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■ 2014/4/27 第3戦 アルゼンチン アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド
天気 気温 観客
晴れ 23度 52,749人

ラバット選手がポールトゥウィンで今季2勝目






第3戦の舞台は、南米アルゼンチン北部のアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド。MotoGPを開催するのは今回が初めてで、アルゼンチンGPは1999年以来の開催となった。
2008年に新設されたサーキットだが、安全性を高めるために昨年レイアウトを改修された。全長約4.8キロのコースには、左コーナーは5、右コーナーは9あり、約1キロのロングストレートがある。
ダンロップは昨年の7月に事前テストを行った。そのデータに基づいて、前回同様フロントにミディアム&ハード、リアにハードとスペシャルハードのタイヤを提供した。

予選はドライコンディションで行われ、E・ラバット選手(KALEX)は、3戦連続のポールシッターを獲得した。
フリープラクティス3回目で転倒する場面があったが、影響はなかった。
「セッティングが大変だったから、ポールポジションを取れてとてもうれしい。午前中、背中を少し打ったけど大丈夫だよ。セッティングをさらに詰めて決勝に臨みます」とラバット選手。
続いて、J・ザルコ選手(CATERHAM SUTER)が2位、X・シメオン選手(SUTER)が3位に並ぶ。
また、前戦のウィナー、M・ヴィニャーレス選手(KALEX)は4位2列目となる。
中上貴晶選手(KALEX)は10位4列目。「今日はあまりうまくいかなかった。このままだときついので、明日に向けてセッティングを調整します」と中上選手。
長島哲太選手(TSR)は30位となる。「順位はよくないが、タイムは徐々に上がっている。少しでも前を狙ってがんばります」と長島選手。。

決勝当日も晴天に恵まれた。
決勝レースがスタートするとラバット選手がホールショット。後ろからシメオン選手、ヴィニャーレス選手、J・フォルガー選手(KALEX)などが続く。
ラバット選手がレースをリードしていき、後方からシメオン選手、L・サロム選手(KALEX)、S・コルシ選手(FORWARD KLX)などが続く。フォルガー選手は他者と接触して遅れ、ヴィニャーレス選手は4周目に転倒してしまう。
トップのラバット選手は後続を引き離しにかかる。2位以下は、シメオン選手、サロム選手、コルシ選手の3台が続く。
レース中盤になると、トップのラバット選手にシメオン選手が近づき始める。上位2台の後方では、コルシ選手とサロム選手、後方から追いついたD・アーゲター選手(SUTER)が3位を争っていく。
トップのラバット選手とシメオン選手の差は、コンマ5秒以上は縮まらず。終盤に向けて、ラバット選手は逆にじりじりと差を広げ始める。3位争いはコルシ選手、サロム選手、アーゲター選手が激戦を繰り広げていく。
トップのラバット選手は、終盤にファステストラップをマークする速さを見せると、ポールトゥウィンで今季2勝目を達成。
続いてシメオン選手が自己最高の2位を獲得した。
3位争いは3台が最後まで競り合いを繰り広げ、Moto2クラスルーキーのサロム選手が、3戦目にして初の表彰台3位を獲得した。
また、中上選手はペースが上がらず15位。長島選手は31位で完走した。。

●レース後のコメント
優勝 E・ラバット選手
「タイヤ選択が難しかったが、うまくいった。今回はスタートが決まって、序盤から速く走れた。ずっと集中するのが大変だったが、ミスしないで走れたよ。次は地元ヘレスで、僕が初優勝したところ。また勝ちたいね」。

2位 X・シメオン選手
「今年はカタールからいい感じで走れていたけど、ツキがなかったんだ。今回やっと結果がでてよかった。スタートが決まって、自分のペースを守ったよ。ラバット選手は速かったから、終盤は2位を守ろうと思った」

3位 L・サロム選手
「いいバトルができた。コルシ選手はすごく手ごわくて、何度も抜き返された。ミスして転倒したくなかったから、最後3周まで待って前に出たんだ」

11位 中上貴晶選手
「ウォームアップでエンジンにトラブルが出て、決勝はエンジンを載せ替えました。そのエンジンはよく回ったのですが、ストレートでリミッターに当たるようになり、スピードが伸びませんでした。そのため、毎周のように抜かれてポジションを落としてしまいました。この3戦、いろいろあっていい流れに乗れませんでしたが、次からはヨーロッパラウンドに入るので、いいレースができるようにしたいと思います」

