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■ 2014/4/26 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU
天気 気温 観客
晴れ 15度 11,300人

セッティングに苦しみ、加賀山選手は7位でゴール





開幕戦から2週間を経て、九州大分県にあるオートポリスサーキットで第2戦を迎えた。
今回は、JSB1000クラスだけでなく、全クラス開催となる。ST600クラスは土曜日に第1レース、日曜日に第2レースが行われる。

JSB1000クラスは、2戦目を迎えた。予選はノックアウト方式で行われ、チームカガヤマの加賀山就臣選手(SUZUKI)は予選1で7番手。上位10台によるトップ10チャレンジでも7番手につけた。
藤田拓哉選手(YAMAHA)は予選1で10位に入り、トップ10チャレンジに参加。10番手グリッドを獲得した。
また、中冨伸一選手(YAMAHA)は11位、今野由寛選手(SUZUKI)は12位となる。

決勝当日、強風に見舞われたが、ドライコンディションでスタートを迎えた。
加賀山選手は好スタートを切り、1周目5番手で戻ってくる。しかし、サスペンションのセッティングに苦しんでいる加賀山選手は、思ったようにペースを上げることができず、7位に後退する。
序盤から加賀山選手は、野左根航汰選手(YAMAHA)、中冨選手と7位争いを展開。しかし、4周目に中冨選手は転倒してしまう。
レース中盤、加賀山選手は野左根選手と7位を争っていく。また、藤田選手は9位、今野選手は10位につける。
後半に入ると加賀山選手は、野左根選手を引き離していき、単独7位を走行。そのまま7位でゴールした。
また、藤田選手は終盤、野左根選手との差を詰めていったが、惜しくも届かず9位。今野選手は10位となった。

●レース後のコメント
7位 加賀山就臣選手
「このレースウイークはずっと7番手でした。大きな原因は開幕戦から苦労している車体のセットアップの煮詰めが、ライバルに対してアドバンテージを作るレベルになっていないことです。今回はさらに、予選と決勝の気温差が6℃もあったことから、マシンのセットをレースコンディションに合わせ込むことが厳しくなってしまい、ライバルを上回る走りができませんでした。なんとかこの状況を打開し、期待に応えられるよう、さらに努力を続けていきます」

10位 今野由寛選手
「1週間前の事前テストでは去年のタイムを上回ることができませんでしたが、新しいサスペンションのセットアップを中心に、そこからこのレースウイーク中も進めていった。次のもてぎのレースまで1ヶ月あるので、ここまで出てきたいいところ、悪いところをもう一度しっかり検証し、仕切り直ししたいと思います」

リタイア 中冨伸一選手
「残念ながら、決勝レースは転倒リタイヤに終わってしまいました。今日の朝フリーでセッティングを大きく変え、フィーリングも良くなり自己ベストも更新できました。決勝はマシンの感触も良く自己ベストを更新しながら走れたのですが…。次のレースも全力で頑張ります」



全日本に復帰した高橋選手が開幕優勝。クライサー選手は2位





J-GP2クラスは、レース用に改造された市販車4ストローク600ccマシンと、4ストローク600ccエンジンをオリジナルフレームに搭載したマシンがエントリー。タイヤは、スリックタイヤを使用する。
このクラスには、世界グランプリのMoto2クラスから復帰した高橋裕紀選手(MORIWAKI)がエントリー。いきなりポールポジションを獲得した。
「10年ぶりの全日本、モリワキレーシングへの復帰ということで少しプレッシャーもあった。初戦でポールポジションを取れてうれしいです。レースは全力で行くだけです」と高橋選手。
続いて、渡辺一馬選手(KALEX)が2位、D・クライサー選手(YAMAHA)が3位と、ダンロップ勢がフロントローを独占した。
また、井筒仁康選手(KAWASAKI)5位、大木崇行選手(HONDA)8位、小山知良選手(NTS)9位につけた。

