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CATEGORY
■ 2014/1/4 AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜9度 45,050人

ロクスンがルーキーシーズンの開幕戦で初優勝を飾る!





モンスターエナジーAMAスーパークロスが、年明け早々に開幕。全17戦からなるシリーズが、聖地アナハイムでキックオフとなった。今年は大型移籍があまりなく、チャド・リードの個人チームがホンダからカワサキへ、ロックスター・レーシングがスズキからKTMへスイッチした程度だが、250から450にステップアップするライダーが粒揃い。中でもイーライ・トマック(ホンダ/'12年250SXウエストチャンピオン)、ウィル・ハーン(ホンダ/'13年250SXイーストチャンピオン)、ケン・ロクスン(KTM/'13年250SXウエストチャンピオン)らが注目されている。450ルーキーの参入によって、ますます激しいレースが期待できそうだが、昨年のキックオフを制したデイビー・ミルサップス(KTM)や、トレイ・カナード(ホンダ)ら、ケガの治療で開幕戦に出場できないライダーもいる。
今年からの変更点としては、レースフォーマットが見直されたことが大きい。450SXはヒート2組(6周/トップ4台通過)、セミファイナル2組(5周/トップ5台通過)、ラストチャンス(4周/トップ4台通過)、メインレース(20周/出走22台)。250SXは小変更だが、ヒート2組(6周/トップ9台通過)、ラストチャンス(4周/トップ4台通過)、メインレース(15周/出走22台)と改められた。
開幕戦のコースレイアウトは、転倒をできるだけ避けるために難易度を低く設定する傾向があったが、今年は十分な長さのリズムセクションや2ヶ所に置かれたフープスなどがあり、テクニックの観点からは標準的なものだった。ただしサンドセクションで巻き上げられる砂の粒子が細かく、近接セクションのミディアムハード路面上に散乱するため、表面が非常に滑りやすくなっていた。長めのコース設定だったが、予選タイムは450SXが57〜59秒台、250SXでは58秒〜1分01秒台だった。
450SXのメインレース(20周)では、ディフェンディングチャンピオンのライアン・ビロポート(カワサキ)が見事なホールショットを決めた。1周目のコントロールラインでは、ビロポート、ロクスン、リードのトップ3にジョシュ・グラント(ヤマハ)、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(KTM)が続く。注目されていたトマックは、ヒートでクラッシュした際に肩を負傷し、セミファイナル以降DNSとなっていた。
レース中盤まで1秒強ほどの僅差を保ったまま快走するトップ3が、4位以下を徐々に引き離す展開となったが、9周目にトップのビロポートが転倒。これで上位集団はロクスン、リード、ダンジーに替わった。その背後にスタート8位から追い上げてきたのが、昨年10月に開催されたモンスターカップの勝者、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)。ここからダンジー、リードを次々にかわしたスチュワートは、13周目に2位に浮上してロクスンの背後に迫ったが、16周目に転倒リタイアを喫してしまった。終盤はロクスンとダンジーが1-2走行を見せてゴール。今年から450SXにフル参戦を開始したロクスンが、見事な初優勝を飾った開幕戦だった。


アンダーソンが逆転優勝!オレンジ旋風を巻き起こす!



250SXのメインレース(15周)では、ジェイソン・アンダーソン(KTM)がトップで1コーナーをクリア。アールの大きな1コーナーは、2周目以降には使われずに温存されるレイアウトになっているので、路面が荒れずに比較的きれいなスタートが実現していた。ホールショット賞をゲットしたアンダーソンの後には、コール・シーリー(ホンダ)、マルコム・スチュワート(ホンダ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、ザック・オズボーン(ホンダ)が続いた。
アナハイムで優勝経験があるシーリーは、アンダーソンをテールトゥノーズで追走し、4周目にはトップに浮上。その後は1〜2秒差をキープしながらリーダーの座を保持した。追いかけるアンダーソンにも優勝経験があったが、昨年ソルトレイクシティでの初優勝時には、所属するロックスターのマシンがスズキだった。レース後半になると、シーリーvsアンダーソンの1位争いと、ウィルソンvsオズボーンの3位争いに分かれ、その間に周遅れが入る形となる。さらにスタート8位から挽回してきたクーパー・ウェブ(ヤマハ)が加わり、3〜5位が接近戦となった。
終盤はシーリーが掌握したように見えたが、ラスト2周でアンダーソンがスパートを開始した。一時は2秒強あったマージンを一気に削り取ったアンダーソンが、フィニッシュから2個手前のコーナーでシーリーにアタックして逆転。今年からKTMに乗り換えたアンダーソンが、開幕戦でキャリア2勝目をもぎとる劇的なエンディングとなった。3位にはガイコ・ホンダのオズボーン、4位にはモンスターエナジー・プロサーキット・カワサキのウィルソン。250SXクラスにおいて双璧と見なされる名門チームが勝利を逃したのとは対照的に、独立系のロックスターKTMが昨年のミルサップスを思わせるサプライズを見せた。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM "19.43.636 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +3.186 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +9.288 DUNLOP user
4 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +13.886 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +20.668 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +23.633  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM "14.44.951 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +0.425 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda +18.168 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +19.585 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +19.931 DUNLOP user
6 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +26.989 DUNLOP user

AMAスーパークロス第1戦/450SX第1戦/250SXウエスト第1戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 25 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 22 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 20 DUNLOP user
4 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 18 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 16 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 15  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 25 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 22 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda 20 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 18 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 16 DUNLOP user
6 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 15 DUNLOP user