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CATEGORY
■ 2015/3/21 AMAスーパークロス第12戦/450SX第12戦/250SXイースト第6戦
ミシガン州デトロイト/フォード・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中11度〜深夜マイナス2度 46,141人

450SX トマックが10戦ぶりに2勝目をゲット!





 自動車産業の都市、デトロイトの中心街にスーパークロスが戻ってきた。フォード・フィールドに設けられたコースには、昨年同様に観客席に土を敷いたアップダウンセクション「ポンティアック」がフィーチャーされていた。これは1976〜2005年までデトロイト郊外のポンティアック・シルバードームで開催されたスーパークロスの名物セクションで、会場がフォード・フィールドに移転してからも踏襲されてきた。
 前日までに十分な撒水が施されたコースは、プラクティス開始時には湿っていてワダチができる部分もあったが、乾燥の進み方は意外と早かった。コースレイアウトの特徴としては、前述の「ポンティアック」に加えて、ストレートを長方形フロアの短辺に配したショートスタート、半径が大きなコーナーに約1メートルの深さで砂を入れたサンドセクション、短めのフープスなどが挙げられる。テクニック面では、リズムセクションの山を4個跳び越すクワドができるかどうかが鍵となった。
 タイムドプラクティスでは、リズムセクションのこなし方で差が付いた。450SXではイーライ・トマック(ホンダ)=52秒552、ウェストン・パイク(ヤマハ)=52秒602、ライアン・ダンジー(KTM)=52秒727がベストスリー。250SXではマービン・ムスキャン(KTM)=52秒810、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)=53秒303、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)=54秒046という順位だった。
 予選セミファイナル1では、開始直後のリズムセクションで、トレイ・カナード(ホンダ)がジェイク・ワイマー(カワサキ)に追突するアクシデントが発生。両者は負傷によりラストチャンスへの出走を果たせなかった。
 450SXのメインレース(20周)オープニングラップのオーダーは、ダンジー、デイビー・ミルサップス(カワサキ)、トマック、コール・シーリー(ホンダ)、チャド・リード(カワサキ)の順。レース序盤は荒れた路面にミスが誘発され、パイクやジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)が転倒により脱落した。
 ダンジーは連勝中のポイントリーダーらしい走りを見せていたが、それよりも意欲的だったのがトマック。2周目にミルサップスをかわして2位に上がると、ダンジーを背後から揺さぶった。5周目にはリズムセクションをクワド跳びでクリアした勢いで、トマックがダンジーを抜き去りトップに躍り出る。リーダーとなったトマックは、51秒967というベストラップを叩き出し、52〜53秒台で周回する他者を置き去りにしていった。
 レース終盤になると、トマックは2位ダンジーに10秒以上の差をつけて独走。3位にはシーリーがさらに5〜6秒差で従う。縦に広がった上位陣の中では、その後ポジションの変動がないままにチェッカーとなった。トマックは第2戦フェニックス以来、今シーズン2度目の優勝を飾った。ランキング2位のカナードがメインレース進出を逃したため、首位ダンジーのポイントリードは67点に広がった。


250SX ディフェンディングチャンプのボーグルが今季初優勝!



 250SXのメインレース(15周)では、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)がホールショットを取った。その直後にはサバッチー、アンソニー・ロドリゲス(ヤマハ)、RJ・ハンプシャー(ホンダ)、マーティン・ダバロス(ハスクバーナ)と続く。2周目にはダバロスとハンプシャーが接触して転倒。替わってスタートでやや出遅れたムスキャンとマーティンが、4〜5位に上がってくる。
 先頭を走るボーグルは、サバッチーを徐々に引き離し3〜4秒のセーフティリードを築く。やがてサバッチーの背後にはムスキャン、そしてマーティンが接近。レースのハーフウェイポイントを過ぎた8周目には、ムスキャンが2位に浮上した。ボーグルの黒ゼッケン1番は、ディフェンディングチャンピオンの証であり、ムスキャンの赤ゼッケン25番は、現時点でのポイントリーダーを表している。ボーグルにとっては、ムスキャンを破って赤ゼッケン1番を装着することが当面の目標である。
 レース終盤になると周遅れが出現したこともあって、ボーグルとムスキャンの間隔は7〜8秒差で推移したが、結局ボーグルが十分なリードを保ったままフィニッシュ。これまでムスキャンとマーティンの後塵を拝してきたボーグルが、見事なスタートトゥフィニッシュで今シーズン初優勝を飾った。3位サバッチー、4位マーティン、5位ロドリゲス、そして6位にはガイ・クーパーの秘蔵っ子、コルト・ニコルス(ホンダ)が自己ベストリザルトを残した。
 今大会の結果、ポイントリーダーのムスキャンとランキング2位ボーグルの差は13点に縮まった。残るイーストラウンドは、セントルイス、イーストラザフォード、ラスベガスの3戦である。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 3 E・トマック Geico Honda Honda 17:28.856 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +11.897 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honsa Honda +18.919 DUNLOP user
4 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +27.865  
5 18 D・ミルサップス Monster Energy Kawasaki Kawasaki +30.023 DUNLOP user
6 33 J・グラント Discount Tire Racing Kawasaki +38.609  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 13:10.764 DUNLOP user
2 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +06.084 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +08.780 DUNLOP user
4 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +11.837 DUNLOP user
5 62 A・ロドリゲス Yamalube Star Racing Yamaha +28.474 DUNLOP user
6 986 C・ニコルス Motosport.com Crossland Honda +30.060 DUNLOP user

AMAスーパークロス第12戦/450SX第12戦/250SXイースト第6戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 271 DUNLOP user
2 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda 194 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda 180 DUNLOP user
5 21 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 170  
6 94 K・ロクスン RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 156 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 144 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 131 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 103 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 93 DUNLOP user
5 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 84 DUNLOP user
6 49 J・デコティス Riverside HD Honda 69 DUNLOP user