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CATEGORY
■ 2014/1/18 AMAスーパークロス第3戦/450SX第3戦/250SXウエスト第3戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中28度〜深夜8度 40,682人

リードが40周年記念レースを制す!





 スーパークロス40周年記念レースと銘打って開催された、第3戦アナハイム。会場のエンジェル・スタジアムには、1974年初代250ccチャンピオンのピエール・カールスマーカー(ヤマハ)、同500ccチャンピオンのゲイリー・セミックス(ハスクバーナ)を始め、歴代の王者全員が集結した。昼過ぎから行われるピットウォークでは、'70年代のボブ・ハンナ、'80年代のジェフ・ワード、リック・ジョンソン、'90年代のジェフ・スタントン、ジャン・ミシェル・バイルらによるサイン会が行われ、大盛況を博していた。オープニングセレモニーでは、ジェレミー・マクグラスとリッキー・カーマイケルがアクションジャンプを披露。実際にレースで使用されるバイクにもレトロなカラーリングが施され、特にチームホンダ・マッスルミルクが用意した赤/青のツートンや、JGRトヨタ・ヤマハの黄/黒インターカラーが注目された。
  すべてがスペシャルな今大会には、コースレイアウトにも2001年のアナハイムを模したレプリカが採用され、演出に対するこだわりが感じられた。タイムアタックを兼ねた公式練習では、450SX/250SXともに51秒台がベスト。2週間前の開幕戦よりも硬化が進んだ路面には、サイコロ状の土の塊と露出してきた石が散らばり、比較的平坦なベストラインとそれ以外ではコンディションが異なった。
  450SXのメインレース(20周)では、ライアン・ダンジー(KTM)がホールショットを取り、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ケン・ロクスン(KTM)、ニック・ウェイ(カワサキ)、チャド・リード(カワサキ)が上位につけた。序盤はダンジーが1〜2秒差で逃げる一方、2〜4位が激しい競り合いとなり、その中でロクスンがビロポートをかわして3位に浮上。ビロポートも反撃を試みたが、なかなか逆転には至らない。7周目にはあろうことかリーダーのダンジーが痛恨の転倒を喫し、トップグループはスチュワート、ロクスン、ビロポートとなった。
  中盤10周目には、ビロポートがロクスンを抜いて2位に浮上。トップ争いは僅差のまま三つ巴となった。リーダーのスチュワートは慎重な走りを心掛けているのかペースが上がらず、徐々にビロポートの接近を許す。15周目には、強引に仕掛けたビロポートがスチュワートと接触して転倒。トップ争いはスチュワート、ロクスン、そしてリードを加えた接戦になった。後半になってペースを上げてきたリードは、16周目にロクスンを攻略。さらに18周目にはスチュワートをかわしてトップに躍り出た。
  こうしてスタート6位から着実にポジションを上げてきたリードが、今シーズン初優勝。2位スチュワート、3位ロクスンの順でチェッカーを受けた。レース終盤は、ともに転倒で脱落したビロポートとダンジーが接戦を繰り広げ、フィニッシュ目前で接触した両者が転倒するシーンもあった。開幕3戦を消化した段階で3人の勝者が誕生したが、450SXランキングはロクスンがトップに再浮上。1点ビハインドでビロポート、首位から3点差でリードとダンジーがつけている。


シーリーがアンダーソンを振り切り今季初優勝!



 250SXのメインレース(15周)では、クーパー・ウェブ(ヤマハ)がホールショット賞を獲得したが、すぐにコール・シーリー(ホンダ)に先行された。3位以下にはディーン・ウィルソン(カワサキ)、マルコム・スチュワート(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(KTM)、ディーン・フェリス(KTM)、ザック・オズボーン(ホンダ)が控えていた。4周目にはウィルソンが転倒し、後続のオズボーンも巻き込まれてポジションを落とした。
  トップを行くシーリーは、前半で5秒弱のリードを蓄えて独走態勢を整えた。中盤9周目には、アンダーソンがウェブをかわして2位にアップし、開幕戦アナハイム、第2戦フェニックスを思わせる形が出来上がる。2連勝中のアンダーソンは、今大会のタイムドプラクティスでも唯一51秒台を記録するなど絶好調だったが、2戦連続で屈辱的な逆転2位を甘受しているシーリーとしては、もはや絶対に負けられないレースだ。後半の7周は両者のマージン変動に大観衆が注目したが、スコアボードのスクリーンに表示される数字は5.6〜5.7秒と安定したもので、シーリーが逃げ切れる雰囲気が高まっていった。
  ラスト2周ではアンダーソンに接近されたが、最終的に貯金を3秒ほど残してシーリーが今季初優勝。2位アンダーソン、3位ウェブ、4位スチュワートの順でチェッカーを受けた。着順通りで表彰式を終えた後、アンダーソンが赤十字フラッグを無視してジャンプを飛んだかどでペナルティを受け、2位→4位に繰り下げとなった。この結果250SXウエストポイントランキングは、首位がシーリーに入れ替わった。1点差の2位にアンダーソン。対戦成績が2勝vs1勝となった2人が、3位以下に対する差を広げつつある。



順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 17.41.874 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +1.297 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +2.686 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +6.346  
5 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +15.593 DUNLOP user
6 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +16.465 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 13.12.967 DUNLOP user
2 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +22.193 DUNLOP user
3 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +33.386 DUNLOP user
4 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM +33.387 DUNLOP user
5 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +37.225 DUNLOP user
6 87 S・マケラス Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +39.302 DUNLOP user

AMAスーパークロス第3戦/450SX第3戦/250SXウエスト第3戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 60 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 59 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 57 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 57 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 55  
6 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 44 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 69 DUNLOP user
2 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 68 DUNLOP user
3 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 53 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda 53 DUNLOP user
5 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 50 DUNLOP user
6 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 49 DUNLOP user