決勝レースがスタートすると、高橋選手がホールショット。後ろからクライサー選手、井筒選手、浦本修充選手(HONDA)などが続く。
序盤から、高橋選手とクライサー選手がトップ争いを展開。井筒選手、浦本選手、渡辺選手など5台が3位争いを見せていく。
中盤になっても、高橋選手とクライサー選手は接近戦を続ける。3位争いは、渡辺選手と浦本選手の2台に絞られる。井筒選手は後方の集団に飲み込まれていく。
11周目、3位につけていた渡辺選手は転倒してしまう。
終盤を迎えても、高橋選手とクライサー選手はテールトゥノーズ。ラストラップになると高橋選手が逃げ切りを図るが、クライサー選手も追いすがる。
ゴールラインではほぼ横に並ぶが、高橋選手が優勝をさらった。クライサー選手は2位。
また、3位につけていた浦本選手が転倒し、井筒選手、生形秀之選手(SUZUKI)、小山選手の戦いは3位争いとなり、井筒選手4位、小山選手5位でゴールした。
岩田選手は7位、大木選手は8位に入った。

●レース後のコメント
優勝 高橋裕紀選手
「世界グランプリのライダーの復帰ということで、勝って当然と言われることが多かった。J-GP2のレベルは高く、勝つのは容易じゃないことは分かっていた。レースではクライサー選手が速くて、とにかく必死で走りました」

2位 D・クライサー選手
「2位表彰台に上がれてとてもハッピーです。非常にタフなレースでした。ラスト2周で勝負を仕掛けようとしましたが、高橋選手のペースに追いつけず抜くことができませんでした。去年の教訓を生かすべく、シーズンオフはモトクロスを取り入れたトレーニングをしてきました。次回は、勝てるように頑張ります」



第2レースで、岡村選手が初優勝を達成






ST600クラスは、4気筒401cc〜600cc、2気筒600cc〜750ccで改造範囲の狭いマシンで戦う。タイヤは、溝付きのスポーツタイヤを使用する。
予選は、土曜日の午前中に40分1セッション行われた。今年からダンロップを使用する岡村光矩選手(KAWASAKI)が、2位フロントローを獲得する。
また、SP忠男レーシングチームに移籍した横江竜司選手(YAMAHA)は5位2列目。
その他、近藤湧也選手(YAMAHA)8位、篠崎佐助選手(YAMAHA)9位に入った。

レース1
土曜日の午後、レースはドライコンディションで行われた。スタートよく飛び出したのはポールシッターの大崎誠之選手(YAMAHA)で、國川浩道選手(HONDA)、横江選手、岡村選手、伊藤選手、小林龍太選手(HONDA)などが僅差で続く。
伊藤勇樹選手(YAMAHA)は予選12位4列目から好スタートを切っていた。
7周目に國川選手がトップに浮上。伊藤選手が2位、大崎選手、小林選手、岡村選手、横江選手など7台が僅差で続く。
後半に入ると、トップの國川選手が逃げ始め、伊藤選手、岡村選手、大崎選手、小林選手の4台が2位争いを展開。横江選手は終盤に入ると遅れ始める。
終盤に入ると、岡村選手は2位に上がり、トップの國川選手を追いかける健闘を披露。2位入賞を果たした。
伊藤選手は小林選手と3位争いを繰り広げていたが、最終ラップの最終コーナーで転倒してしまった。
また、横江選手は5位でゴール。稲垣選手8位、篠崎選手9位、
近藤選手10位となった。

レース2
2レース目、日曜日の午前中に行われた。
スタートが切られると、4列目スタートの伊藤選手がすぐに順位アップ。2周目にはトップの大崎選手の後方2位につける。
4周目に入ると、伊藤選手は大崎選手をパスしてトップに上がる。
後方から大崎選手、岡村選手、國川選手、C・ポラマイ選手(YAMAHA)、横江選手が続き。6台がトップ集団を形成する。
10周目、岡村選手がトップに浮上するが、なおもバトルは続く。
終盤に向けて、トップ争いは岡村選手、大崎選手、伊藤選手、國川選手の4台に絞られていく。
ラストラップに入ると、國川選手がクラッシュ。トップの岡村選手はスパートをかけて後続を離していくと、初優勝を決めた。
2位争いは最後まで大崎選手と伊藤選手の戦いとなり、伊藤選手は惜しくも3位でチェッカーを受けた。
また、横江選手は6位。稲垣選手は7位、篠崎選手は8位、近藤選手は10位となった。

