウェビックチームノリックヤマハ YAMAHA 156  
2位 生形 秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI 150  
3位 浦本 修充 MuSASHiRTハルク・プロ HONDA 130  
6位 長島 哲太 テルル&EM★KoharaRT TSR 90 DUNLOP user
13位 大木 崇行 MOTO BUM HONDA HONDA 54 DUNLOP user
15位 中村 豊 MOTO BUM HONDA HONDA 43 DUNLOP user
19位 中本 翔 レーシングチームOutRun YAMAHA 30 DUNLOP user
23位 中本 郡 レーシングチームOutRun YAMAHA 14 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 山田 誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE HONDA 165  
2位 國峰 啄磨 Projectμ7C HARC TSR 144 DUNLOP user
3位 大久保 光 HotRacing HONDA 121 DUNLOP user
5位 山本 剛大 TEAM NOBBY HONDA 84 DUNLOP user
6位 小室 旭 テルル&EM★KoharaRT HONDA 80 DUNLOP user
12位 亀井 雄大 18 GARAGE RACING TEAM HONDA 53 DUNLOP user
16位 宇井 陽一 41Planning.IODARacingJapan IODA 34 DUNLOP user