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■ 2013/5/12 全日本トライアル選手権第3戦 九州大会
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晴れ 28度 1,200人

小川友幸選手が約2年ぶりとなる優勝!




 開幕戦が中止されたため、これが今季2戦目となった全日本トライアル選手権の第3戦九州大会が、5月12日(日)に熊本県の小田浦和田山タナカ森林農場で行われた。全日本最高峰となる国際A級スーパークラスでは、ダンロップタイヤD803を履く小川友幸選手(#2)が、2010年以来となるシリーズタイトル獲得に向け、初戦を2位で発進。そしてこの大会では、更なる活躍をみせた。
 
 大会当日は好天に恵まれたものの、前日午前に降った雨の影響で、路面コンディションは悪化。しかし徐々に路面は乾きだし、土の急斜面を主体としたセクションは難易度が低くなり、僅かなミスも許されない神経戦へと変貌した。競技は、4時間30分の持ち時間で8セクションを3ラップした後に、スペシャル・セクション(SS)としてより難易度の高いふたつのセクションにトライする方式とされた。
 
 その第1ラップは、開幕戦勝者の黒山健一選手が減点5で回り、小川選手が減点7、野崎選手が減点8と、僅差で追撃する展開となった。そして第2ラップの第7セクション、小川選手が減点3で切り抜けたのに対して、黒山選手は減点5。これにより両者が同点で並ぶと、続く第8セクションで黒山選手が減点1。小川選手はこのセクションでクリーンをマークし、僅か1ポイント差ながらトップに立った。さらに野崎選手も、2点差で逆転のチャンスを狙った。
 
 迎えた第3ラップ、第7セクションでまたも黒山選手が失敗。再び減点3で走破した小川選手が、黒山選手との差を3ポイントに広げた。一方、野崎選手もこのセクションを減点3で抜け、黒山選手と同点に並んだ。そして勝負はいよいよSSに。三つ巴の優勝争いは、小川選手が最後に減点1を喫したものの2点差で逃げ切って、11年の中部大会以来となる2年ぶりの優勝。野崎選手はSSで減点を増やしたが、3位の座を手にした。今大会の結果、ポイントランキングでは黒山選手と同ポイントながら、小川選手が首位に立った。
 
小川友幸選手のコメント
「今回は、いつも以上にミスができない神経戦となり、とても疲れました。黒山選手も、僕と同じようにプレッシャーを感じていたと思います。SS最後のセクションは、クリーンしなければと思っていましたが、狙っていたよりも飛びすぎてしまい、足を1回着いてしまいました。ニューエンジンを搭載したバイクを、自分がまだ使いこなせていないことが、表れてしまいました。第3ラップの第7セクションで、黒山選手が減点5になったところを、自分は減点3に抑えられたところが、勝負のわかれめだったと感じています。タイトル奪回については、バイクの性能からすれば問題なし。あとは乗り手の問題です。まだまだ乗り込んでいきたいと思います」
 
野崎史高選手のコメント
「今回はSSで失敗してしまいましたが、小川選手や黒山選手と優勝争いができたので、これを次につなげたいと思います。第4戦北海道大会は、もちろん表彰台の真ん中をめざして頑張ります。ダンロップタイヤは、今回のようにヒルクライムが多いセクションで、ぐいぐいと路面に食いついてくれます。とくに第7セクションは、僕と小川選手しか出口まで抜けていないので、タイヤに助けられた点も大きいと思います」


順位 No. 選手名 チーム メーカー タイム減点 総減点 クリーン数
1位 2 小川 友幸 HRCクラブMITANI Honda 0 14 20 DUNLOP
2位 1 黒山 健一 Team黒山レーシングヤマハ Yamaha 0 16 22  
3位 3 野崎 史高 YSP京葉レーシング Yamaha 0 26 20 DUNLOP
4位 4 小川 毅士 WISE BETA Racing Beta 0 30 16 DUNLOP
5位 7 田中 善弘 TEAM BETA Racing Beta 0 34 18  
6位 5 柴田 暁
HRCクラブMITANI Honda 1 49 11 DUNLOP

第3戦終了時点

順位 No. 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 2 小川 友幸 HRCクラブMITANI Honda 37 DUNLOP
2位 1 黒山 健一 Team黒山レーシングヤマハ Yamaha 37  
3位 3 野崎 史高 YSP京葉レーシング Yamaha 30 DUNLOP
4位 4 小川 毅士 WISE BETA Racing Beta 24 DUNLOP
5位 7 田中 善弘 TEAM BETA Racing Beta 24  
6位 5 柴田 暁 HRCクラブMITANI Honda 18 DUNLOP