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CATEGORY
■ 2014/4/5 AMAスーパークロス第14戦/450SX第14戦/250SXウエスト第7戦
テキサス州ヒューストン/リライアント・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜16度 49,759人

450SX ビロポートがシーズン4勝目を挙げ首位固めに成功!





ヒューストンのリライアント・スタジアムには、例年と同じように比較的コンパクトなコースレイアウトが用意された。特にスターティングゲートから1コーナーまでのストレートが短い、いわゆるショートスタートは、ヒューストンでは必ず採用される要素の一つ。1コーナーまでの距離が短いとライダーが拡散しないため、クラッシュが多くなる嫌いがあるが、容認されながら定着してきたことは確かだ。
今回のポイントはショートスタートよりもむしろフープスにあり、コース下見の段階から批判的な意見が寄せられた。以前はウォッシュボードと呼ばれたように、洗濯板状の凸凹が連なるセクションだが、今回設置されたフープスは間隔が不等ピッチで高さも不揃いだったため、リズミカルに頂点をかすめることが難しかった。また土質がソフトでラインが削れやすく、ギャップのエッジで振られるセクションもあった。
ヒートレースのグリッドが競われる公式計時予選結果は以下の通り。450SXではライアン・ビロポート(カワサキ)=48秒213、ライアン・ダンジー(KTM)=48秒48217、ケン・ロクスン(KTM)=48秒377。250SXではジェイソン・アンダーソン(KTM)=48秒393、ディーン・ウィルソン(カワサキ)=48秒664、マルコム・スチュワート(ホンダ)=49秒378。上位陣にクラス格差があまり表れない、タイムアタックとなった。
450SXのメインレース(20周)では、ビロポートがホールショットをゲット。ストレートエンドでは、案の定ジョシュ・ヒル(スズキ)が接触転倒。さらにオープニングラップの混戦の中で、ダンジー、ジョシュ・グラント(ヤマハ)らがマルチクラッシュに巻き込まれた。ビロポートの背後には、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ロクスン、トレイ・カナード(ホンダ)が続いた。
トップのビロポートは、プラクティスで2度転倒。ナイトプラグラムに入ってからも予選ヒート2で転倒し、セミファイナル経由でメインレースに駒を進めていた。また前戦まで3連勝中と乗れていたジェイムズ・スチュワート(スズキ)だが、今回は体調を崩しており、プラクティスの2本目を見送るなど、少々荒れ模様となりそうな空気があった。ビロポートは序盤で5秒ほどのリードを築き、独走態勢を固めていった。スチュワートはスタート6位から抑え気味の走行を続けたが、イーライ・トマック(ホンダ)に抜かれてからは、ジャンプを4個飛ぶクワドを駆使しながら食い下がった。
レース中盤にはバーシアの接近を許したものの、ビロポートのリーダーの座は安泰。終盤になるとマージンは10秒以上となった。転倒の多い今大会ではあったが、ビロポートはメインレースを無難に乗り切り、今シーズン4勝目を挙げた。スチュワートが5位、ダンジーが7位にとどまったため、ビロポートのポイントリードは45点となった。残されているラウンドはシアトル、イーストラザフォード、ラスベガスの3戦。次週シアトルでリードを51点差に広げることができれば、ビロポートのタイトルが確定する状況となった。


250SX アンダーソンがスタートフィニッシュ!ポイントリードを広げる!



アメリカ西部と東部をメインに転戦してきたAMAスーパークロスだが、今週末は中部のテキサスへ移動。併催クラスの250SXは、今大会からウエストシリーズが再開となるので出場ライダーが入れ替わった。最終戦ラスベガスでの決着に向けて、両地域におけるタイトル争いがクライマックスを迎える。2ヶ月ぶりのウエストだが、そのインターバル中にイーストで450SXにスポット参戦したウィルソン、スチュワート、コール・シーリー(ホンダ)らと、実戦から遠ざかっていた首位アンダーソンとの対比が見どころだった。
250SXのメインレース(15周)では、ジェシー・ネルソン(ホンダ)がホールショットを獲得。しかし激しい先陣争いの末、アンダーソン、ウィルソン、ジャスティン・ヒル(カワサキ)、スチュワートが先行。2周目にはシーリーが5位に浮上した。5周目にはヒルが転倒して脱落。トップ争いはシーリーまで含めた4台に絞られる形となった。
アンダーソンとウィルソンの差は、最大でも2秒ほどにとどまっていた。終盤になるとウィルソンがスパート。トップ争いのマージンは1秒差となり、一気に緊張が高まった。そして迎えたファイナルラップ、両者はテールトゥノーズになったが、アンダーソンが僅差で逃げ切り優勝。今シーズンはここまでに3勝を挙げているアンダーソンだが、いずれも最終ラップでの逆転勝ちというパターンを得意としてきた。今回は対照的にスタートトゥフィニッシュで快勝。ランキング2位のシーリーが4位でフィニッシュしたため、アンダーソンのポイントリードは11点に広がった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 16.16.178 DUNLOP user
2 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +13.669 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +23.248 DUNLOP user
4 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +32.684 DUNLOP user
5 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +38.482 DUNLOP user
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM +39.721  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 12.24.477 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +0.797 DUNLOP user
3 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +7.619 DUNLOP user
4 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +13.385 DUNLOP user
5 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda +16.771 DUNLOP user
6 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +19.086 DUNLOP user

AMAスーパークロス第14戦/450SX第14戦/250SXウエスト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 293 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 248 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 247 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 235 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 198 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 196  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 156 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 145 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 120 DUNLOP user
4 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 119 DUNLOP user
5 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 109 DUNLOP user
6 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 107 DUNLOP user