RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2015/3/7 AMAスーパークロス第10戦/450SX第10戦/250SXイースト第4戦
フロリダ州デイトナビーチ/インターナショナルスピードウェイ
天気 気温 観客
曇りのち晴れ 日中22度〜深夜10度 不明

450SX ダンジーがデイトナ初優勝を飾る!





 スーパークロス発祥の聖地としてリスペクトされるデイトナは、シリーズの中で最もユニークな大会だ。開催地がスタジアムではなくスピードウェイであることや、大会スポンサーがモンスターエナジーではなくホンダであることに加え、コース設営スタッフが他の大会とは異なっている。デザインはリッキー・カーマイケル('01、'02、'03、'05、'06年AMASXチャンピオン)が担当し、ブルドーザーでコース作りをするのがマーク・バーネット('81年AMASXチャンピオン)。'08年から始まったこのコラボレーションは、今回で8年目となった。
 スーパークロスが行われるのは、ホームストレッチとピットレーンの間にある芝生の上。近年はグランドスタンドに向かってスタートするレイアウトが多用されてきたが、今年はスターティンググリッドがグリーンの西端に移設された。1周930メートルと長めに設定されたコースには、ジャンプが30個、フープスが2ヶ所、さらにモーグルセクションなどが盛り込まれた。土質はサンドとクレイのミックスだが、前日までに断続的に降った雨でソフトになり、随所にワダチができやすいコンディションになった。
 コースの下見が行われた午前中は曇り空だったが、レースが雨の影響を受ける心配はなさそうだった。昼過ぎからのプラクティスでは、ケン・ロクスン(スズキ)が転倒で負傷していた足首を再度痛め、以後の走行セッションから離脱するハプニングがあった。19時からのナイトレースに進む40台を決めるタイムドプラクティスでは、トレイ・カナード(ホンダ)が1分04秒036で450SXのトップ。250SXではジェレミー・マーティン(ヤマハ)が、1分04秒446で予選1位となった。
 450SXのメインレース(20周)では、1コーナーでブロック・ティックル(スズキ)とカナードが絡んで転倒。難なくトップグループに入れたのは、アンドリュー・ショート(KTM)、マイク・アレッシ(スズキ)、ライアン・ダンジー(KTM)、ブレイク・バゲット(スズキ)という面々だった。ポイントリーダーのダンジーが好スタートを切ったのとは対照的に、ランキング2位につけるカナードは前述のクラッシュで1周目21位と出遅れた。
 序盤のトップ争いはアレッシの脱落により、ショートvsダンジーのデッドヒートとなった。ここにオープニング5位だったコール・シーリー(ホンダ)が加わったが、5周目にダウン。中盤まで続いた接戦の中で、チャド・リード(カワサキ)も転倒脱落した。8周目にはダンジーがトップに立ち、やがて2位にはウェストン・パイク(ヤマハ)、3位にはイーライ・トマック(ホンダ)が上がって来る。
 トマックの追い上げは凄まじく、14周目には2位に浮上。この時点でリーダーのダンジーから14秒のビハインドだったが、残る6周で4秒差まで追い詰めたところでチェッカー。ダンジーは前半のリードを巧みに使いながら逃げ切り、デイトナにおける初優勝を飾った。ランキング2位のカナードが6位にとどまったため、ダンジーの貯金は40ポイントに増えた。


250SX ムスキャン連勝! ポイントリードを広げる!



 250SXのメインレース(15周)では、マービン・ムスキャン(KTM)がスタートから飛び出し、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)、RJ・ハンプシャー(ホンダ)、ジミー・デコティス(ホンダ)、カイル・ピータース(ホンダ)が続いた。公式練習でトップだったマーティンは、オープニングラップ6位のポジションから追い上げを開始。4周目には3位まで挽回した。
 トップを快走するムスキャンは、2位のボーグルに対し5秒、6秒、7秒と差を広げて行く。3位のマーティンは射程内に捉えたボーグルを猛追し、6周目にベストラップとなる1分05秒688を叩き出す。これは450SXベストだったシーリーの1分06秒506を凌ぐペースだが、先に行われる250SXの方が路面のギャップが少ないことも要因の一つだ。ロングコースのデイトナでは、ジャンプなどのセクション間に何もないフラットな部分が長く設けてあるが、ハイスピードで加減速が繰り返されると平らな部分にもギャップが増えて、難易度は450SXメインレースの終盤に最も高くなるのである。
 レース後半になると、ムスキャンは約8秒のリードを保ってクルージングモードに入る。一時は緊迫したボーグルvsマーティンの2位争いは、ボーグルの奮闘によって再び差が開いた。レース終盤はムスキャン、ボーグル、マーティンが各々単独走行を続けてフィニッシュ。今季3勝目となるチェッカーフラッグを受ける時、ムスキャンは得意のヒールクリッカーを披露した。今大会の結果、首位ムスキャンとランキング2位マーティンの差は、12点となっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 23:07.516 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +04.271 DUNLOP user
3 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +10.185 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda +17.780 DUNLOP user
5 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +21.135  
6 41 T・カナード Team Honsa Honda +24.325 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 17:18.749 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +05.745 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +09.001 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +30.206 DUNLOP user
5 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +38.530 DUNLOP user
6 49 J・デコティス Riverside HD Honda +47.237 DUNLOP user

AMAスーパークロス第10戦/450SX第10戦/250SXイースト第4戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 224 DUNLOP user
2 41 T・カナード Team Honsa Honda 184 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda 159 DUNLOP user
4 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 156 DUNLOP user
5 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 140  
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 140 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 97 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 85 DUNLOP user
3 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 84 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 72 DUNLOP user
5 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 56 DUNLOP user
6 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 54 DUNLOP user