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CATEGORY
■ 2015/2/21 AMAスーパークロス第8戦/450SX第8戦/250SXイースト第2戦
ジョージア州アトランタ/ジョージアドーム
天気 気温 観客
曇りのち雨 日中10度〜深夜4度 51,023人

450SX ダンジーがランキング首位をキープ!





 アトランタのジョージアドームは、スーパークロスシリーズの中で最も観客数が多い会場だ。2012年には入場券が売り切れとなる71,009人を記録したこともあって、今年からは2週連続で開催されることになった。アナハイム1〜3(第1戦、第3戦、第5戦)よろしく、アトランタ1(第8戦)、アトランタ2(第9戦)と呼ばれている。レースデーの未明には氷点下だった気温が少し上昇したものの、ドームの外は凍て付くような寒さだった。
 東部に多い屋内スタジアムのコースは、土質が比較的ソフトになる傾向があって、アトランタと言えば赤土で知られているが、今回は例年ほど赤くなく、しかも硬く乾いていたのでワダチはそれほど増えなかった。路面にはマーブル状の土が浮くほどで、アトランタらしからぬトラクションの難しさが課題となった。
 コースレイアウトの中で最も重要なポイントは、スプリットレーン化されたフープス。しかも左側は2連ジャンプ+フープス、右側はフープス+2連ジャンプというように配置をずらしてあるので、ライダーの読みとテクニックが発揮されるポイントとなった。この長いフープスの先には小さめの2連があり、右側のフープスを通れば2連+2連を4個まとめて飛び越せるのでは…という作戦がコース下見の時から話題となっていた。
 日中に行われたタイムドプラクティスでは、この4個飛びにケン・ロクスン(スズキ)がチャレンジして失敗。コースアウトしてスタジアムの壁に激突してしまった。公式タイムは、450SXのトップがトレイ・カナード(ホンダ)の48秒380、250SXのトップはマービン・ムスキャン(KTM)の49秒813だった。
 450SXのメインレース(20周)では、チャド・リード(カワサキ)がホールショットを取り、フィル・ニコレッティ(ヤマハ)、ウェストン・パイク(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(KTM)が続いた。リードは序盤のダッシュによって、2位に入れ替わったパイクに対し2〜3秒のアドバンテージを得た。注目のロクスンはスタート15位と出遅れ、追い上げ中の5周目に転倒してしまった。同じ周にスタート7位から4位までポジションアップしていたイーライ・トマック(ホンダ)も転倒。マシン修復のためにピットインする間に、トマックはラップされて周回遅れとなった。
 レース中盤8周目には、ダンジーがパイクをかわして2位に。10周目にはスタート10位から挽回してきたカナードが、3位に浮上する。レース終盤になると、周遅れの影響もあってリードとダンジーが1秒差まで詰まったが、逆転には至らずにゴールした。リードが今季初優勝を果たし、2位ダンジー、3位カナードの順でフィニッシュ。トップスリーから大差の4位には、コール・シーリー(ホンダ)が入賞した。ロクスンが18位と低迷したため、ランキング2位にはカナードが躍進。ポイントリーダーのダンジーは、25点差を確保しつつ安泰である。


250SX マーティンが今シーズン初優勝をゲット!



 250SXのメインレース(15周)では、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)がホールショット。ジャスティン・ボーグル(ホンダ)、ビンス・フリージー(ホンダ)、ムスキャン、マット・ラモイン(カワサキ)を従えてトップを快走する。3周目にはムスキャンが3位、さらにスタート6位からアタックを開始したジェレミー・マーティン(ヤマハ)が 4位に浮上した。
 リーダーのダバロスを追走するボーグルは、ターゲットを射程内に捉えたまま走行した。レース中盤になるとムスキャンとマーティンが接近し、トップ4台がテールトゥノーズという激しいバトルに発展する。ストレートの手前にはウォールやバートなどと呼ばれる角度のきついジャンプがあり、ここを高く飛び越すかブレーキを踏んで加速区間を長く取るか、ライダーによって判断が異なるポイントとなった
 10周目にはボーグルが満を持してアタック。ディフェンディングチャンピオンが、ダバロスを攻略してトップに浮上した。だがその直後にはマーティンが2位に上がり、13周目にはトップ逆転に成功。こうして混戦を勝ち抜いてきたマーティンが、理想的な展開で今シーズン初優勝を果たした。ラスト2周にはチャンピオンのゼッケン1番と、ポイントリーダーを表す赤ゼッケンの25番による一騎打ちもあったが、ムスキャンがあっさりとボーグルをかわして2位確定。この結果、ムスキャンの首位は変わらず、ランキング2位はマーティンと入れ替わった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 16:37.156  
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +01.292 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda +03.338 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda +17.021 DUNLOP user
5 23 W・パイク JGR Toyota Yamaha Yamaha +18.641  
6 20 B・ティックル RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +19.962 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 12:51.971 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +02.277 DUNLOP user
3 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +07.096 DUNLOP user
4 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +09.785 DUNLOP user
5 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +14.891 DUNLOP user
6 45 V・フリージー Smartop Motoconcepts Honda +18.903 DUNLOP user

AMAスーパークロス第8戦/450SX第8戦/250SXイースト第2戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 174 DUNLOP user
2 41 T・カナード Team Honsa Honda 149 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 143 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda 115 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 114 DUNLOP user
6 14 C・シーリー Team Honsa Honda 111 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 47 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 43 DUNLOP user
3 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 42 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 36 DUNLOP user
5 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 30 DUNLOP user
6 43 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki 30 DUNLOP user