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■ 2014/9/14 第13戦 サンマリノ ミサノ
天気 気温 観客
晴れ 24度 54,543人

ラバット選手が今季7勝目を決める






第13戦の開催地は、北東イタリア、アドリア海の近くにあるミサノサーキット。約4.2キロのコースは、中低速コーナーの多いテクニカルなコースだ。
今回ダンロップは、フロント、リアともに1種類ずつ新設計されたミディアム・タイヤを持ち込んだ。さまざまなコースで走行テストをして開発されたニュータイヤで、気温変化の激しいサーキットに対応するように作られた。このニュータイヤと共に、前戦でも使用されたミディアムのフロントとリア・タイヤも準備した。
初日は雨に見舞われたが、2日目は朝から晴天となり、ドライコンディションで予選は行われた。
目下、ランキング2位につけるM・カリオ選手(KALEX)が今季3度目のポールポジションを獲得した。
「昨日が雨で、今日1日でセッティングを詰めたから大変だった。でも、今朝からフィーリングはよかった。予選の最後でフロントタイヤを換えてアタックしたら、いいタイムが出たんだ。でもレースは混戦になるだろうね」とカリオ選手。
続いて、首位のE・ラバット選手(KALEX)が2位、T・ルティ選手(SUTER)が3番手につける。
また、中上貴晶選手(KALEX)は、最終ラップでベストタイムを出して8位3列目となる。
「予選の終盤に、新品のタイヤでポジションを上げられました。まだフロントのフィーリングが完全ではありませんが、もう少し改善して決勝に挑みたいです。少しでも上のポジションでフィニッシュできるようにがんばります」と中上選手。
長島哲太選手(TSR)は、ケガのために欠場している。

決勝当日も晴天に恵まれた。
決勝レースがスタートすると、カリオ選手がホールショット。後ろからラバット選手、R・カルダス選手(TECH 3)、D・アーゲター選手(SUTER)、J・ザルコ選手(CATERHAM)などが続く。
カリオ選手はいきなり1周目で1秒以上の差をつけ、レースをリードしていく。
5周目になると、トップのカリオ選手、2位ラバット選手が単独走行となり、3位争いはザルコ選手、アーゲター選手、M・ヴィニャーレス選手(KALEX)など5台が演じ、徐々にザルコ選手が抜け出していく。
中盤に入ると、ラバット選手がカリオ選手に追いつき、2台はテールトゥノーズ。前回と同じように、チームメイト同士でタイトルを争う2台の一騎打ちとなったく。単独3位はザルコ選手がつける。
18周目、ラバット選手がトップに浮上。終盤に向けて、トップのラバット選手は逃げ切りを図る。カリオ選手も後ろについていくが、前に出ることはできない。
そして残り3周で、ラバット選手は1秒半のアドバンテージを奪う。
そのままリードを広げっていったラバット選手は、7勝目を飾った。
終盤、遅れをとったカリオ選手が2位。ザルコ選手が3位に入っている。
この結果、首位のラバット選手とカリオ選手の点差は22点に広がった。
また、中上選手は10位でチェッカーを受けている。

●レース後のコメント

優勝 E・ラバット選手
「初日が雨で、ドライのセッティングを昨日1日でやったから、大変だった。スタートはよかったけど、カリオ選手がすごく速かった。最初は差を広げられたけど、少しずつペースを上げて追いついた。終盤彼がミスをした隙に前を出て、最後は100%集中して走って行ったよ」

2位 M・カリオ選手
「勝ちを狙っていたのに、またできなかった。シルバーストーンみたいに、最初はラバット選手は後ろにいた。抜かれたあとも彼の後ろについていって、チャンスはあると思っていたんだ。でも残り5周でペースを保つのが難しくなった。少しポイント差を広げられたから、残念。次またがんばるさ」

3位 J・ザルコ選手
「序盤はかなり厳しかった。カリオ選手、ラバット選手に追いつきたかったけど、難しくて3番手を走っていた。終盤は後ろから誰かが追いついてくるんじゃないかと心配だったけど、僕のペースは悪くなくてコンスタントに走れた。表彰台に上がれてよかった」

10位 中上貴晶選手
「今日はスタートもまずまずで、トップ10を目標に全力を尽くした。最終的に今季ベストの10位になった。結果には満足していませんが、次につながるレースになったと思う。次のアラゴンではもうワンステップ上を目指し、日本GPに向けて弾みをつけたいです」



