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■ 2015/8/8 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第10戦
ニューヨーク州ニューベルリン/ユナディラバレー・スポーツセンター
天気 気温 観客
晴れ 23度 不明

450クラス ダンジーがパーフェクトウィン! チャンピオンシップに王手!




ニューヨーク州内陸の丘陵地、ニューベルリンにあるユナディラバレー・スポーツセンターは、アメリカで最も歴史あるコースの一つ。自然の地形に沿ったハイスピードな構成が、しばしばヨーロッパ的と評されている。アメリカのモトクロスが黎明期だった頃から、GPライダーがこの地を訪れて欧米対決の舞台となってきた歴史がある上に、近年は世界選手権モトクロスの日程の合間を利用して、GPライダーがスポット参戦するケースが多い。
今回はショーン・シンプソン(イギリス/KTM)が、AMAモトクロス初出場。1週間前のベルギーGPで完全優勝(1位/1位)を達成した直後だけに、活躍が期待された。

また大会当日には、9月にフランスのエルネーで開催される国対抗団体戦、モトクロス・オブ・ネイションズに出場するメンバーが発表された。今年はジャスティン・バーシア(ヤマハ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)の3人が、アメリカ代表の重責を担う。彼らが所属するJGRやスターレーシングでは、ヤマハの60周年を記念してマシンやウエアをイエロー&ブラックに衣替え。'70〜'80年代を彷彿とさせるインターカラーが、今大会限定のレトロムードを醸し出していた。

タイムドプラクティスの最速タイムは、450クラスがクリストフ・プーセル(ハスクバーナ)の2分10秒475、250クラスがマービン・ムスキャン(KTM)の2分08秒746。2人のフランス人がポールポジションを獲得したことは、ヨーロッパ的と称されるコースならではの必然だったかもしれない。

450クラスのヒート1では、ジャスティン・ブレイトン(KTM)、ライアン・ダンジー(KTM)、バーシア、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)、トレイ・カナード(ホンダ)らが好スタート。2コーナーではプーセルの転倒にケン・ロクスン(スズキ)が巻き込まれ、両者は最後尾まで脱落した。トップ争いはダンジーとバーシアの間で繰り広げられたが、ハーウェイポイントで11秒のリードを蓄えたダンジーが、そのまま逃げ切り優勝。バーシアに続く3位には、カナードが入賞した。

450クラスのヒート2では、ボーグルがホールショットを決めたが、オープニングラップ後半にクラッシュ。上位はダンジー、バーシア、ロクスン、プーセルで固まった。ダンジーのペースに後れを取るバーシアに替わり、序盤からロクスンが2位、プーセルが3位に浮上。後半はプーセルが脱落して2台の一騎打ちとなったが、ダンジーがロクスンを2秒差で振り切り優勝。今回のパーフェクトウィンで、ダンジーのポイントリードは79点となり、次戦ソルトレイクシティでのタイトル決定に王手をかけた。


250クラス マーティンvsムスキャンが急接近! 総合優勝はサバッチー(2位/2位)!




250クラスのヒート1では、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)がホールショットを獲得した。クリスチャン・クレイグ(ホンダ)を挟んで3番手につけたムスキャンは、オープニングラップ中の転倒で6位まで後退。4周目にはマーティンが2位、クリス・オールドレッジ(カワサキ)が3位というオーダーとなった。サバッチーは最大4秒のリードを蓄えたが、マーティンの猛追撃を受けてそのマージンは徐々に削られた。

レース中盤を盛り上げたサバッチーとマーティンのデッドヒートは、25分過ぎの11周目には決着がつく。ミスが目立つようになってきたサバッチーを高速セクションで攻略し、マーティンがトップに浮上。その後はセーフティリードを得たマーティンが、サバッチーの追撃を振り切り優勝した。3位オールドレッジ、僅差の4位にムスキャン。

注目の富田俊樹(ホンダ)は、スタート直後のクラッシュに巻き込まれた後、32位まで挽回してポイント圏内入りを目指していたが、5周目に強引なアタックを受けた際に、手に裂傷を負いリタイア。モト2への出走は見合わせることになった。

250クラスのヒート2は、RJ・ハンプシャー(ホンダ)のホールショットで始まった。背後にはサバッチーを挟んで、アレックス・マーティン(ヤマハ)、ジョーダン・スミス(ホンダ)、ムスキャン、ウェブと続く。勢いに乗るサバッチーは、1周目からハンプシャーを抜いてリーダーとなった。レース序盤から単独転倒が多発し、ハンプシャー、マーティン、スミスらだ脱落。中盤からはサバッチー、ムスキャン、ウェブが三つ巴のトップ争いを繰り広げる。

10周目にはムスキャンがサバッチーをかわしてリーダーに、11周目にはウェブが2位に浮上。2台に絞られたトップ争いが延々と続いた。ところがラスト2周に差しかかったところで、ウェブが転倒。これでムスキャンの勝利とサバッチーの2位が確定した。総合優勝はサバッチー。2位/2位のスコアで得た、キャリア初勝利である。  気になる250クラスの首位争いだが、ポイントリーダーのマーティンが出遅れて5位にとどまったため、ムスキャンの接近を許す結果となった。首位マーティンとランキング2位ムスキャンの差は、2点となった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 36:45.754 DUNLOP user
2 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha +13.860  
3 41 T・カナード Team Honda HRC Honda +35.375 DUNLOP user
4 274 S・シンプソン Hitachi Revo KTM UK KTM +42.476 DUNLOP user
5 39 F・ノリアン Motosport.com Crossland Honda +46.064 DUNLOP user
6 20 B・ティックル RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +48.493 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 36:21.398 DUNLOP user
2 1 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +01.604 DUNLOP user
3 377 C・プーセル Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +1:05.546 DUNLOP user
4 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha +1:10.113  
5 23 W・パイク JGR Toyota Yamaha Yamaha +1:12.434  
6 41 T・カナード Team Honda HRC Honda +1:21.746 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 34:39.415 DUNLOP user
2 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +02.754 DUNLOP user
3 66 C・オールドレッジ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +04.405 DUNLOP user
4 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +05.002 DUNLOP user
5 68 C・クレイグ Geico Honda Honda +31.158 DUNLOP user
6 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM +34.382 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 34:57.936 DUNLOP user
2 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +04.685 DUNLOP user
3 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +08.135 DUNLOP user
4 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM +09.658 DUNLOP user
5 1 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +18.585 DUNLOP user
6 31 A・マーティン Rock River Yamaha Yamaha +22.593 DUNLOP user

ルーカスオイルAMAプロモトクロス第10戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 450 DUNLOP user
2 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha 371  
3 1 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 358 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki 297 DUNLOP user
5 377 C・プーセル Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 267 DUNLOP user
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 263 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 416 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 414 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 284 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 277 DUNLOP user
5 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM 266 DUNLOP user
6 31 A・マーティン Rock River Yamaha Yamaha 261 DUNLOP user