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CATEGORY
■ 2014/2/22 AMAスーパークロス第8戦/450SX第8戦/250SXイースト第2戦
ジョージア州アトランタ/ジョージアドーム
天気 気温 観客
晴れ 日中18度〜深夜8度 69,785人

450SX ロクスンが開幕戦以来の2勝目を挙げる!





アトランタで開催されるスーパークロスは、イーストシリーズの典型とされている。巨大なドームスタジアム、屋内に設置されたパドック、アメリカンフットボール用の長方形のフロアに造成されたコース、湿り気を含んだ軟質土、そして随所に出現するワダチ…。すべてが東部の大都市で行われるスーパークロスの共通点だが、どの要素を各地と比較してもアトランタが際立っている。ジョージアドームの大きさを表す数字として、71,009人(ソールドアウト/2012年)という観客動員数を見れば、アトランタがどれほど重要な一戦なのか納得できるだろう。 その典型的な軟質土だが、当地名物のレッドクレイ(赤土)が搬入時に雨や雪の影響をどれだけ受けたかによって水分の含有量が決まる。今年は全体的にしっとりとした食い付きの良い路面だったが、乾きが早く削られた粒子が表面に浮いた部分もあった。例年ポイントとなるワダチは、ジャンプのアプローチやコーナーの出口などに出来たが、それほど深いものではなかった。むしろ2ヶ所に配置されたフープスの方が、間隔が広くて前後輪を谷に落とさないように走るのが難しそうだった。 コースレイアウトの特徴としては、ストレートエンドの左右幅を飛び越すように設けられたダブルジャンプがユニークだった。ストレートエンドはスタート時にしか使用されないので、実際に空中で交差するわけではないのだが、通常のトリプルジャンプ並みの距離があって注目された。当初は飛べるライダーが少なかったが、フリープラクティスの後に着地点がなだらかに変更されてからは成功例が増えた。 19時30分からのナイトレースに進む40台を決める計時予選、450SXクラスではジェイムズ・スチュワート(スズキ)が52秒436でトップ。250SXではアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が53秒076で最速だった。いずれも前戦ダラスの勝者であり、勢いを維持してアトランタに臨んでいることがうかがえた。また、プラクティス中に転倒したジャスティン・バーシア(ホンダ)が、ナイトプログラムへの出走を見合わせるハプニングもあった。 450SXのメインレース(20周)では、マイク・アレッシ(スズキ)がホールショットを取った。すぐ後ろにはスチュワートがつけていたが、1周目の転倒で最後尾まで脱落。これで2位以下は、ケン・ロクスン(KTM)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ライアン・ダンジー(KTM)、ウィル・ハーン(ホンダ)という順になった。5周目にはビロポートがロクスンと入れ替わり、トップのアレッシも攻略。7周目にはビロポート、ロクスン、ダンジーがトップ3となった。 1〜2位争いは終始1秒強差で繰り広げられたが、15周目にビロポートがジャンプの加速でミスをする間にロクスンがトップに浮上。アドバンテージを保ったまま残る5周を走りきったロクスンが、開幕戦アナハイム以来となる今シーズン2勝目を挙げた。8戦まで消化した現在4人のウィナーが誕生しているが、ビロポート、ロクスン、スチュワート、そして負傷欠場中のチャド・リード(カワサキ)も含めて、いずれも2勝と並んでいる。


250SX ダバロスがキャリア初優勝達成!



  250SXのメインレース(15周)では、シアンサルーロがホールショットを取り、大観衆を沸かせた。ポイントリーダーとして赤ゼッケンの46番を付けて臨みながら、予選ヒートで転倒を喫してしまって、ラストチャンス経由でアウト側のグリッドから好スタートを切ったからだ。だがオープニングラップ中に、トップはマーティン・ダバロス(カワサキ)に入れ替わる。3位以下にはアンソニー・ロドリゲス(ヤマハ)、ビンス・フリージー(ホンダ)、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)と続く。  トップに立ったダバロスは、1周につき1秒のペースでシアンサルーロを引き離し、早々と5〜6秒の貯金を蓄えた。5周目にはロドリゲスが転倒リタイアを喫し、ボーグルが3位に浮上。この段階で上位は縦に間隔が広がり、ダバロスの独走態勢が固まった。前戦で1-2-3フィニッシュを決めたチームメイトの1人、ブレイク・バゲット(カワサキ)はスタートに失敗し、13位からの挽回を強いられていた。  序盤から優位に立ったダバロスは、終盤になると7秒のアドバンテージを有効に使いながらトップでフィニッシュ。キャリア初の優勝を達成したダバロスであった。250SXイーストでは、前戦ダラスに続いて初優勝者が誕生した。シアンサルーロとダバロスの共通点は、プロサーキット・カワサキのチームメイトであること。ただし、シアンサルーロがデビューレースを初優勝で飾ったのとは対照的に、ダバロスにとっては9年目でようやく手にした勝利である。ルーキーと中堅ライダーが上手く噛み合ったチーム力が、本領を発揮し始めた。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 18.19.394 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.871 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +6.575 DUNLOP user
4 23 W・ハーン Geico Honda Honda +20.608 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha +24.032  
6 800 M・アレッシ Smartop Motoconcepts Suzuki +26.418 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 14.12.171 DUNLOP user
2 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +2.779 DUNLOP user
3 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +16.011 DUNLOP user
4 36 B・ウォートン Geico Honda Honda +20.038 DUNLOP user
5 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.868 DUNLOP user
6 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda +32.290 DUNLOP user

AMAスーパークロス第8戦/450SX第8戦/250SXイースト第2戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 166 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 157 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 140 DUNLOP user
4 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 136 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 130  
6 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 111 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 47 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 45 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 38 DUNLOP user
4 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 36 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 33 DUNLOP user
6 36 B・ウォートン Geico Honda Honda 32 DUNLOP user