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CATEGORY
■ 2015/2/28 AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦
ジョージア州アトランタ/ジョージアドーム
天気 気温 観客
曇り 日中8度〜深夜4度 53,537人

450SX ダンジーがレトロナイトを制す!





 アトランタにおいて初の連続開催となったスーパークロスの2戦目が、レトロナイトと銘打って行われた。これは同じ会場での連戦に差別化を図るための演出で、アナハイムでも何度か実績がある。懐かしいウエアやマシングラフィックを持ち寄り、一晩だけレトロな気分に浸ろうという趣旨のファンサービスだ。主催者が掲げたテーマは'90年代だったが、チームによっては'80年代や'70年代のカラーリングを用意したところもあった。最も注目されたのは、FOXが用意したデイモン・ブラッドショーのレプリカウエア。これをチームメイトのライアン・ダンジー(KTM)とマービン・ムスキャン(KTM)が着ると、まるでユニホームのようにフィットしていた。
 ジョージアドームに設営されたコースは、前戦とは全く違うレイアウトに作り替えられた。長方形フロアの短辺にストレートがあるショートスタート、高低差の異なる山が連なるドラゴンズバック、ステップオンステップオフを含むリズムセクションなどは昨今の定番だが、レトロナイトにちなんだ立体交差も設置された。当初のイメージでは、30年以上前のトルネード(タイトに270度回って立体交差する)というセクションを再現したかったようだが、通常の立体交差とサンドの組み合わせに落ち着いた。
 前戦と同じ土を流用しながらも十分に撒水が行われたため、土質はよりソフトなコンディションとなった。いわゆるアトランタ名物の深いワダチとまでは至らなかったが、コーナー出口などには掘れたレールができていた。ヒートレースのグリッドが競われるタイム予選では、ダンジーが53秒420で450SXのトップ。そして250SXでは、ムスキャンの55秒125が最速。各クラスのポイントリーダーがポールポジションを占める、順当なタイムドプラクティス結果だった。
 450SXのメインレース(20周)では、ウェストン・パイク(ヤマハ)とチャド・リード(カワサキ)が、1周目からポジションを入れ替える先陣争いを見せたが、2周目にリードが転倒。2位にはダンジーが上がり、イーライ・トマック(ホンダ)、トレイ・カナード(ホンダ)、ブロック・ティックル(スズキ)が続いた。序盤はパイクが飛ばしたが、数周で後続が追い付き、先頭から4位までがテールトゥノーズになる。6周目にはダンジーがトップに立ち、7周目にはカナードが2位、トマックが3位に浮上した。
 レース中盤のセカンドグループでは、パイク、ティックル、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、ケン・ロクスン(スズキ)による接近戦が見られた。11周目にはアンダーソンとパイクが接触して転倒。これにロクスンも巻き込まれて後退。前戦のクラッシュで足首を痛めているロクスンは、徐々にペースが衰えていった。
 リーダーのダンジーは、カナードに約5秒の差をつけて独走した。17周目にはトマックが2位に上がってスパートしたが、逆転には至らずダンジー、トマック、カナードの順でフィニッシュ。この結果シーズン3勝目を挙げたダンジーが、ポイントリードを25から30に広げた。


250SX ムスキャン優勝! レッドブルKTMが今季2度目ダブルウィン!



 250SXのメインレース(15周)では、ムスキャンがホールショットを獲得。同様にショートスタートを上手く攻略したのは、アーヌー・トヌス(カワサキ)、ジミー・デコティス(ホンダ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)といった面々だった。ムスキャンは2周目には3秒ほど先行し、早々とレースの主導権を握った。
 トヌスが所属するプロサーキットカワサキは、以前から積極的にGPライダーを採用してきた実績があり、スイス出身のトヌスも例外ではない。スーパークロスを得意としているトヌスではあったが、5周目にはマーティンとボーグルに先行された。その後はムスキャン、マーティン、ボーグルの上位3台が後続を引き離す展開となる。ムスキャンは56〜57秒台のハイペースをキープしながら、リードを少しずつ広げた。
 トップスリーのポジションに変動はなくなったが、終盤になると4位以下が急接近。トヌスの背後には、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)、そしてスタート3位から一時後退していたデコティスが迫った。トヌスは大詰めで猛攻を受けて後退。サバッチー、デコティス、ダバロスの先行を許した。
 レースは終始アドバンテージを保っていたムスキャンが、スタートトゥフィニッシュで優勝した。チームメイトのダンジーとムスキャンがアベックで、両クラスを制するのは2度目。ブラッドショーの人気が高かったアトランタで、ブラッドショーレプリカのレトロウエアを着たダンジーとムスキャンが輝き、ランキング首位固めに成功した。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 18:33.753 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +05.739 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda +11.991 DUNLOP user
4 20 B・ティックル RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki +22.602 DUNLOP user
5 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +24.920 DUNLOP user
6 33 J・グラント Discount Tire Racing Kawasaki +30.032 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 14.08.674 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +04.354 DUNLOP user
3 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +09.257 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +27.541 DUNLOP user
5 49 J・デコティス Riverside HD Honda +29.338 DUNLOP user
6 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +31.906 DUNLOP user

AMAスーパークロス第9戦/450SX第9戦/250SXイースト第3戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 199 DUNLOP user
2 41 T・カナード Team Honsa Honda 169 DUNLOP user
3 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 156 DUNLOP user
4 3 E・トマック Geico Honda Honda 137 DUNLOP user
5 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 126 DUNLOP user
6 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 124  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 72 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 65 DUNLOP user
3 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 62 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 54 DUNLOP user
5 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 45 DUNLOP user
6 43 M・ラモイン JAB Motorsports Kawasaki 39 DUNLOP user