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CATEGORY
■ 2014/2/15 AMAスーパークロス第7戦/450SX第7戦/250SXイースト第1戦
テキサス州ダラス/AT&Tスタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜7度 54,421人

450SX スチュワートが2連勝!ランキング3位に浮上!





 スーパークロスツアーが訪れる北米主要都市の中で、地理的にちょうど中央に位置しているのがテキサス州のダラスとヒューストン。近年は東西シリーズの開催数を均等にするため、日程調整のバッファとして用いられてきたが、今年はダラスがイースト、ヒューストンがウエストに振り分けられている。前戦サンディエゴにてウエストは一時中断し、今大会からはイーストシリーズが始まる。450SXの出場ライダーに変化はないが、東西に分けられている250SXでは総入れ替えとなる。
  会場はダラス近郊のアーリントンにある、AT&Tスタジアム。2009年にカウボーイズ・スタジアムとしてオープンし、昨年ネーミングライツの行使によって呼称が変わった。リトラクタブル(開閉式)ルーフ、世界最大のオーロラビジョン、10万人以上の収容能力を誇る巨大な施設で、2011年にはNFLスーパーボウルの会場になった。
  ダラスの土は超ハードパックとして知られている。コース造成時には水分を含んでいるが、乾くと粘土がコンクリート並みの硬さになるので、攻略には特別な技術と集中力が要求される。例えば土が硬くて削れないため、ジャンプのエッジが崩れず、飛距離不足で引っ掛かったりするとダメージが大きい。フープスは他の会場のように低い走行ラインができず、高く尖った頂点をかすめるテクニックが要求される。ワダチができない点に関しては、振られにくいのは結構だがコーナリングに活用できるレールがない、という一長一短がある。最大のポイントは平坦な硬質路面のトラクションにあり、ブロックのエッジよりも面でグリップを発揮するようなタイヤ性能が求められる。
  コースレイアウト的には、スタートから1コーナーまでをフロアの短辺に配置した、いわゆるショートスタートが採用された。1コーナーまでの距離が短いと、集団が散らばらないためにアクシデントの可能性が増えてしまう。今回はさらに90度コーナーでアウト側にバンクないため、クラッシュが多発した。ラップタイムは450が45〜46秒台、250が46〜47秒台で、比較的短めのコース設定と言えた。
  450SXのメインレース(20周)では、ライアン・ダンジー(KTM)がホールショットを取った。その背後にはジェイムズ・スチュワート(スズキ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ケン・ロクスン(KTM)、ライアン・ビロポート(カワサキ)らが続く。前戦サンディエゴで肩を負傷したチャド・リード(カワサキ)は、今大会のプラクティスを試走した後に欠場を決めていた。
  3周目からはスチュワートがリーダーとなり、ダンジーにマークされながらも快走。終盤になるとスチュワートがマージンを5秒に広げ、前戦からの2連勝を飾った。ポイントリーダーのビロポートは序盤ロクスン攻略に手こずり、4位まで挽回するのが精一杯だった。ビロポートの首位に変わりはないが、3位に浮上してきたスチュワートが、今後のキーパーソンになりそうだ。


250SX ルーキーのシアンサルーロが初優勝!プロサーキット1-2-3フィニッシュ!



 250SXイースト開幕戦のメインレース(15周)では、昨年ナショナルにデビューしたアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が、ホールショット賞を獲得した。マーティン・ダバロス(カワサキ)、ブレイク・バゲット(カワサキ)、アンソニー・ロドリゲス(ヤマハ)、ギャビン・フェイス(ホンダ)、ビンス・フリージー(ホンダ)も好スタートを切り、トップグループを形成した。フリージーはプライベートライダーだが、ウエスト開幕戦から450クラスに出場しているためか、他の250SXイーストのライダーよりもレースに馴染んでいるように見受けられた。
  スタートで1-2-3態勢となったプロサーキット・カワサキとは対照的に、ガイコ・ホンダ勢は全員が出遅れた。ブレイク・ウォートン(ホンダ)11位、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)16位、マット・ビシェリア(ホンダ)19位。前方では1周目からダバロスが前に出て、リードを3秒ほどまで広げたが、4周目に転倒で5位まで脱落。ここから先はシアンサルーロ対バゲットの一騎打ちとなった。チームメイト同士がテールトゥノーズで競り合いながら、3位以下を引き離していく。3〜4位につけていたロドリゲスとフェイスは、転倒で脱落した。
  8周目にはバゲットが仕掛けて前に出たが、すぐさまシアンサルーロが抜き返してトップを維持。その後はペースが衰えたバゲットを5秒も引き離し、シアンサルーロが初優勝を遂げた。2位バゲット、そして大差となったが3位にはダバロスが入り、プロサーキット・カワサキが表彰台を独占した。ウエストでは、ジェイソン・アンダーソン(KTM)とコール・シーリー(ホンダ)の活躍ばかりが目立っていたが、イーストではプロサーキットが名門らしさを発揮している。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 15.28.253 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +3.174 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +11.653 DUNLOP user
4 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +14.344 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +16.718  
6 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +18.311 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 11.37.057 DUNLOP user
2 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +5.289 DUNLOP user
3 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +20.350 DUNLOP user
4 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda +23.015 DUNLOP user
5 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +24.052 DUNLOP user
6 52 C・トンプソン Rockstar KTM KTM +29.814 DUNLOP user

AMAスーパークロス第7戦/450SX第7戦/250SXイースト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 144 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 132 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 130 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 116 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 114  
6 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 111 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 25 DUNLOP user
2 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 22 DUNLOP user
3 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 20 DUNLOP user
4 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 18 DUNLOP user
5 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 16 DUNLOP user
6 52 C・トンプソン Rockstar KTM KTM 15 DUNLOP user