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CATEGORY
■ 2015/1/31 AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜12度 43,441人

450SX ダンジーが今季初優勝! ポイントリードをキープ!





 アナハイムでの3レース開催(第1戦、第3戦、第5戦)が復活して3年目になるが、同じスタジアムで1週おきに行われるレースが単調なものにならないように、コースレイアウトには毎回ユニークな演出が凝らされている。安全性が優先され、比較的シンプルだった開幕戦。スプリットレーンと立体交差が採用され、難易度が上がった第3戦。そして今回の目玉としては、6フィート(1.8メートル)の盛り土に設置したエレベーテッドスタートが話題となった。20年前に神宮球場で開かれたジャパンスーパークロスで、同様の高台スタートが試されたことがあったが、アメリカでは6フィートが過去最高だ。
 今回のレイアウトでは、テーブルトップの多さも際立っていた。コース設計者の意図としては、上部の平面をかすめるステップオン・ステップオフを想定したものだったが、前後のジャンプも含めて一気に飛び越すライダーが多かった。コースの一部にはサンドセクションが設けられた。前戦オークランドでは深いサンドコーナーが評判だったが、今大会のサンドは量も少なくそれほどの難所にはならなかった。差が付くセクションとしては、ヘアピンを挟んで折り返す2ヶ所のフープスのライン取りがポイントとなった。
 スーパークロスとモンスタージャムを5週にわたって支えてきた土は、乾燥と硬化を和らげるために多量の撒水が行われるので、砂利混じりのハード路面はウェットとドライの間を行き来するようなコンディションだった。公式計時練習でのラップタイムは、450SXでは57秒台、250SXでは58秒台だった
 450SXのメインレース(20周)では、ブレイク・バゲット(スズキ)がホールショットを決め、ライアン・ダンジー(KTM)、コール・シーリー(ホンダ)、トレイ・カナード(ホンダ)が続いた。前戦でポイントリーダーとなり、今大会から赤ゼッケンで臨んだダンジーは、2周目にトップに浮上。シーリーもバゲットをかわして好位置につけた。その後3位に浮上したカナードも含め、上位陣が僅差で走行する序盤だったが、5周目にベストラップ57秒316を出したダンジーが、トップグループから抜け出す形となる。
 レースが後半に差しかかると、ケン・ロクスン(スズキ)、イーライ・トマック(ホンダ)がトップ3の後方に接近。11周目には転倒したカナードに替わって、ロクスンとトマックが3〜4位に浮上した。安定したトップ走行を続けるダンジーは、最大4秒強のリードを築いたが、周遅れが増えた17周目に少々スローダウンを強いられた。ラスト3周になると、シーリー、ロクスン、トマックが三つ巴のデッドヒートを繰り広げる。最終ラップにはトマックがロクスンを抜き去り、シーリーにも迫ったが追撃もここまで。今季初優勝をゲットしたダンジー、2位シーリー、3位トマックの表彰台が確定した。首位ダンジーのポイントリードは、11点に広がった。


250SX ウェブが今シーズン3勝目を挙げる!



 250SXのメインレース(15周)では、マット・ビシェリア(ホンダ)が好スタート。5周目にクーパー・ウェブ(ヤマハ)がトップに立ったが、ここで赤旗が提示されてレースが中断する事態になった。原因は機械的なトラブルにより、ザック・オズボーン(ハスクバーナ)のゲートが倒れなかったため。すでに5周を消化していたが、スタートからやり直しフルに15周のレースが行われることになった。
 再スタート後のホールショットは、ジェシー・ネルソン(KTM)が取った。その直後にはウェブ、オズボーン、アーロン・プレシンジャー(ヤマハ)、タイラー・バウワーズ(カワサキ)が続く。2コーナーのサンドセクションでは、前戦の勝者マルコム・スチュワート(ホンダ)とジャスティン・ヒル(KTM)が転倒。さらに3周目にはバウワーズも転倒し、ピットインを要するダメージを受けた。
 ネルソンvsウェブのトップ争いが、終始テールトゥノーズの状態で続いたが、9周目にはウェブがトップに躍り出る。何度か逆襲を試みたネルソンだったが、やがてウェブに逃げられて2位に定着。終盤はウェブ、ネルソン、プレシンジャーが各々単独走行となり、チェッカーを受けた。3勝目を挙げたウェブの首位は安泰だ。
 赤旗が振られたのは妥当だったが、再スタートによって明暗が浮き彫りになったことは確かだ。レースが中断された時点で上位につけていたライダーが、再スタート後にことごとく転倒してしまったのは(バウワーズ3位→15位、スチュワート4位→17位、ヒル5位→8位)なんとも皮肉なことだった。これによってバウワーズはランキング2位から4位に後退している。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 19:09.322 DUNLOP user
2 14 C・シーリー Team Honsa Honda +02.361 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda +03.265 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +05.012 DUNLOP user
5 41 T・カナード Team Honsa Honda +16.445 DUNLOP user
6 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +19.983  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 14:33.981 DUNLOP user
2 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM +03.650 DUNLOP user
3 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +07.946 DUNLOP user
4 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +12.097 DUNLOP user
5 38 M・ビシェリア Geico Honda Honda +18.732 DUNLOP user
6 40 S・マケラス Troy Lee Designs Lucas Oil KTM +19.698 DUNLOP user

AMAスーパークロス第5戦/450SX第5戦/250SXウエスト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 107 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 96 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda 84 DUNLOP user
4 41 T・カナード Team Honsa Honda 84 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 74 DUNLOP user
6 51 J・バーシア JGR Toyota Yamaha Yamaha 71  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 111 DUNLOP user
2 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM 93 DUNLOP user
3 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 87 DUNLOP user
4 911 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 84 DUNLOP user
5 32 J・ヒル Red Bull KTM KTM 78 DUNLOP user
6 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 74 DUNLOP user