●レース後のコメント
1レース目2位 岡村光矩選手
「去年、アジア選手権に出たことがいい勉強になった。レースでは、序盤のペースが上がらなかったので次の課題にしたい」

2レース目優勝 岡村光矩選手
「初優勝を達成できて、すごくうれしいです。レース1の反省を生かすことができましたし、レース終盤は思ったよりも落ち着いて走ることができました。レースを始めて6年。以前は、峠をよく走っていました。優勝したら泣くだろうな、とよく想像していたけど、実際に勝ってみると爽快感があって涙は出ませんでした」

2レース目3位 伊藤勇樹選手
「スタートは2回とも成功しました。レースでは大崎選手の様子を見てしまいましたが、ペースを作ろうと思い、前に出ました。しかし、トップを走るのが初めてで、大崎選手が後ろにいることが、プレッシャーになったと思います。終盤、岡村選手が来たのですが、ペースが速かったですね。大崎選手とはバトルになり、落ち着いて行こうと思ったのですが抜くことはできませんでした。レースウイークの流れを考えると表彰台はうれしいです」

大久保選手が3位表彰台を獲得




J-GP3は、4ストローク250cc単気筒マシンで戦うクラスで、若手ライダーの登竜門的レースにもなっている。
予選では、大久保光選手(HONDA)が2位フロントロー
を獲得。また、古市右京選手(KTM)が7位に入った。

決勝レースは、大久保選手のホールショットで始まる。後ろから、ポールシッターの山田誓己選手(HONDA)、鳥羽海渡選手(HONDA)などが続く。序盤から大久保選手、山田選手、鳥羽選手の3台がトップ争いを展開。何度も先頭を入れ替えていく。
中盤に入ると、水野諒選手(HONDA)、古市選手などのセカンド集団が上位3台との差を詰め始め、上位争いは7台による大混戦となっていく。大久保選手は何度もトップに立つ活躍を見せる。
レース終盤に入ると、鳥羽選手、山田選手、大久保選手、水野選手の4台の戦いに絞られる。
ラストラップへは、山田選手、鳥羽選手、大久保選手、水野選手のオーダーで突入。1コーナーで大久保選手は山田選手を抜くが、すぐに抜き返されてしまう。大久保選手は最後まで逆転を狙っていくが惜しくも届かず。優勝はならなかったが、3位表彰台を獲得した。
また、古市選手は7位でゴールした。

●レース後のコメント
3位 大久保光選手
「自分のマシンは後半に勝負を仕掛けるのがキツくなるのが分かっていたので、最初に飛び出せれば逃げ切ろうと思っていました。序盤に引き離すことができなかったのが敗因です。でも、シーズン前は参戦すらも危うい状況だったので、こうして無事にレースができて表彰台に上がれたことは非常にうれしいです」


