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CATEGORY
■ 2014/2/1 AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中19度〜深夜5度 42,139人

450SX リードがアナハイム戦で連勝!





 開幕戦アナハイム、第2戦フェニックス、3戦アナハイム、第4戦オークランド、第5戦アナハイムという日程により、当地では今シーズン3度目の開催となるスーパークロス。カリフォルニア州では水不足が心配されるほどの晴天続きという事情もあって、開幕以来エンジェル・スタジアムのフィールドに敷き詰められてきた土は、乾燥と硬化の一途をたどっている。スーパークロスが他会場で行われている間(第2戦・第4戦)も、アナハイムではモンスタートラックが開催されるため、踏み固められた土からは小石が露出し、路面コンディションは開幕時よりも悪くなっていた。


  コースはその都度作り直されているので、雰囲気は同じ会場とは思えないほど異なる。開幕戦は安全に配慮した抑えめのコース設定、そして第3戦はスーパークロス40周年記念にちなんだ2001年のレプリカコースだったが、今回はテクニック差の出るセクションを多めに設け、難易度も全開になってきた印象だ。中でも7個のジャンプが連なるリズムセクションでは、2-3-2、3-3-1…といった飛び方が普通だったが、一気に3-4(トリプルイン・クワドアウト)で飛び越すライダーが現れた。ジャンプを4個飛び越すクワドは前戦オークランドでも話題となったが、今回初めてこの難易度の高いテクニックに挑んだのが、負傷欠場から復帰したばかりのイーライ・トマック(ホンダ)だったのが痛快だった。
  プラクティス中に見せたクワドの効果もあってか、トマックは1分03秒023で計時予選6位。450SXのトップはライアン・ビロポート(カワサキ)の1分02秒295だった。250SXではディーン・ウィルソン(カワサキ)が1分01秒901をマークし、これが450SXに勝るベストラップタイムとなった。前述したように、ハードパックと化した路面には小石に加えてマーブル状の土が浮き、非常に滑りやすいコンディションでのレースがスタートする。


  450SXのメインレース(20周)では、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)がホールショットを取った。だが、1コーナーのアウト側からスピードを乗せたビロポートとチャド・リード(カワサキ)が、2コーナーで先行。さらにケン・ロクスン(KTM)もスチュワートの前に出た。レース序盤は激しい競り合いが繰り広げられ、4周目にはロクスンがビロポートをかわして2位に浮上。リード、ロクスン、ビロポートという上位3台が、4位スチュワートを徐々に引き離していった。


  レース中盤になると、リードとロクスンがサイドバイサイドとなるトップ争いを展開。さらにセカンドグループでは、スチュワートに続いてダンジーもクワドを飛び始め、こちらも熱いバトルとなった。しかしその接戦の最中、12周目にダンジーと接触したスチュワートが転倒、その後13周目にはダンジーが単独転倒という荒れた展開になり、マシンにダメージを受けたダンジーはリタイアを喫した。終盤になるとペースを落としたビロポートが3位に定着する一方、リードvsロクスンのトップ争いがますます激化する。勝負は僅差のままファイナルラップに持ち込まれたが、周遅れを上手くかわしたリードが優勝。第3戦に続き今季2勝目を挙げたリードは、アナハイムにおける通算8勝記録(マクグラス/スチュワート)に並んだ。


250SX 最速ウィルソンが今季初優勝!



 250SXのメインレース(15周)では、コール・シーリー(ホンダ)がホールショット。タイムドプラクティス、そしてヒート2も1位通過してきたウィルソンが2位につけ、以下ジェイク・カナダ(ホンダ)、マルコム・スチュワート(ホンダ)、ジェイソン・アンダーソン(KTM)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)と続いた。3周目にはポイントリーダーのアンダーソンが、スチュワートをかわして4位に浮上。その直後に反撃を試みたスチュワートとアンダーソンが接触し、両車転倒というハプニングがあった。スチュワートは再スタート後7位、アンダーソンは11位からの挽回となった。


  快調に飛ばすトップのシーリーは、ウィルソンに対して3秒強のリードを蓄えたが、周回遅れが出てきた中盤になるとウィルソンに接近を許した。終盤には両者を隔てるマージンが1秒ほどに縮まり、開幕戦以来恒例となっているファイナルラップの攻防に対する期待が高まる。その主役になるはずだったミスターファイナルラップのアンダーソンは、5位までポジションを上げてきていたが、今回に限っては得意の追い上げもここまでだった。


  シーリーvsウィルソンのトップ争いが最高潮に達した13周目、あろうことかトップのシーリーが転倒。直後につけていたウィルソンが、倒れたシーリーを辛うじてかわしてトップに躍り出た。前戦オークランドでは、ファイナルラップで起きたマシントラブルによって優勝を逃したウィルソンだったが、今回は無事にフィニッシュして今季初優勝。2位シーリー、3位にはクーパーが入賞した。この結果、250SXポイントランキングはアンダーソンとシーリーが同点首位となり、次戦サンディエゴには2台の赤ゼッケンが出走する。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 21.37.093 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +0.918 DUNLOP user
3 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +9.845 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +17.449 DUNLOP user
5 40 W・パイク Motosport.com Suzuki +25.890 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +31.000  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 16.28.163 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +6.392 DUNLOP user
3 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +14.730 DUNLOP user
4 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +16.740 DUNLOP user
5 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM +17.359 DUNLOP user
6 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +24.784 DUNLOP user

AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 104 DUNLOP user
2 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 102 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 97 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 86  
5 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 80 DUNLOP user
6 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 76 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 109 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 109 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 97 DUNLOP user
4 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 85 DUNLOP user
5 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 82 DUNLOP user
6 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda 69 DUNLOP user