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CATEGORY
■ 2014/3/29 AMAスーパークロス第13戦/450SX第13戦/250SXイースト第7戦
ミズーリ州セントルイス/エドワード・ジョーンズ・ドーム
天気 気温 観客
曇り 日中8度〜深夜1度 60,213人

450SX スチュワートがディフェンディングチャンピオンのビロポートを下し3連勝!





AMAスーパークロスシリーズの中で最も観客動員数が多いのは、7万人を超すアトランタだが、次点となっているのが今大会のセントルイスである。ダウンタウンにある巨大なエドワード・ジョーンズ・ドームには今年、新記録となる60,213人が詰めかけた。同会場では昨年に続いての記録更新だが、天候不順に左右されない屋内競技場のメリットが生かされた観客増と言えるだろう。
セントルイスのコースは、造成に用いられる土の純度が高いためにグリップが比較的良好なことで知られている。プラクティスが始まる正午過ぎからメインレースが終わる深夜に至るまで、適度に水分を含んでいる軟質土は食い付きが良く、進行につれてコーナーなどにはワダチが発生する。今回のレイアウトは、長いストレートやコース幅の広さを生かしたものだったが、1コーナーの安全性を高めるため設計図が若干修正された。完成したコースは想定よりも短くなり、ラップタイムは50秒を切ることになった。
タイムドプラクティスの段階では、多くのライダーが似たような走法だったこともあり、予選はトップテンが1秒内にひしめき合う接戦となった。450SXではジェイムズ・スチュワート(スズキ)=47秒431、ライアン・ダンジー(KTM)=47秒672、ケン・ロクスン(KTM)=47秒750がベストスリー。250SXではマーティン・ダバロス(カワサキ)=48秒284、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)=48秒623、ブレイク・バゲット(カワサキ)=48秒709が上位を占めた。
450SXのメインレース(20周)では、マイク・アレッシ(スズキ)がホールショットを取ったが、すぐにライアン・ビロポート(カワサキ)がリーダーとなった。2位に下がったアレッシが後続をブロックした結果、ビロポートは序盤に3秒ほどのマージンを得た。3周目にはスチュワートが2位に浮上。その後にはジャスティン・バーシア(ホンダ)、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ロクスン、ダンジーが控えていた。
レース中盤になるとビロポートとスチュワートの間隔が詰まり、テールトゥノーズのトップ争いが繰り広げられた。何度か探りを入れた後、満を持して11周目にスチュワートがビロポート攻略に成功。しばらくは反撃の機会をうかがったビロポートだったが、終盤は2位をキープする走りに切り換えた。体調を崩して6位にとどまった前戦と比べれば、2位は悪くないポジションである。ビロポートから5〜6秒差の3位以下には、バーシア、ロクスン、ダンジー、ブレイトンが僅差で続いていた。
最終的には単独走行に持ち込んだスチュワートが優勝。このところの3連勝によって、存在感が高まりつつある。最終ラップにはダンジーがクラッシュで5位から9位に転落。後続のブレイトンも巻き込まれたため、上位には変動が起きた。負傷欠場からのカムバックを果たしたトレイ・カナード(ホンダ)が5位、イーライ・トマック(ホンダ)が6位に入賞。一方でウィル・ハーン(ホンダ)が予選中のクラッシュで負傷し、入れ替わるように故障者リストに入ってしまったことが残念だ。


250SX ダバロスが2勝目を挙げ、ポイントリードを広げる!



250SXでは前戦で負傷リタイアしたアダム・シアンサルーロ(カワサキ)に代わって、ダバロスがポイントリーダーとなっている。今大会に高いモチベーションで臨んだダバロスは、タイムドプラクティス、予選ヒート1とすべて1位で通過。メインレース(15周)では、見事なホールショットを決めた。2位以下にはアレックス・マーティン(ヤマハ)、ボーグル、ビンス・フリージー(ホンダ)、マット・ラモイン(カワサキ)らがつけた。
3周目からは、タイトルを争うダバロスvsボーグルの直接対決となり、両者は2秒ほどの差で攻防を繰り広げた。5周目にはマーティンとフリージーが接触して転倒し、セカンドグループの密度が低下。そこにスタート14位から挽回してきたバゲットが割って入った。レース後半になると、一進一退を繰り返してきたダバロスとボーグルの間隔が詰まり、10秒以上差の3位にダバロスという展開。ファイナルラップではテールトゥノーズになったが、ボーグルの追撃もわずかに及ばずダバロスが僅差で逃げ切った。スタートトゥフィニッシュによってキャリア2勝目を挙げ、首位固めにも成功したダバロスであった。
ダラスから毎週行われてきた250SXイーストは、今大会で連戦にひと区切りが入る。次週からはヒューストン(ウエスト第7戦)、シアトル(ウエスト第8戦)、イーストラザフォード(イースト第8戦)、ラスベガス(イースト最終戦/ウエスト最終戦)というように振り分けられている。現時点で250SXイーストのランキングは、1位ダバロス=149点、2位ボーグル=141点。250SXウエストは、1位ジェイソン・アンダーソン(KTM)=131点、2位コール・シーリー(ホンダ)=127点と僅差なので、チャンピオン決定は両シリーズとも最終戦をラスベガスに持ち込まれることになりそうだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 15.58.685 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +2.570 DUNLOP user
3 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +7.696 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +8.708 DUNLOP user
5 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +23.387 DUNLOP user
6 3 E・トマック Geico Honda Honda +25.892 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 12.05.043 DUNLOP user
2 32 J・ボーグル Geico Honda Honda +1.175 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +16.853 DUNLOP user
4 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda +21.624 DUNLOP user
5 57 A・カタンザーロ The Factory Metal Works Honda +22.074 DUNLOP user
6 52 C・トンプソン Rockstar KTM KTM +28.623 DUNLOP user

AMAスーパークロス第13戦/450SX第13戦/250SXイースト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 268 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 233 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 232 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 215 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 196  
6 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 176 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 149 DUNLOP user
2 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 141 DUNLOP user
3 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 120 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 120 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 100 DUNLOP user
6 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda 94 DUNLOP user