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CATEGORY
■ 2014/3/8 AMAスーパークロス第10戦/450SX第10戦/250SXイースト第4戦
フロリダ州デイトナビーチ/インターナショナルスピードウェイ
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜11度 不明

450SX ビロポートが6戦ぶりに優勝!首位固めに自信を深める





今年はスーパークロス40周年を祝うイベントが各地で開催されているが、その発祥の聖地として独自のステイタスを誇っているのがデイトナだ。1974年にAMAシリーズ化される以前から、デイトナではスーパークロスが行われていた。このスピードウェイのグリーンで始まったモトクロスが、ヒューストンのアストロドームやロサンジェルスのメモリアルコロシアムへと波及していったのだ。
トライオーバル型をしたインターナショナルスピードウェイの本コースとピットレーンの間に作られたコースは、リッキー・カーマイケルがデザインを担当している。他のラウンドのコース設計は、ダートワークスのリッチ・ウィンクラーによるものだが、デイトナだけは地元フロリダ出身のチャンピオンがプロデュースしている。カーマイケルによるコースは、幅の広い折り返しターンが数多く設けられているので、ライン取りを駆使したパッシングチャンスの多さが特徴となっている。土質はベースがサンドなので、ギャップとワダチが全周にわたって発生しやすい。ただしスタートから1コーナーまでのストレートなどは例外で、赤土が敷かれているため比較的平坦だった。
日中に行われたタイムドプラクティスでは、負傷欠場中のチャド・リード(カワサキ)の代理として出走したディーン・ウィルソン(カワサキ)が、1分05秒968で50SXのトップ。250SXではアダム・シアンサルーロ(カワサキ)が1分04秒975を記録した。昨年のデイトナではラップタイムが1分20秒前後だったが、今年はコースが少し短縮されたことと、タイムアタック時にギャップが少なかったことが要因として挙げられる。
450SXのメインレース(20周)では、ウィルソンがホールショットを取った。1コーナーで転倒したマイク・アレッシ(スズキ)のバイクに、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)が接触した際、エキゾーストパイプにダメージを受けてスローダウン。ピットインして修復する間に、スチュワートは最後尾まで下がった。オープニングラップのオーダーは、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ウィルソン、ライアン・ダンジー(KTM)、マルコム・スチュワート(ホンダ)。早々とピットインした兄ジェイムズとは対照的に、弟マルコムは450SXデビュー戦で見事な4位スタートを決めた。
TLDホンダで250SXウエストに出場中のスチュワートにとって、デイトナは地元フロリダで開催される唯一のラウンドだが、ホンダが冠スポンサーになっていることもあって、今回のスポット参戦が実現した。7周目にはケン・ロクスン(KTM)の先行を許したものの、そのまま5位でフィニッシュすれば上出来と評価できた。ところがスタート8位から追い上げてきたジャスティン・バーシア(ホンダ)に襲われ、9周目に両者転倒。スチュワートはマシンのダメージが激しく、リタイアを喫した。
レース後半になると、独走ビロポートのはるか後方でウィルソン、ダンジー、ロクスンが3位を争う展開となった。この接戦から這い上がったロクスンが2位、ダンジーが3位。終盤になってペースが衰えたウィルソンは、7位まで後退してチェッカーを受けた。独走優勝のビロポートは、マージンを28ポイントに広げた。


250SX バゲットが今シーズン初優勝を飾る!



250SXのメインレース(15周)では、マーティン・ダバロス(カワサキ)がホールショットをゲット。その背後にブレイク・バゲット(カワサキ)、シアンサルーロ、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ビンス・フリージー(ホンダ)が続いた。2周目にバゲットがダバロスを抜いて前に出ると、徐々にリードを広げた。6周目にはシアンサルーロがダバロスをかわす。スタートからここまでポジションの入れ換えはあったが、プロサーキット勢の1-2-3は揺るぎなく、ウエストで不振をきわめていたのとは正反対の大活躍である。
レースのハーフウェイポイントを迎えると、チームメイトに対して約10秒のリードを築いたバゲットは、余裕のクルージングモードで走行。バゲットの今シーズン初優勝は、2012年AMAモトクロス250チャンピオンが、負傷からのカムバックを誇示する久々の勝利でもあった。プロサーキットによるポディアム独占は、250SXイースト開幕戦ダラス以来となる2度目。ポイントランキングはルーキーのシアンサルーロが1位=94点、ダバロスが2位=87点、バゲットが3位=79点。バゲットにとっては、辛うじてチャンピオン争いに残った形となっている。
スーパークロスコースの土質を大まかに分類すると、ウエストが硬質でイーストが軟質という傾向に分かれる。今大会のデイトナはサンドコースだったが、今後はデトロイト、トロント、セントルイスと屋内スタジアムが続くので、湿った粘土質路面の攻略が鍵になる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 22.22.387 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +12.632 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +16.835 DUNLOP user
4 20 B・ティックル RCH Dodge Sycuan Suzuki +25.423 DUNLOP user
5 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM +28.041  
6 23 W・ハーン Geico Honda Honda +29.306 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 19.13.109 DUNLOP user
2 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +16.748 DUNLOP user
3 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +17.117 DUNLOP user
4 36 B・ウォートン Geico Honda Honda +17.457 DUNLOP user
5 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +18.117 DUNLOP user
6 19 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +18.790 DUNLOP user

AMAスーパークロス第10戦/450SX第10戦/250SXイースト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 209 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 181 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 180 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 157 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 155  
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM 125  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 94 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 87 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 79 DUNLOP user
4 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 72 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 61 DUNLOP user
6 36 B・ウォートン Geico Honda Honda 51 DUNLOP user