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CATEGORY
■ 2015/3/14 AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第5戦
インディアナ州インディアナポリス/ルーカスオイル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中17度〜深夜7度 60,491人

450SX ダンジーが3連勝で首位独走!





 インディアナポリスは常にシリーズ中盤の重要なラウンドと位置付けられているが、今年は通算600戦目のスーパークロスという節目にあたり、会場は祝賀ムードに満ちていた。インディアナポリスでは300戦目が開催されたこともあった(1997年)が、モータースポーツに縁のある土地柄ならではの巡り合わせだろう。ルーカスオイル・スタジアムは、最新鋭の可動式切妻屋根と巨大なガラス窓を売り物に建造されたが、スーパークロスが開催されるのはこれで7年目。毎回6万人を超えるファンが訪れ、ほぼ満席となる盛況が続いている。
 インディアナポリスと言えば、ショートスタートが名物だが、今年はストレートを短辺に配置せず、長辺の3分の2辺りに1コーナーが設定された。直角を2個つなげたような複合コーナーだが、結果的には緩い180度ターンのようなライン取りになり、ショートスタート由縁によるクラッシュの発生は低減された。レイアウトはシリーズ後半戦に相応しい難易度の高さで、竜の背中をモチーフとしたドラゴンズバック、角度のきついウォール、そしてサンドセクションなどがポイントとなった。最大の難所はフィールドの長辺を目一杯に使ったリズムセクション。アメリカンフットボールにちなんで「100ヤード・リズムレーン」と呼ばれていた。
 昨年のインディアナポリス大会は、土が軟らかすぎて路面がワダチだらけになった。今年は土の搬入時から含水量が絶妙に管理され、昨年よりドライなコンディションが実現したが、ワダチが掘れやすい状況はほぼ同様だった。タイムドプラクティス450SXの上位は、イーライ・トマック(ホンダ)の51秒372を筆頭に、51秒台に6人がひしめく接戦。250SXクラスでは、51秒569を記録したマービン・ムスキャン(KTM)がダントツだった。
 450SXのメインレース(20周)では、1周目からライアン・ダンジー(KTM)がトップに立った。その後にコール・シーリー(ホンダ)、アンドリュー・ショート(KTM)、トマック、ウェストン・パイク(ヤマハ)が続く。公式練習でトップタイムを出したトマックは、2周目に早々と転倒を喫し、4位から22位まで後退した。チャド・リード(カワサキ)やブレイク・バゲット(スズキ)も、序盤のクラッシュによって脱落した。
 レース序盤は、ダンジーvsシーリーが1秒前後のマージンでトップ争いを繰り広げたが、徐々にシーリーの遅れが目立つようになり、後半に差しかかる頃にはダンジーが3〜4秒差を確保する。10周目にはスタート11位から追い上げてきたトレイ・カナード(ホンダ)が、パイクをかわして3位に浮上したが、2位シーリーとの差はなかなか詰めることができず、トップスリーは各々単独走行となった。
 終盤になると周遅れのトマックがトップのダンジーを追いかけ、奇妙なテールトゥノーズが展開されたが、ファイナルラップにダンジーが徐行したためトマックは同一周回に戻った。ダンジー、シーリー、カナードの順にチェッカーが振られた。3連勝を果たしたダンジーとランキング2位カナードとのマージンは、さらに広がり45ポイント差となった。


250SX ムスキャンも3連勝! KTMの快進撃が続く!



 250SXクラスでは、首位争い中のジェレミー・マーティン(ヤマハ)が予選落ちするハプニングがあり、ルーカスオイル・スタジアムの大観衆がどよめいた。予選ヒート2では、1周目の転倒から決勝進出ラインの9位まで追い上げたところで接触転倒。ラストチャンスに出走したマーティンは、好スタートを切ってトップに立ったが、2周目に入ったところで赤旗中断。再スタート後は、5位走行中の2周目に転倒してしまい決勝行きの切符を逃した。
 メインレース(15周)では、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)がオープニングのリーダーとなったが、2周目にはムスキャンがトップに立った。その直後にダバロスが転倒。替わってジャスティン・ボーグル(ホンダ)、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)、RJ・ハンプシャー(ホンダ)、アンソニー・ロドリゲス(ヤマハ)が、2〜5位に上がった。リーダーのムスキャンは、ボーグルを徐々に引き離し、3秒ほどのアドバンテージを蓄えた。
 レース中盤にはロドリゲスの転倒、サバッチーのリタイアなどがあり、3位以下は大きなビハインドを負う形となる。2位のボーグルは後半になって2度のミスを喫し、ムスキャンに20秒以上の独走を許した。こうしてムスキャンがアトランタ2、デイトナに続いて3連勝を決め、450SXにおけるダンジーとのアベックウィンを飾った。
 首位ムスキャンから12点ビハインドにつけていたマーティンが、ラストチャンスで敗退したことによって、ランキング2位はボーグルに入れ替わった。両者を隔てるマージンは16ポイント。まだ決定的な点差とは言えない。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 17:35.195 DUNLOP user
2 14 C・シーリー Team Honsa Honda +03.915 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda +06.502 DUNLOP user
4 23 W・パイク JGR Toyota Yamaha Yamaha +18.640  
5 18  D・ミルサップス Monster Energy Kawasaki Kawasaki  +21.667 DUNLOP user
6 29 A・ショート BTOSports KTM +24.158  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 13:21.583 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +22.351 DUNLOP user
3 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +25.592 DUNLOP user
4 126 J・スミス Geico Honda Honda +36.696 DUNLOP user
5 35 K・カニンハム AG Motorsports Honda +39.571 DUNLOP user
6 49 J・デコティス Riverside HD Honda +42.612 DUNLOP user

AMAスーパークロス第11戦/450SX第11戦/250SXイースト第5戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 294 DUNLOP user
2 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda 169 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda 160 DUNLOP user
5 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 156 DUNLOP user
6 21 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 152  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 122 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 106 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 85 DUNLOP user
4 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 74 DUNLOP user
5 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 73 DUNLOP user
6 47 M・ダバロス Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 62 DUNLOP user