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋巧 MuSASHi RTハルクプロ HONDA '34.40.408  
2位 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム YAMAHA '34.43.503  
3位 渡辺一樹 Team GREEN KAWASAKI '34.43.897  
7位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI '35.11.239 DUNLOP user
9位 藤田拓哉 DOGFIGHT RACING YAMAHA YAMAHA '35.15.717 DUNLOP user
10位 今野由寛 MOTOMAP SUPPLY SUZUKI '35.45.662 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋裕紀 MORIWAKI RACING MORIWAKI '32.01.062 DUNLOP user
2位 D・クライサー Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA '32.01.092 DUNLOP user
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI '32.13.166  
4位 井筒仁康 WILL-RAISE&RS-I KAWASAKI '32.13.216 DUNLOP user
5位 小山知良 NTST.ProProject NTS '32.14.683 DUNLOP user
7位 岩田悟 NTST.ProProject NTS '32.22.519 DUNLOP user
8位 大木崇行 MOTO BUM HONDA HONDA '32.27.330 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 國川浩道 TOHORACING Pwdy モリワキ HONDA '30.35.700  
2位 岡村光矩 RS-ITOH & ASIA KAWASAKI '30.37.474 DUNLOP user
3位 小林龍太 ミストレーサwithHARC-PRO. HONDA '30.38.475  
5位 横江竜司 SP忠男レーシングチーム YAMAHA '30.40.551 DUNLOP user
6位 C・ポラマイ Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA '30'42.514 DUNLOP user
8位 稲垣誠 AKENO SPEED MIC YAMAHA '30.47.484 DUNLOP user
9位 篠崎佐助 SP忠男レーシングチーム YAMAHA '30.47.532 DUNLOP user
10位 近藤湧也 GBSレーシングYAMAHA YAMAHA '30.52.186 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 岡村光矩 RS-ITOH & ASIA KAWASAKI '30.31.225 DUNLOP user
2位 大崎誠之 伊藤レーシングGMDスズカ YAMAHA '30.32.146  
3位 伊藤勇樹 Petronas.Hong Leong Yamaha YAMAHA '30.32.233 DUNLOP user
4位 C・ポラマイ Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA '30'37.062 DUNLOP user
6位 横江竜司 SP忠男レーシングチーム YAMAHA '30.37.986 DUNLOP user
7位 稲垣誠 AKENO SPEED MIC YAMAHA '30.39.321 DUNLOP user
8位 篠崎佐助 SP忠男レーシングチーム YAMAHA '30.45.536 DUNLOP user
10位 近藤湧也 GBSレーシングYAMAHA YAMAHA '30.48.756 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 鳥羽海渡 TEC2&TDA&NOBBY HONDA '29.39.021  
2位 山田誓己 リベルトPLUSONE&ENDURANCE HONDA '29.39.107  
3位 大久保光 HotRacing HONDA '29.39.506 DUNLOP user
7位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM '29.45.433 DUNLOP user
11位 山元 聖 P. MU 7C HARC HONDA '30'01.799 DUNLOP user
12位 山本 恭裕 広島カジタRacing&LRC HONDA '30'01.863 DUNLOP user

第2戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム YAMAHA 47  
2位 高橋巧 MuSASHi RTハルクプロ KAWASAKI 47  
3位 渡辺一樹 TeamGREEN KAWASAKI 38  
7位 加賀山就臣 Team KAGAYAMA SUZUKI 27 DUNLOP user
8位 今野由寛 MOTOMAPSUPPLY SUZUKI 21 DUNLOP user
10位 寺本幸司 Team Tras 135HP BMW 17 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 高橋裕紀 MORIWAKI RACING MORIWAKI 25 DUNLOP user
2位 D・クライサー Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA 22 DUNLOP user
3位 生形秀之 エスパルスドリームレーシング SUZUKI 20  
4位 井筒仁康 WILL-RAISE&RS-I KAWASAKI 18 DUNLOP user
5位 小山知良 NTST.ProProject NTS 16 DUNLOP user
7位 岩田悟 NTST.ProProject NTS 14 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 岡村光矩 RS-ITOH&ASIA KAWASAKI 47 DUNLOP user
2位 大崎誠之 伊藤レーシングGMDスズカ YAMAHA 40  
3位 小林龍太 ミストレーサwithHARC-PRO. HONDA 36  
4位 C・ポラマイ Yamaha Thailand Racing Team YAMAHA 33 DUNLOP user
5位 横江竜司 SP忠男レーシングチーム YAMAHA 31 DUNLOP user
6位 稲垣誠 AKENO・SPEED・MIC YAMAHA 27 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 鳥羽海渡 TEC2&TDA&NOBBY HONDA 25  
2位 山田誓己 リベルトPLUSONE&ENDURANCE HONDA 22  
3位 大久保光 HOTRacing HONDA 20 DUNLOP user
7位 古市右京 KTMRACING.ASPIRATION KTM 14 DUNLOP user
11位 山元聖 P. MU 7C HARC HONDA 10 DUNLOP user
12位 山本恭裕 広島カジタRacing&LRC HONDA 9 DUNLOP user