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CATEGORY
■ 2014/4/12 AMAスーパークロス第15戦/450SX第15戦/250SXウエスト第8戦
ワシントン州シアトル/センチュリーリンク・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中15度〜深夜5度 53,927人

450SX ビロポートがシーズン5勝目!チャンピオンシップ4連覇に王手!





 前戦ヒューストンまでの450SXランキングは、首位ライアン・ビロポート(カワサキ)=293、2位ジェイムズ・スチュワート(スズキ)=248、3位ライアン・ダンジー(KTM)=247。ビロポートには45〜46ポイントのリードがあり、今大会終了時点で両者に対して51ポイント以上差を付ければ、第16戦イーストラザフォードと最終戦ラスベガスまで待たずに、シリーズチャンピオンに確定する状況だった。シアトル郊外ポールズボ出身のビロポートが、地元で4連覇を達成する可能性大とあって、会場には多くのファンが詰めかけた。
セーフコ・フィールドに隣接しているセンチュリーリンク・フィールドは、屋根のないフットボール用スタジアムなので雨の影響を受けやすい。これまでに何度もマディレースがあったが、今年はコース造成中から晴天が続き、レース当日の降水確率も0%という奇跡的な好条件に恵まれた。シアトルの土は概して軟質で、今回のようにドライコンディションが実現してもワダチやギャップができやすく、クロスラット(前後輪が別々のワダチに入ってしまうこと)やハンドルの振られに対処するテクニックが求められた。石の混入も多かったが、これはシアトルSXがキングドームで開催されていた頃からの特徴だ。
シアトルでは常に降雨を想定しているため、コースレイアウトの難易度はそれほど高くはない。日中に行われたタイムドプラクティスでは、ケン・ロクスン(KTM)が54秒384で450SXのトップ。250SXではディーン・ウィルソン(カワサキ)が55秒054で、ポールポジションを獲得した。
450SXのメインレース(20周)では、ビロポートがホールショットを取った。ダンジー、スチュワート、アンドリュー・ショート(KTM)らも好スタートを切り上位につけた。チャンピオン争いの対象者となっているビロポート、ダンジー、スチュワートがトップスリーを占めたことで、歓声のボリュームが一気に高まる。4周目にはスチュワートがダンジーをかわして2位に浮上。ビロポートを追撃する構えを見せたが、両者のマージンは徐々に広がった。
レース中盤までは緊迫した展開だったが、ラスト5周に突入するとスチュワートが追撃の手を緩め、ビロポートの独走がさらに際立つことになった。最終的には12秒ほど引き離してビロポートが優勝。地元シアトルで披露した見事なスタートトゥフィニッシュだった。今大会を終えた段階でビロポートのポイントリードは、スチュワートに対し48、ダンジーに対し51となり、ダンジーにチャンピオンの可能性はなくなった。計算上スチュワートにはまだチャンスが残されているが、次戦イーストラザフォードで何事もハプニングがなければ、ビロポートのV4が決まりそうだ。


250SX シーリーが優勝を果たし、アンダーソンの独走に待った!



 250SXのメインレース(15周)では、ウィルソンがホールショットを決めた。すぐ後ろにはコール・シーリー(ホンダ)がつけていて、オープニングラップのコントロールライン前でトップに躍り出る。ポイントリーダーのジェイソン・アンダーソン(KTM)は、1周目6位と出遅れた。先頭を行くシーリーの背後には、ウィルソンとジャスティン・ヒル(カワサキ)が僅差で続く。チームメイト同士らしからぬ激しいバトルを演じていたが、5周目にはウィルソンが転倒し、2位ヒル、3位アンダーソンとポジションアップ。4位以下は10秒近い大差となり、優勝争いはトップスリーに絞られた。
  250SXウエストランキングは、首位アンダーソンと2位シーリーによって争われており、今大会には11ポイント差で突入していた。アンダーソンの優位は言うまでもなく、ここシアトルと最終戦ラスベガスではシーリーに勝たれたとしても、3位以上をキープすればOKという位置である。だがそんな安全運転は潔しとしないアンダーソンは、9周目にヒルをかわして2位浮上。するとヒルが反撃に転じてポジションが入れ替わる。そんなオーバーテイクが数回繰り返された。この2〜3位争いがシーリーを逃がすことになり、終盤には10秒強の独走態勢となった。
  最終的にはシーリーが今季2勝目となる優勝をゲットし、2位ウィルソン、3位ヒルの順でチェッカー。この結果ランキング首位アンダーソンのリードは、8ポイントとなった。シリーズは復活祭ホリデーを挟み、2週間後の第16戦イーストラザフォード、最終戦ラスベガスでクライマックスを迎える。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 18.34.142 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki +12.148 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +21.653 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda +26.672 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +35.769 DUNLOP user
6 41 T・カナード Honda Muscle Milk Honda +43.261 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 14.14.660 DUNLOP user
2 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM +4.569 DUNLOP user
3 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +6.853 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +22.543 DUNLOP user
5 50 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +24.929 DUNLOP user
6 16 Z・オズボーン Geico Honda Honda +27.655 DUNLOP user

AMAスーパークロス第15戦/450SX第15戦/250SXウエスト第8戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 318 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 270 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 267 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 249 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 214 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン JGR Toyota Yamaha Yamaha 196  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・アンダーソン Rockstar KTM KTM 178 DUNLOP user
2 21 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 170 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 139 DUNLOP user
4 35 J・ヒル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 138 DUNLOP user
5 37 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 121 DUNLOP user
6 34 M・スチュワート Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 121 DUNLOP user