RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2014/7/12 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第7戦
メリーランド州メカニックスビル/バッズクリーク・モトクロスパーク
天気 気温 観客
晴れ 33度 不明

ダンジー2位/1位! ロクスン1位/2位! 僚友互いに譲らず




全12戦が組まれているシリーズの半分を消化し、後半戦に突入したAMAプロモトクロス。今回の会場は東海岸にある名門コース、バッズクリーク・モトクロスパークだ。元来の高温多湿な土地柄を考慮して、6月中旬に開催されることが多かったバッズクリークだが、今年は日程が7月に変更となり、蒸し暑さとの闘いになった。

谷の斜面にレイアウトされたコースは、自然の地形を利用したアップダウンと逆バンクに富んでいる。ビッグジャンプも数多く、ダグ・ヘンリーが負傷した最も大きなジャンプは、マウントヘンリーと命名されている。基本的な構成は、2007年にモトクロス・オブ・ネイションズの開催に合わせて行われた改修以来、大きな変更はなく今日に至っている。土質はもともとハードだが、掘り起こされた路面にラインが生まれ、やがて硬いレールへと変化するのが常だ。コース幅が広い部分でもイン側が有利とは限らず、アウト寄りのレールが速い場合が多いので、ライン取りを駆使したバトルが見どころとなる。

450クラスのヒート1、オープニングラップの上位陣はトレイ・カナード(ホンダ)、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(KTM)、ケン・ロクスン(KTM)、ウェストン・パイク(スズキ)、イーライ・トマック(ホンダ)。2周目からは2位に浮上したロクスンがカナードを追いかけ、5周目にはトップに躍り出た。レース前半は2位に踏みとどまっていたカナードだが、やがてダンジーに先行されると、トップ争いの2台からは大きく離されていった。

レース後半になると、ロクスンvsダンジー、カナードvsトマックという構図が浮き彫りとなり、その後方からはスタート9位だったジェイムズ・スチュワート(スズキ)が急迫する。しかし終盤になって増えた周遅れの影響で、劇的なオーバーテイクは実現せず、ロクスンがフィニッシュまで逃げ切った。

450クラスのヒート2では、ダンジーがホールショット賞を獲得。その後にはロクスン、ジョシュ・グラント(ヤマハ)、カナード、スチュワートが続いた。ダンジーがこのヒートにかける闘志はすさまじく、チームメイトのロクスンを引き離して独走態勢を固めていく。そのアドバンテージは3周で4秒、6周で6秒と広がった。

レース中盤にはダンジー、ロクスン、カナードが各々単独走行となったが、スタート11位から追い上げてきたトマックが近づき、13周目には3位に浮上した。30分を経過する頃には、ロクスンvsトマックの3位争いが接近戦となったが逆転には至らず、ダンジー、ロクスン、トマックの順でゴールした。この結果ダンジーが総合優勝(2位/1位)、ロクスンが総合2位(1位/2位)となったが、ランキングのポイントには変動がないまま、ロクスンが26点リードしている。


アンダーソン初優勝! 総合は当地3年連続でバゲット!




250クラスのヒート1では、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)がホールショットを取った。その後にはジェイソン・アンダーソン(KTM)、クリストフ・プーセル(ヤマハ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)が続く。2位につけたアンダーソンは、ボーグルとは対照的な大外のラインを多用して攻め、3周目にはリーダーの座を奪った。アンダーソンはその後、最大8秒という独走態勢を築く。 レース後半になると2位にはマーティン、3位にはスタート7位だったブレイク・バゲット(カワサキ)浮上してくる。スーパークロスではファイナルラップの逆転男として名を馳せたアンダーソンだが、アウトドアでは後方から猛チャージを受け、貯金をほとんど使い果たしてしまった。ラスト1周はアンダーソン、マーティン、バゲットが三つ巴でテールトゥノーズとなったが、このままの順位でチェッカー。アンダーソンにとってはキャリア初のヒート優勝となった。

250クラスのヒート2は、マーティンのホールショットで始まる。7年前のリニューアル時に作られたタイトなヘアピン1コーナーでは、マルチクラッシュが発生し、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、マービン・ムスキャン(KTM)といった有力ライダーが犠牲となった。マーティンは2位プーセルを徐々に引き離し、レース序盤にして独走に持ち込んだが、中盤8周目にバゲットが2位に躍進してくると、徐々にリードが削り取られていく。

終盤の12周目には、ついにバゲットがマーティンを捉えてトップに浮上。バゲットはこの段階で安全運転に切り換えたマーティンに15秒差を付けて、ヒート2のウィナーとなった。この結果、バゲット(3位/1位)がオーバーオールウィナー、マーティンが2位(2位/2位)、アンダーソンが3位(1位/7位)。バゲットがバッズクリークで総合優勝に輝くのは、これで3年連続となる快挙。猛追撃の原動力になっているのは、このテクニカルコースに対する得意意識だった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 34.34.129 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +1.928 DUNLOP user
3 41 T・カナード Honda Muscle Milk  Honda +18.140 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda +19.056 DUNLOP user
5 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +23.773 DUNLOP user
6 40 W・パイク RCH Dodge Sycuan Suzuki +1.02.265 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 35.21.032 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +5.005 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda +8.463 DUNLOP user
4 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +18.017 DUNLOP user
5 40 W・パイク RCH Dodge Sycuan Suzuki +1.17.940 DUNLOP user
6 33 J・グラント JGR Toyota Yamaha Yamaha +1.24.774  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 35.18.987 DUNLOP user
2 19 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +0.874 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +1.540 DUNLOP user
4 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +24.869 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +26.191 DUNLOP user
6 377 C・プーセル VMS Yamaha +33.625  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 35.33.636 DUNLOP user
2 19 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +14.866 DUNLOP user
3 377 C・プーセル VMS Yamaha +37.210  
4 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +43.905 DUNLOP user
5 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +47.574 DUNLOP user
6 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +58.917 DUNLOP user

ルーカスオイルAMAプロモトクロス第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 327 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 301 DUNLOP user
3 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda 264 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 212 DUNLOP user
5 24 B・メットカーフ Monster Energy Kawasaki Kawasaki 192 DUNLOP user
6 33 J・グラント JGR Toyota Yamaha Yamaha 186  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 19 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 294 DUNLOP user
2 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 267 DUNLOP user
3 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 261 DUNLOP user
4 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 225 DUNLOP user
5 377 C・プーセル VMS Yamaha 211  
6 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 206 DUNLOP user