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CATEGORY
■ 2014/3/15 AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第5戦
ミシガン州デトロイト/フォード・フィールド
天気 気温 観客
曇り 日中4度〜深夜マイナス3度 50,856人

450SX スチュワートが今シーズン3勝目をゲット!





この地域のスーパークロスは、デトロイト郊外のポンティアック・シルバードームで長い間開催されてきた歴史がある。その改修工事を機に会場はデトロイト中心部のフォード・フィールドに移され、2006〜2008年までレースが行われた。その後は景気低迷の影響と、距離的に近いトロント開催が定例化したため、デトロイトでのスーパークロスはしばらく見送られてきた。6年ぶりに復活する運びとなった今大会には、新記録となる50,856人が来場した。
フォード・フィールドには、観客席の一部に土を盛って1往復アップダウンするセクションが設けられていた。これは往年のシルバードーム名物として人気があったレイアウトを復刻させたレプリカで、当時とは規模に差があるもののオールドファンから現役ライダーまで好評だった。シルバードームを知らないはずの若い世代にとっても「子供の頃にテレビで見て憧れていたから」である。かつてのポンティアックやデトロイトは軟質でワダチの多いコースが特徴だったが、今回は珍しく雪などの影響を受けずにドライなハードパックになった。路面には土の塊や小石が浮き、全体的に滑りやすかった。
タイムアタックを兼ねた公式練習の450SXでは、ライアン・ビロポート(カワサキ)=54秒687、ジェイムズ・スチュワート(スズキ)=54秒888が1〜2位、この後に55秒台のライダーが続いた。250SXではアダム・シアンサルーロ(カワサキ)=55秒770、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)=56秒025、マーティン・ダバロス(カワサキ)=56秒364がベストスリーを占めた。
450SXのメインレース(20周)では、ホンダ・マッスルミルクの助っ人として3レース目の出場となる、コール・シーリー(ホンダ)がホールショットを決めた。だが、2周目にはスチュワートがトップに躍り出る。2位シーリーを挟んで、ビロポート、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、ライアン・ダンジー(KTM)がトップグループを形成した。スタート8位だったケン・ロクスン(KTM)は、石によるブレーキトラブルで周遅れとなった。
5周目にはビロポートが2位に浮上したが、スチュワートはリードを2秒強まで広げた。その後ビロポートがミスを犯したこともあり、中盤以降はスチュワートの独走状態となる。9周目にはダンジーが3位に浮上。ここでかわされたシーリーの背後にアンドリュー・ショート(KTM)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)らが迫り激しいバトルとなったが、シーリーはショートと接触して転倒してしまった。
終盤は余裕でクルーズするスチュワート、そしてビロポートとダンジーが僅差になったが、パッシングチャンスが少なく、このままのポジションでチェッカーを受けた。スチュワートが第7戦ダラス以来となる今シーズン3勝目。ロクスンは2周遅れの20位となり、ポイントランキング4位に後退した。


250SX シアンサルーロが抜群の安定感で3勝目を挙げる!



250SXのメインレース(15周)では、オープニングラップからダバロスとシアンサルーロが1-2フォーメーションを作ったが、3周目にダバロスが転倒し、リーダーはシアンサルーロに交代。6周目にも転倒したダバロスは中団に埋もれてしまう。ランキング2位のダバロスは公式予選中にもクラッシュしており、今大会はアンラッキー続きの一戦となった。
ダバロスが後退した後、2位にはボーグルが浮上し、トップのシアンサルーロを追いかけた。マージンは1秒前後で推移し、逆転もあり得る緊張感に満ちたトップ争いが展開された。ボーグルはチームメイトのブレイク・ウォートン(ホンダ)、イーライ・トマック(ホンダ/450SX)が欠場しているため、ガイコ・ホンダの期待を一身に背負っていた。
中盤ボーグルの後方には、ジミー・デコティス(ホンダ)、カイル・カニンハム(ホンダ)、マット・ラモイン(カワサキ)がポジションアップ。さらにスタート9位から追い上げてきたブレイク・バゲット(カワサキ)を交え、僅差の3位争いが行われた。11周目にはバゲットが2人を抜いて3位を確保した。
レース終盤まで続いたトップ争いは、シアンサルーロが逃げ切って決着がついた。5戦を消化した段階で、優勝×3回、2位×2回とルーキーらしからぬ安定感を保っている。ダバロスが6位にとどまったため、シアンサルーロのポイントリードは17点に拡大した。次週はカナダのトロントで、450SX第12戦/250SXイースト第6戦が開催される。国境を越えるが移動距離400km弱という近さなので、プライベートライダーはこの北東部にとどまるが、有力チームのライダーはフロリダなどの温暖な地に練習場所を求めて移動する。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 18.45.872 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.703 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +4.356 DUNLOP user
4 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM +19.229  
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +20.642 DUNLOP user
6 20 B・ティックル RCH Dodge Sycuan Suzuki +21.555 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 14.10.486 DUNLOP user
2 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +03.039 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +21.815 DUNLOP user
4 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda +28.434 DUNLOP user
5 78 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki +32.048 DUNLOP user
6 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +33.560 DUNLOP user

AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 231 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 201 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 182 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 181 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 167  
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM 143  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 119 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 102 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 99 DUNLOP user
4 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 94 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 75 DUNLOP user
6 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda 63 DUNLOP user