リンス選手が2連勝を決めて、首位との点差を詰める






Moto3クラスには、前戦と同じフロントにミディアム&ハード、リアにミディアム&ソフト・タイヤを用意した。
予選でポールポジションをとったは、首位につけるJ・ミラー選手(KTM)で、今季7度目の獲得となった。
「ここ数戦、調子が出なかったから、ポールをとれてうれしいよ。単独でタイムが出たからよかった。レースでは、前回みたいな大集団は嫌だから抜け出したいね」とミラー選手。
続いて、20歳のフィンランド人、N・アジョ選手(HUSQVARNA)が自己最高の2位をゲット。3位にA・リンス選手(HONDA)が続いた。ランキング2位のA・マルケス選手(HONDA)は4位2列目となる。

決勝レースは、ミラー選手のホールショットで始まる。後ろからアジョ選手、リンス選手、マルケス選手、M・オリヴィエーラ選手(MAHINDRA)などが続く。
ミラー選手がレースをリードしていくが、リンス選手、マルケス選手、オリヴィエーラ選手などが僅差で続く。
3周目になるとリンス選手がトップに浮上。マルケス選手、オリヴィエーラ選手などがピタリと続き、ミラー選手は4番手に後退する。
5周目になると、リンス選手、マルケス選手、オリヴィエーラ選手の3台がトップ集団となり、後続に1秒半の差をつける。ミラー選手はセカンド集団の先頭4位につけていく。
レース中盤に向けてリンス選手が逃げ切りを図り、10周目には約1秒の差をつける。マルケス選手とオリヴィエーラ選手が2位争い、ミラー選手は単独4位につけていく。
11周目、オリヴィエーラ選手が転倒し、これで、トップのリンス選手、2位マルケス選手、3位ミラー選手がそれぞれ単独走行となる。
後半に入ると、2位のマルケス選手がトップのリンス選手を猛追。その差はじりじりと詰まり始める。ミラー選手は上位2台から約2秒離れて3位につけていく。
終盤に入ると、リンス選手とマルケス選手がテールトゥノーズとなり、接近戦を開始。
残り2周でマルケス選手が先頭に立つが、ラストラップでリンス選手が逆転。そのままラまイバルを抑え切るとリンス選手が2連勝を決めた。
続いてミラー選手が3位表彰台をつかんだ。
この結果、ポイントテーブルでは首位のミラー選手とマルケス選手の差は9点。3位のリンス選手は首位に20点差と詰めより、3人の点差が接近した。

●レース後のコメント

優勝 A・リンス選手
「いいレースができた。序盤からトップをひとりで走っていたけど、後半にはチームメイトのマルケス選手に追い付かれた。それで、去年接戦で勝ったことを思い出して、同じような作戦で逆転して勝てたんだ」

2位 A・マルケス選手
「今週は今朝のウォームアップまでに4回も転倒したから、大変だった。それでも2位になったからよかった。それにランキングトップのミラー選手より前でゴールできたしね。次はホームレースのアラゴン。あそこでは3回もテストしているから、初日からうまくいくと思う」

3位 J・ミラー選手
「スタートがうまくいって、いい位置につけていたけど、転倒しそうになって遅れをとってしまった。それから必死にマルケス選手、リンス選手を追いかけていったけど難しかった。ミスが響いた。でも表彰台で終われたからよかったよ」



順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 E.Rabat Marc VDS Racing Team KALEX '42.48.724 DUNLOP user
2位 M.Kallio Marc VDS Racing Team KALEX '42.50.995 DUNLOP user
3位 J.Zarco AirAsia Caterham CATERHAM '42.52.992 DUNLOP user
15位 中上貴晶 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '43.12.768 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Rins Estrella Galicia 0,0 HONDA '39.50.694 DUNLOP user
2位 A.Marquez Estrella Galicia 0,0 HONDA '39.50.736 DUNLOP user
3位 J.Miller RedBull KTM Ajo KTM '39.54.097 DUNLOP user

第13戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 E.Rabat Marc VDS Racing Team KALEX 258 DUNLOP user
2位 M.Kallio Marc VDS Racing Team KALEX 236 DUNLOP user
3位 M.Vinales Pons HP 40 KALEX 179 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Miller RedBull KTM Ajo KTM 195 DUNLOP user
2位 A.Marquez Estrella Galicia 0,0 HONDA 186 DUNLOP user
3位 A.Rins Estrella Galicia 0,0 HONDA 175 DUNLOP user