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CATEGORY
■ 2014/2/8 AMAスーパークロス第6戦/450SX第6戦/250SXウエスト第6戦
サンディエゴ/クアルコム・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中18度〜深夜12度
56,828人

450SX スチュワートが今シーズン初優勝を飾る!





 シリーズ第6戦サンディエゴ大会には、ミリタリー感謝デーという副題が付けられた。サンディエゴは映画「トップガン」の舞台になった町で、クアルコム・スタジアムから10km以内に軍港や航空基地がある。普段からスーパークロス観戦に訪れる軍関係者が多く、ライダーにとっても愛国心が高揚するラウンドと言われている。そんなムードが反映された今大会では、バイクやライディングウエアにカモフラージュ柄などのスペシャルバージョンを用意したり、星条旗をあしらったヘルメットを揃えたチームもあった。
  カリフォルニア南部は雨が少ない土地柄ではあるが、最近のサンディエゴSXはずいぶん雨の影響を受けてきた。'10年、'11年と連続でマディ。'12年、'13年は前日の降雨で一部ソフトなコンディションだった。今年はようやくドライで硬い路面が実現したが、木曜日に少量の降雨があったため、ダブルジャンプの谷間など低い部分に水分が残り、コーナーの出口などの加速地点も含めて緩いワダチが出来た。
  コースレイアウトは、ドラゴンズバックやこのところ流行っているクワド(4個飛び)が要求されるリズムセクションなどが注目されたが、ライダーからはあまり高い評価を得られなかった。プラクティスを走ってみると、ワンラインでパッシングポイントが少ない。オークランドでお目見えしたスプリットレーンがここでも採用されたが、意外と差が付きにくい。ラップタイムが50秒を下回る短いコースなので、周遅れが多く出そうだ。比較的広いストレートではライン取りのオプションがあるが、乾いたハードパックで滑りやすい…などのコメントが聞かれた。
  昼過ぎからスタートした公式プラクティスでは、転倒者の救護でタイムアタックがスムーズに出来ないグループもあったが、450SXではジェイムズ・スチュワート(スズキ)が46秒808でトップ。以下ケン・ロクスン(KTM)=46秒944、ライアン・ダンジー(KTM)
=47秒608、ライアン・ビロポート(カワサキ)=47秒631と続いた。250SXではジェイソン・アンダーソン(KTM)=47秒562、ディーン・ウィルソン(カワサキ)=47秒671、ジャスティン・ヒル(カワサキ)=48秒107がベストスリーを占めた。
  450SXのメインレース(20周)では、アンドリュー・ショート(KTM)がホールショットを取ったが、すぐにビロポートとスチュワートが先行。激しいトップ争いが繰り広げられ、スチュワートが1周目からリーダーに躍り出た。2周目にはチャド・リード(カワサキ)が6位から3位にアップし、ロクスンを従えてセカンドグループを形成した。
  レース中盤の8周目にはロクスンがリードをかわして前に出る。スチュワートvsビロポート、ロクスンvsリードという2つの接戦が見ものとなった。トップ争いは終始1秒を切るデッドヒートだったが、終盤になるとスチュワートが2〜3秒のマージンを築いて逃げ切り、今シーズン初優勝を遂げた。3位争いはファイナルラップのフープスでロクスンに追突したリードが転倒。サンディエゴで過去6勝というレコードを持つリードだが、今大会は負傷リタイアで12位にとどまった。


250SX ヒルがキャリア初優勝!アンダーソンが単独首位へ!



 250SXのメインレース(15周)では、ダコタ・テダー(カワサキ)がホールショットを取った。今大会の1コーナーは角度が緩く、バンクが設定されていないため、アウト側に押し出されるアクシデントが発生した。テダーは好スタートのアドバンテージを保つことができず、オープニングラップのオーダーはウィルソンを先頭に、マルコム・スチュワート(ホンダ)、ヒル、ジェシー・ネルソン(ホンダ)と入れ替わる。今大会に同点首位で臨んだ2人は、アンダーソンが5位、コール・シーリー(ホンダ)が6位につけた。
  前戦ウィナーのウィルソンがこのまま逃げると思いきや、2周目に転倒を喫してピットイン。ウィルソンは破損したブレーキを修理した後、周遅れでコースに復帰した。ウィルソンの脱落によってパワーバランスが一気に変わり、上位はヒル、スチュワート、アンダーソン、シーリーという順になった。250SX決勝のハーフウェイポイントとなる7周目には、アンダーソンがスチュワートの前に出て2位浮上。この段階でトップのヒルとは2秒差で、後半に強いアンダーソンの追い上げが注目されたが、終盤になると間隔が開いて順位が確定した。初優勝ヒル、2位アンダーソン、3位スチュワートがポディアムに登壇。体調を崩していたシーリーは4位にとどまった。
  250SXのウエストシリーズは、今大会で一区切りとなり、4月5日にヒューストンで再開されるまで中断される。同点だった首位争いは、アンダーソンが単独リーダーとなり、4点のビハインドでシーリーが2位。次週ダラスからは、250SXイーストシリーズが始まるが、250SXウエストのライダーが450SXにスポット参戦するケースもあり、また違った趣きのレースになりそうだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 16.00.602 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.311 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +8.543 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +11.363 DUNLOP user
5 40 W・パイク Motosport.com Suzuki +27.937 DUNLOP user
6 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +29.655 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 12.11.073 DUNLOP user
2 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM +5.736 DUNLOP user
3 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +11.677 DUNLOP user
4 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +18.704 DUNLOP user
5 87 S・マケラス Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +35.340 DUNLOP user
6 50 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +45.963 DUNLOP user

AMAスーパークロス第6戦/450SX第6戦/250SXウエスト第6戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 126 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 117 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 111 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 105 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 98  
6 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 94 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 131 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 127 DUNLOP user
3 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 107 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 98 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 92 DUNLOP user
6 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 89 DUNLOP user