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CATEGORY
■ 2015/2/14 AMAスーパークロス第7戦/450SX第7戦/250SXイースト第1戦
テキサス州ダラス/AT&Tスタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中23度〜深夜11度 54,931人

450SX ポイントリーダーのダンジーがスタートトゥフィニッシュ!





 開幕以来アメリカ西部を転戦してきたAMAスーパークロスだが、今週末は中部のテキサスへ移動。ダラス近郊のアーリントンにあるAT&Tスタジアムで第7戦が行われた。今大会を境に中部〜東部へと会場を移すため、併催クラスの250SXはここがイースト開幕戦になり、出場ライダーが入れ替わる。
 ダラスと言えば粘土由来でコンクリートのようなハードパックが有名だったが、今年の土は例年とは異なり粒子が粗めで軟質だった。プラクティスセッションが始まると、徐々に加速ポイントの路面が掘れて、ジャンプの助走側斜面やコーナーには複数のワダチが出来た。コースレイアウトでまず目を引いたのは、角度に変化を付けたドッグレッグセクション、そしてフロアの長辺を端から端まで使った長いフープス。途中に大きめの山が2個あったが、アメリカンフットボールにちなんで「100ヤードフープス」と呼ばれていた。また3連ジャンプが大きくて、250では2個しか飛べない難所となっていた。
 ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、路面が次第に荒れるので1本目の方が好タイムとなる傾向だった。450SXではケン・ロクスン(スズキ)=49秒481、イーライ・トマック(ホンダ)=49秒717、トレイ・カナード(ホンダ)=50秒231がトップスリー。250SXではマービン・ムスキャン(KTM)=51秒080、アーヌー・トヌス(カワサキ)=51秒577、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)=51秒948、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)=52秒109という順位だった。250SXの上位はフランス、スイス、アメリカ、エクアドルといった国際色豊かな顔ぶれとなった。また女性によるスーパークロスチャレンジが注目されたビッキー・ゴールデン(スズキ)は、1分01秒009にとどまり、ナイトレースに出走できる40台の中には入れなかった。
 450SXのメインレース(20周)では、ダンジーがホールショットを取った。デイビー・ミルサップス(カワサキ)、ブレイク・バゲット(スズキ)が続き、オープニングラップの競り合いが始まる。2周目には7位のチャド・リード(カワサキ)が転倒、さらにトマック、コール・シーリー(ホンダ)もダウン。荒れ模様の序盤となったが、6周目にはミルサップスが転倒によってリタイア。これで2位ロクスン、3位にはカナードが上がった。
 中盤はダンジー、ロクスン、カナードが上位を占める展開となった。このオーダーはそのまま現在のランキング順だが、周回が進むほどに間隔が開き、各々単独走行となった。ラップ遅れが現れた後半になると、カナードのペースが衰えてバゲットが接近したが、ポジションが入れ替わるまでには至らなかった。こうして終始優位に立っていたダンジーが、スタートトゥフィニッシュで快勝。チェッカーの際にはヒールクリッカーを披露した。ここまでの勝利数は、ダンジー、ロクスン、カナードが2勝で並んでいるが、ポイントリーダーのダンジーが安定している。


250SX ムスキャンがイースト開幕戦を制す!



 250SXのメインレース(15周)では、ムスキャンがホールショット賞を獲得した。好スタートから2位につけたダバロスが転倒し、2位以下にはジャスティン・ボーグル(ホンダ)、アンソニー・ロドリゲス(ヤマハ)、マット・ラモイン(カワサキ)、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)がつける。プラクティス時から乗れているムスキャンは、ディフェンディングチャンピオンのボーグルに後塵を浴びせ、4周で4秒強のリードを築いた。
 8周目、転倒したカイル・カニンハム(ホンダ)を救護するために赤旗が振られ、レースが一時中断された。再スタートはスタッガード方式によって行われた。赤旗が振られる前の周のポジション順に斜め一列に並ぶスタートである。1コーナー進入地点に白線が引かれ、ムスキャン、ボーグル、ロドリゲス…の順で並んだ後、再スタートが切られた。
 トップのムスキャンは、すぐにボーグルを突き放してリードを広げた。その後ろではロドリゲス、サバッチー、ラモイン、マーティンによる3位争いが激しく展開される。10周目にはこの接戦を勝ち抜いたサバッチーが、単独3位に浮上した。終盤はムスキャンがボーグルに4秒差をつけて快走。ヒールクリッカーでチェッカーを受けた。
 レッドフラッグ再スタートというハプニングがあった250SXだったが、終わってみれば450SXと同じようなスタートトゥフィニッシュ。ムスキャンとダンジーの完勝によって、レッドブルKTMがダブルウィンを果たした大会となった。次週からはアトランタで2連戦が行われる。ジョージアドームで行われるスーパークロスは、7万人が訪れる最大のマーケットだが、初の2週連続開催の成り行きが注目されている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 17:23.429 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +03.708 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda +12.993 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +17.409 DUNLOP user
5 29 A・ショート BTOSports KTM +23.588  
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +27.485 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 14:00.235 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +04.079 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +06.727 DUNLOP user
4 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +07.610 DUNLOP user
5 43 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki +11.870 DUNLOP user
6 45 V・フリージー Smartop Motoconcepts Honda +16.018 DUNLOP user

AMAスーパークロス第7戦/450SX第7戦/250SXイースト第1戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 152 DUNLOP user
2 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 140 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda 129 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda 114 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 100 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honsa Honda 93 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 25 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 22 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 20 DUNLOP user
4 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 18 DUNLOP user
5 43 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki 16 DUNLOP user
6 45 V・フリージー Smartop Motoconcepts Honda 15 DUNLOP user