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CATEGORY
■ 2015/1/24 AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦
カリフォルニア州オークランド/オードットコー・コロシアム
天気 気温 観客
晴れ 日中21度〜深夜7度 47,671人

450SX カナードが4年ぶりの優勝! タイトル争いに名乗りを上げる!





 今シーズンから近隣のサンタクララでもスーパークロスが開催されることになり、重要な地域として急上昇中のノーザンカリフォルニア。今大会が行われるオークランドのオードットコー・コロシアムは、初開催が'79年(当時はオークランド・アラメダカウンティ・コロシアム)という歴史のある先駆的存在だ。ここには屋根がないため、以前は雨天に備えてサンド質の土が用いられたものだが、近年は硬質系のクレイでコースが造成されている。乾くと非常に硬くなる土で、今回もコース脇には砕かれていない大きな土の固まりがごろごろしていたが、走行路面には撒水が頻繁に行われていて、結果として適度に湿ったミディアムハード路面となった。
 今回のレイアウトで最もユニークだったのは、2レーンに分割されたサンドコーナー。砂の量は最も厚い部分で約1.5メートルの高さに盛られていて、フルパワーで通過しないと埋まってしまうほどの難所となっていた。また他の硬い路面にもワダチが掘れて振られやすい部分があり、前後輪を別のワダチに入れてしまうクロスラットなどが多発することになった。快晴の下で行われたタイムドプラクティスでは、トレイ・カナード(ホンダ)が51秒358で450SXのトップ、250SXではジャスティン・ヒル(KTM)が51秒715で首位だった。
 450SXのメインレース(20周)では、開始早々にハプニングが起きた。アンドリュー・ショート(KTM)、チャド・リード(カワサキ)に続き、スタート3番手だったケン・ロクスン(スズキ)が、2周目の3連ジャンプで飛距離不足によりクラッシュ。幸い大ケガはなかったようだが、ポイントリーダーがいきなり最後尾までポジションを落とすアクシデントに、場内がどよめく。トップ争いにはライアン・ダンジー(KTM)、コール・シーリー(ホンダ)、そしてスタート10位から追い上げてきたカナードも加わり、大混戦の序盤となった。
 4周目にはリードがショートをかわして先頭に。その後7周目には、着々と挽回してきたカナードがトップに躍り出た。この段階でのオーダーは、カナード、リード、ダンジー。4位にはジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)がつけていたが、リズムセクションで大前転してしまい、イーライ・トマック(ホンダ)が入れ替わる。カナードはロクスンをラップしながら、徐々に2位以下を引き離していった。
 レース後半になると、リードvsダンジーの2位争いが激しくなったが、16周目のジャンプでリードがコースアウトし、ダンジーが2位に浮上する。だがトップのカナードは、5秒ほどのマージンを生かしてそのまま逃げ切りフィニッシュ。カナードは'11年第13戦ダラス以来となる久々の優勝をゲットし、チャンピオン争いに名乗りを上げた。ロクスンは周遅れになりながら完走したが、リザルトは15位にとどまり首位陥落。2位でゴールしたダンジーが、入れ替わりポイントリーダーとなった。


250SX マルコム・スチュワートが初優勝!



 250SXのメインレース(15周)では、ザック・ベル(ハスクバーナ)がホールショット賞を獲得したが、直後にクリス・オールドレッジ(カワサキ)がトップに浮上し、オープニングのリーダーを務めた。3位以下にはマルコム・スチュワート(ホンダ)、アレックス・マーティン(ヤマハ)、そして予選タイム首位のヒルが続く。1周目から展開された激しい先陣争いの中で、開幕ウィナーのジェシー・ネルソン(KTM)がクラッシュして最後尾へ。さらに3周目には、序盤を引っ張ったオールドレッジも転倒を喫してしまった。
 3周目にはスチュワートがトップに立ったが、4周目にヒルが前に出てスチュワートを引き離しにかかる。2人のペースには1秒弱の差があり、ヒルのアドバンテージは広がるばかりだった。セカンドグループにはスタート10位から挽回してきたクーパー・ウェブ(ヤマハ)がいたが、5位走行中にタイラー・バウワーズ(カワサキ)と接触して転倒。ウェブの連勝が途切れることは確実と思わせるアクシデントではあった。レース中盤の8周目には、リーダーのウェブがサンドセクションで転倒し、トップの座はスチュワートに明け渡された。
 レース終盤、スチュワートは2位マーティンに対し1〜2秒リードを保って走行していた。3位バウワーズも含め、表彰台が確定したと思われたが、転倒後13位から這い上がってきたウェブが急接近。13周目にはバウワーズ、最終15周目にはマーティンを攻略し、スチュワートまで僅差と迫ったウェブだったが、わずかに届かず。スチュワートが初優勝を飾り、歓喜を爆発させた。ウェブのランキング首位は安泰で、レッドナンバープレートを維持している。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 41 T・カナード Team Honsa Honda 17:51.950 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +03.310 DUNLOP user
3 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +07.844  
4 3 E・トマック Geico Honda Honda +09.725 DUNLOP user
5 14 C・シーリー Team Honsa Honda +10.709 DUNLOP user
6 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha +14.074  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 34 M・スチュワート Geico Honda Honda 13:35.752 DUNLOP user
2 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha +01.443 DUNLOP user
3 31 A・マーティン Rock River Powersports Yamaha +02.343 DUNLOP user
4 911 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +07.036 DUNLOP user
5 44 Z・ベル Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +12.507 DUNLOP user
6 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +13.794 DUNLOP user

AMAスーパークロス第4戦/450SX第4戦/250SXウエスト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 82 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 78 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda 68 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda 64 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 62 DUNLOP user
6 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha 58  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 86 DUNLOP user
2 911 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 78 DUNLOP user
3 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM 71 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 69 DUNLOP user
5 32 J・ヒル Red Bull KTM KTM 65 DUNLOP user
6 34 M・スチュワート Geico Honda Honda 64 DUNLOP user