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CATEGORY
■ 2014/4/26 AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦
ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム
天気 気温 観客
くもり一時雨 日中18度〜深夜10度 62,217人

450SX ビロポートが4連覇! ダンロップが5年連続でタイトル獲得!





ニュージャージー州イーストラザフォードでスーパークロスが開催されるのは、1991年以来23年ぶりのこと。当時の会場だったジャイアンツ・スタジアムは後に取り壊され、2010年にオープンしたメットライフ・スタジアムに生まれ変わっているので、当地では初開催と見なすこともできる。ハドソン川を挟んだ対岸にマンハッタンを臨む土地柄なので、今大会は広義のニューヨークSXとも呼ばれている。実際にメットライフ・スタジアムは、NFLのニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・メッツが本拠地としており、今年2月にはスーパーボウルが行われた。
このスタジアムには屋根がないため、悪天候を見越した準備が行われてきた。金曜日には想定内の降雨があったが、早めに完成したコースはレース当日の正午前までビニールシートで覆われていて、ダメージは最低限に食い止められた。スタート付近などの低い部分には水たまりができたが、コースは概ね軽度のウェットコンディションで、マディまで悪化することはなかった。通常であれば12時30分から始まるプラクティスは、セッションの回数が3回から2回に短縮され、14時15分から行われた。
ナイトレースに進む40台を決めるタイムドプラクティスでは、ケン・ロクスン(KTM)が55秒158で450SXのトップ。250SXではジェレミー・マーティン(ヤマハ)の55秒066が最速だった。450SXの2本目は折からの雨で路面状況が悪化したため、タイムを更新することが難しかった。雨はすぐに止んだが、夜になってからも一時的な降雨があり、掘れたワダチと滑りやすい路面の攻略が鍵となった。
450SXのメインレース(20周)では、ライアン・ビロポート(カワサキ)がホールショットをゲット。ジョシュ・ヒル(スズキ)、マイク・アレッシ(スズキ)、イーライ・トマック(ホンダ)が続いた。2周目には出遅れていたジェイムズ・スチュワート(スズキ)が5位にジャンプアップしてきたが、走行中に足を痛めてリタイアしてしまった。ここまでのポイントランキング首位ビロポートと2位スチュワートの間には、48点もの大差があったが、このリタイアによってスチュワートが逆転する可能性はなくなった。
ビロポートは序盤から快調に飛ばした。5周目にはトマックがヒルをかわして2位に浮上したが、ビロポートは6〜7秒リードの独走態勢を維持した。中盤以降はライアン・ダンジー(KTM)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ロクスンによる4位争いが注目されたが、ダンジーの転倒などもあって、4位バーシア、5位ロクスンという順になった。
終盤になってもビロポートは攻める姿勢を崩さず、独走のままスタートトゥフィニッシュ。このチェッカーの瞬間、ビロポートの4連覇、そしてダンロップにとっては、2010年のダンジー以来5年連続のチャンピオンシップが確定した。AMAスーパークロス史上4連覇を達成したライダーは、ジェレミー・マクグラス(ホンダ/'93〜'96)ただ1人だったが、ビロポートはついにレジェンドと肩を並べた。


250SX ボーグル快勝! イーストチャンプに王手!



 250SXシリーズ終盤戦は、シアトル(ウエスト第8戦)、イーストラザフォード(イースト第8戦)、ラスベガス(イースト最終戦/ウエスト最終戦)というように絶妙な日程が組まれている。今大会までの250SXイーストランキングでは、首位マーティン・ダバロス(カワサキ)が、2位ジャスティン・ボーグル(ホンダ)を8点リードしていたが、そのダバロスが数日前の練習で負傷してしまった。ダバロスの戦線離脱により、イーストチャンピオン獲得のチャンスはボーグルに巡ってくることになった。
  250SXのメインレース(15周)では、ジミー・デコティス(ホンダ)がホールショットを取った。マット・ビシェリア(ホンダ)、ビンス・フリージー(ホンダ)を挟んで、ボーグルがスタート4位につけた。4周目にはデコティスが転倒し、ビシェリアがトップに浮上、ボーグルも2位につけた。ガイコ・ホンダの1-2態勢となったが、ボーグルは抵抗するチームメイトに手を焼きながらも、7周目にはリーダーとなった。
  レース後半になると、スタート6位からポジションを上げてきたジェレミー・マーティンが、ボーグルの背後をマークする。両者のマージンは2〜3秒で推移したが、ボーグルが逃げ切って今季2勝目を挙げた。この結果ポイントランキングは、首位ボーグル=166点、2位ダバロス=149点と入れ替わった。ダバロスが最終戦ラスベガスに出場することは、絶望的と見られている。



順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 18.37.193 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +9.757 DUNLOP user
3 75 J・ヒル RCH Dodge Sycuan Suzuki +12.203 DUNLOP user
4 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda +15.030 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +16.394 DUNLOP user
6 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +27.254 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 14.27.281 DUNLOP user
2 19 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +3.365 DUNLOP user
3 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda +5.480 DUNLOP user
4 96 M・ビシェリア Geico Honda Honda +9.102 DUNLOP user
5 78 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki +14.754 DUNLOP user
6 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda +21.001 DUNLOP user

AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 343 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 282 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Yoshimura Suzuki Suzuki 271 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 265 DUNLOP user
5 51 J・バーシア Honda Muscle Milk Honda 232 DUNLOP user
6 29 A・ショート BTOSports.com BBMX KTM 207  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 32 J・ボーグル Geico Honda Honda 166 DUNLOP user
2 31 M・ダバロス Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 149 DUNLOP user
3 46 A・シアンサルーロ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 120 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 120 DUNLOP user
5 42 V・フリージー The Factory Metal Works Honda 120 DUNLOP user
6 30 K・カニンハム Smartop Motoconcepts Honda 109 DUNLOP user