RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2014/3/1 AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦
インディアナ州インディアナポリス/ルーカスオイル・スタジアム
天気 気温 観客
曇り 日中7度〜深夜マイナス2度 59,919人

450SX ダンジーが今季初優勝!5人目のウィナーとなる





インディアナポリスでは、スターティングゲートから1コーナーまでの距離が短い「ショートスタート」が採用されることが多い。これはマイク・ラロッコ(インディア州出身/現ガイコ・ホンダ監督)が現役だった頃、彼の好みを反映したものだと言われているが、その伝統は今年も生きていた。通常であれば長方形のフロアの長辺にストレートを配置するものだが、対して短辺に置くのがショートスタート。比較的ライダーが拡散しないために接触しやすく、得てして窮屈になりがちな1コーナーと相まってクラッシュが多発するのが欠点だが、その傾向は今回のインディアナポリスでも見られた。 コースレイアウトは、今シーズンこれまでのラウンドを振り返ってみて、最もトリッキーな部類のものだった。きついフープスの後に垂直にそびえるウォールや、随所に掘れた深いワダチがその要因だった。土質は東部の屋内スタジアムならではの軟質土で、ワダチが発生する反面グリップが良いので歓迎するライダーが多かった。 シリーズ中盤ともなると負傷欠場者が増えるので、チーム事情によってピンチヒッターを起用するケースが出てくる。今回はチャド・リード(カワサキ)に代わってディーン・ウィルソン(カワサキ)が出場。また、ジャスティン・バーシア(ホンダ)とトレイ・カナード(ホンダ)の2人が休んでいるマッスルミルクには、コール・シーリー(ホンダ)が抜擢された。ウィルソンもシーリーも250SXウエストのライダーなので、イーストで450SXに出走することは可能だった。 ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)が54秒047で450SXのトップ。以下ライアン・ダンジー(KTM)=54秒234、ウィル・ハーン(ホンダ)=54秒556、ケン・ロクスン(KTM)=54秒834と続いた。 250SXではアダム・シアンサルーロ(カワサキ)=54秒629、マーティン・ダバロス(カワサキ)=54秒751、ブレイク・バゲット(カワサキ)=54秒809、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)=54秒989という順位だった。各クラス上位4人までが54秒台で拮抗し、排気量差があまり感じられないコースだと言えた。 450SXのメインレース(20周)では、果たしてスタート直後にマルチクラッシュが発生した。ストレートでライアン・ビロポート(カワサキ)とロクスンが転倒、1コーナー先ではスチュワート、ウィルソン、ジョシュ・ヒル(スズキ)が倒れた。無難にスタートを切った上位陣は、マイク・アレッシ(スズキ)、ダンジー、イーライ・トマック(ホンダ)。5周目にはダンジーがトップに立ち、4位にはシーリーが浮上してきた。 中盤からはダンジーがリードを広げて独走。13周目にアレッシが転倒した後は、トマック、シーリーが表彰台圏内を単独走行。4位まで挽回してきたビロポートが迫ったが、順位はこのまま変わらず。ダンジーが今季初優勝を飾り、5人目のウィナーとしてタイトル争いに名乗りを上げた。スチュワートは7位、ウィルソンは10位、ロクスンは再度の転倒で21位となった。


250SX シアンサルーロが2勝目をゲット!



250SXのメインレース(15周)では、ビンス・フリージー(ホンダ)がホールショットを取った。 オープニングラップ中からレーシングスピードがマックスに達し、ダバロスとシアンサルーロがフリージーをかわして前に出た。 450SXスタート直後のような重大なクラッシュはなく、ほぼ順当なトップグループとなったが、3周目には6位走行中のブレイク・ウォートン(ホンダ)が転倒。さらに公式練習で好タイムをマークしていたバゲットとマーティンらが出遅れるなど、多少のトラブルはあった。 ダバロスとシアンサルーロは、1〜2秒差をキープしながら1-2走行を続けたが、7周目にダバロスが転倒して3位に後退。トップに立ったシアンサルーロも直後に転倒したが、事なきを得て首位を保った。 2位にはマット・ビシェリア(ホンダ)、4位にはジャスティン・ボーグル(ホンダ)が上がってきたが、10周目からはダバロスが2位にポジションアップした。 コース上にはステップオン・ステップオフという難所があったが、シアンサルーロは中央にあるテーブルトップに一切着地せず飛び越す創造力を発揮し、後続とのリードを広げていった。 その飛距離はクワド=4連に相当し、450でもできない飛び方を250で披露するシアンサルーロには称賛が寄せられた。 こうしてレースを支配したシアンサルーロが2勝目を挙げ、前戦のウィナーだったダバロスが2位。 そしてやはりチームメイト同士で争われた3位には、ボーグルがビシェリアをかわして入賞した。 ポイントリーダーが付けるレッドナンバープレートは、次戦デイトナでもシアンサルーロのものだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 18.23.650 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +6.926 DUNLOP user
3 21 C・シーリー Honda Muscle Milk Honda +12.217 DUNLOP user
4 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +15.472 DUNLOP user
5 20 B・ティックル RCH Dodge Sycuan Suzuki +18.055 DUNLOP user
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM +30.040  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 13.36.113 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +5.347 DUNLOP user
3 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +8.653 DUNLOP user
4 96 M・ビシェリア Geico Honda Honda +11.490 DUNLOP user
5 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +12.766 DUNLOP user
6 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda +16.508 DUNLOP user

AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 184 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 161 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 158 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 154 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 143  
6 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 111 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 72 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 67 DUNLOP user
3 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 56 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 54 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 48 DUNLOP user
6 52 C・トンプソン Rockstar KTM KTM 40 DUNLOP user