20位 長島哲太選手
「朝のウォームアップまではいい感触があったのに、レースではうまく走れなかった。もう少しいいレースができると思ったので残念です。次は走ったことあるコースなので、ポイント獲得を目指してがんばります」


フェナーティ選手が大激戦を制して今季初優勝






Moto3クラスにも、前戦と同じリア、フロント共に、ミディアム&ハードのタイヤを準備した。
予選では、目下開幕3連勝中のJ・ミラー選手(KTM)が2戦連続のポールポジションを奪った。
「タイヤの感触もいいし、すごく走りの感触はいい。明日は速いペースの戦いになると思う」とミラー選手。
2番手はE・バスケス選手(HONDA)、3番手にD・ケント選手(HUSQVARNA)がつける。

決勝レースはバスケス選手のホールショットで始まる。後ろからミラー選手、5位2列目スタートのR・フェナーティ選手(KALEX)などが続く。すぐにフェナーティ選手がトップに上がるが、2周目にミラー選手が先頭を奪い、バスケス選手が後ろから続く。
序盤からミラー選手、フェナーティ選手、バスケス選手の3台がトップグループを形成し、後続を約1秒離す。上位3台の後方からは、A・マルケス選手(HONDA)、A・リンス選手(HONDA)、ケント選手の3台が続く。
レース中盤、ミラー選手、フェナーティ選手、バスケス選手がバトルを展開するうちに、セカンド集団が近づいていく。
残り10周になると、トップグループは5台に。ミラー選手、バスケス選手、フェナーティ選手、マルケス選手、リンス選手の戦いとなり、ケント選手は遅れてしまう。
終盤に入ると、リンス選手は遅れ、ミラー選手、フェナーティ選手、マルケス選手の3台にL・ロイ選手(KALEX KTM)が追いついて、トップ争いは4台に。
ラストラップには4台がドッグファイトを展開。最終コーナーでは接触もある大激戦となり、フェナーティ選手、マルケス選手、ミラー選手の順でチェッカーを受けた。
フェナーティ選手とミラー選手の接触については審議されたが、結果は変わらなかった。
V・ロッシ選手をチームオーナーとするSKY Racing Team VR46のフェナーティ選手は、2年ぶりの自身2勝目、今季初優勝を決めた。
ベルギー人のロイ選手は、惜しくも表彰台には届かなかったが、17歳の誕生日に自己最高位の4位を獲得した。

●レース後のコメント
優勝 R.フェナーティ選手
「マシンの調子がすごくよかった。最終ラップはわざとぶつけたわけじゃないんだ。ミラー選手には悪いことをしたと思う。昨日、38度の熱が出て体調が悪かったけど、今日はだいぶよくなっていた。チームのおかげでいいレースができたよ」

2位 A・マルケス選手
「予選ではタイムが出なくて大変だったけど、レースに向けてはいいセッティングがみつかって、いい走りができた。スタート直後に遅れを取ったけど、追い上げて上位陣に追いついた。最終ラップのバトルを楽しんだよ。2位に入れたことは大きいね」

3位 J・ミラー選手
「勝てると思ったから3位で残念だよ。ツキがなかった。最後はぶつけられてコースアウトしてしまった。3位になれたのはラッキーだったよ。16点取れたし。いいレースができたと思う」


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 E.Rabat Marc VDS Racing Team KALEX '40.06.114 DUNLOP user
2位 X.Simeon Federal Oil Gresini Moto2 SUTER '40.08.208 DUNLOP user
3位 L.Salom Pons HP 40 KALEX '40.09.816 DUNLOP user
15位 中上貴晶 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '40.33.253 DUNLOP user
31位 長島哲太 Teluru Team JiR Webike TSR '41.15.092 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 R.Fenati SKY Racing Team VR46 KTM '38.34.451 DUNLOP user
2位 A.Marquez Estrella Galicia 0,0 HONDA '38.34.550 DUNLOP user
3位 J.Miller RedBull KTM Ajo KTM '38.34.991 DUNLOP user

第3戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 E.Rabat Marc VDS Racing Team KALEX 70 DUNLOP user
2位 M.Kallio Marc VDS Racing Team KALEX 42 DUNLOP user
3位 M.Vinales Pons HP 40 KALEX 38 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Miller RedBull KTM Ajo KTM 66 DUNLOP user
2位 R.Fenati SKY Racing Team VR46 KTM 49 DUNLOP user
3位 E.Vazquez SaxoPrint-RTG HONDA 42 DUNLOP user