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CATEGORY
■ 2014/1/25 AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦
カリフォルニア州オークランド/オードットコー・コロシアム
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜6度 47,339人

450SX 今季2勝目を挙げたビロポートが首位に返り咲く!





 サンフランシスコから対岸のオークランドに会場が移されて4年目、オードットコー・コロシアムはカリフォルニア北部のスーパークロス開催地として、着々とその地位を固めてきている。野球とフットボールのシリーズ優勝チームがここを本拠地としていることから、ホーム・オブ・チャンピオンズと呼ばれているが、ここで勝つとスーパークロスチャンピオンになるという伝説を信じてみてもいいかもしれない。ちなみに昨年の勝者、ライアン・ビロポート(カワサキ/450SX)とケン・ロクスン(KTM/250SXウエスト)は、いずれもチャンピオンを獲得している。
  今大会のコースレイアウトは、これまでの4戦の中で最も評価が高かった。粘土の成分が多く食い付きの良い土質だったことに加え、開幕当初は比較的平易に作られていたセクションの難度が上がってきたからである。竜の背中を思わせるドラゴンズバックは、トップライダーでも転倒するほどトリッキーだった。左右のラインでリズムが異なるスプリットレーンは、進入と出口のコーナーも含めてライン取りにバリエーションを与えた。角度がきつく巨大なダブルジャンプでは、高く飛びすぎないスクラブテクニックが要求された。フープスはきつさが指摘されて少し丸められたが、差が付くセクションであることに変わりはなかった。さらにアールの大きな1コーナーの先では、小さなジャンプを4個飛び越すライダーが現れ、タイムを縮めるポイントになった。
  ヒートレースのスターティンググリッドが競われるタイム予選では、ビロポートが54秒830で450SXのトップ。以下ジェイムズ・スチュワート(スズキ)=54秒957、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)=55秒155と続いた。250SXではディーン・ウィルソン(カワサキ)が54秒613で、両クラスを通じ最速のラップタイムを記録した。
  450SXのメインレース(20周)では、プライベートのビンス・フリージー(ホンダ)がホールショットを取った。しかし1周目の混戦の中に埋没してしまい、ビロポートを先頭に2位以下チャド・リード(カワサキ)、ブレイトン、ライアン・ダンジー(KTM)、ウィル・ハーン(ホンダ)というトップグループになった。ハーンは3周目にバランスを崩して後退。入れ替わるように、6位スタートのスチュワートが進撃を始める。
  ビロポートはレース序盤で2〜3秒の貯金を作り、徐々にセーフティリードを広げていった。8周目にはスタート9位から挽回中だったジャスティン・バーシア(ホンダ)が転倒し、トップ争いは独走のビロポートと接戦のリード、スチュワート、ダンジーに絞られる。後半に差しかかった13周目には、スチュワートがリードをかわして2位に浮上。その後トップを行くビロポートを追走したが、リーダーもスパートして逃げ切った。これでビロポートは今シーズン2勝目。ポイントリーダーを表す赤ゼッケンをロクスンに譲っていたが、わずか1戦で奪回に成功した。


250SX アンダーソンが3勝目をゲット!



 250SXのメインレース(15周)では、ウィルソンがホールショットを取ったが、オープニングラップの競り合いに負けて、ジャスティン・ヒル(カワサキ)、ジェイソン・アンダーソン(KTM)が先行。このトップスリーの背後には、前戦でアンダーソンがペナルティをうけたためにランキング首位に入れ替わったコール・シーリー(ホンダ)。さらにザック・オズボーン(ホンダ)、マルコム・スチュワート(ホンダ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)が控えていた。
  3周目にはスチュワートとウェブが絡んで転倒。前戦アナハイムで上位入賞を果たしていただけに、2人の脱落には大観衆が一斉に溜息をもらした。5周目あたりから、ヒル、アンダーソン、ウィルソンによる三つ巴のトップ争いが激しくなったが、7周目にはウィルソンがトップに立つ。レース前半のリーダーを務めたヒルは、やがてアンダーソンにも抜かれて3位に定着。中盤になって周遅れが現れるとアンダーソンのペースが鈍り、1〜2位のマージンは4秒まで広がった。
  終盤アンダーソンのスパートが始まると、両者の差が3秒、2秒、1.8秒と詰まり、誰もが開幕戦と第2戦の勝ちパターンを思い出した。しかしファイナルラップの逆転劇オークランド編は、意外な結末を迎えることになる。トップのウィルソンがトラブルで3連をなめる間に、アンダーソンが前に出て優勝。2位ウィルソン、3位にはヒルが初のポディアム登壇を果たした。今大会赤ゼッケンを付けていたシーリーが4位にとどまったため、アンダーソンがポイントリーダーに復帰。450SX/250SXともに週替わりの首位交代が続いている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 18.40.181 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +4.235 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +7.047 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +9.886 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +17.465  
6 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +19.933 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 14.11.241 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +2.029 DUNLOP user
3 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +9.507 DUNLOP user
4 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +14.031 DUNLOP user
5 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda +33.158 DUNLOP user
6 89 M・リーブ Rocket Exhaust Honda +37.955 DUNLOP user

AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 84 DUNLOP user
2 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 77 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 75 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 75 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 71  
6 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 66 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 93 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 87 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 72 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda 69 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 65 DUNLOP user
6 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 64 DUNLOP user