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CATEGORY
■ 2015/3/28 AMAスーパークロス第13戦/450SX第13戦/250SXイースト第7戦
ミズーリ州セントルイス/エドワード・ジョーンズ・ドーム
天気 気温 観客
晴れ 日中7度〜深夜マイナス1度 58,552人

450SX ダンジーが6勝目を挙げてタイトルに王手!





 シリーズ終盤第13戦の舞台は、セントルイスのダウンタウンに位置するエドワード・ジョーンズ・ドーム。近年はここを本拠地とするNFLチームのラムズからドームの改修を求める要望書が提出されるなど、少々時代遅れになってきた感があることは否めないが、6万人以上を収容できる規模は健在だ。ここでスーパークロスが行われるのは今年で20回目だが、1996年の初開催時には13連勝中だったジェレミー・マクグラス(ホンダ)を破り、ジェフ・エミッグ(カワサキ)が一矢を報いたことが今でも語り草となっている。セントルイスではその後も好レースやハプニングが続いたため、何かが起きそうな雰囲気が人々を引き付ける会場となっている。
 セントルイスはコース作りに用いられる土質に定評がある。不純物の混入が少なく、粒子が揃っていて、タイヤの食い付きが非常に良いためだ。コーナーやジャンプの飛び出し側にはワダチができるが、それほど深くは掘れないので走りやすいと言われる。今年の土は乾きが早く、朝のコースウォークの時はしっとりとしていた路面だが、昼過ぎからの走行で徐々にドライになっていった。
 レイアウト的には、ショートスタートと120度ほどの緩い1コーナーに始まり、リズムセクションをぎっしりと並べたもの。イーストでは典型的な構成で、スプリットレーンがアクセントとなっていた。フープスはそれほど難しくないレベルで、全体的にハイスピードを維持できるため、1周のラップタイムは標準的な50秒を下回った。
 タイムドプラクティスの順位は、450SXがライアン・ダンジー(KTM)=47秒419、イーライ・トマック(ホンダ)=47秒692、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)=47秒725。250SXではマービン・ムスキャン(KTM)=47秒355、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)=47秒559、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)=48秒266、というトップスリーになった。トマックは早い段階からジャンプを4個飛ぶ「クワド」に挑み、タイムアタックをリードしていた。
 450SXのメインレース(20周)では、アンドリュー・ショート(KTM)がホールショットを取った直後に転倒し、ダンジーがトップに立った。ダンジーに続くのは、ウェストン・パイク(ヤマハ)、アンダーソン、ジャスティン・ブレイトン(KTM)、ジョシュ・グラント(カワサキ)。トマックはスタート7位と出遅れたが、クワドジャンプと高速アウトバンク走行を武器に挽回を始めた。
 レース前半にしてダンジーは、6秒ほどの独走態勢を固めた。ペースが衰えたパイクに替わって、10周目にはアンダーソンが2位、11周目にはトマックが3位に浮上してくる。終盤になるとアンダーソンをかわしたトマックが、リーダーを追いかけたものの逆転には至らず、ダンジーが今季6勝目を挙げた。前戦デトロイトでトレイ・カナード(ホンダ)が負傷したため、ランキング2位はトマックに入れ替わったが、首位との差は80ポイント。早ければ次戦ヒューストンで、ダンジーのタイトルが確定する可能性が出てきた。


250SX ムスキャンが5度目のアベックウィン!



 250SXのメインレース(15周)では、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)がホールショットを取ったが、ポイントリーダーのムスキャンが2コーナーでトップに立つ。ムスキャンに対して13点のビハインドで今大会に臨んだボーグルは、スタートに失敗してオープニング12位と出遅れた。3周目にはサバッチーが3位、5周目にはボーグルが4位に浮上したが、ムスキャンとマーティンははるか前方を走っていた。
 ムスキャンとマーティンは、レース中盤まで2〜3秒差で周回を重ねていたが、9周目にマーティンがワンミスで遅れたことがきっかけで、終盤はムスキャンが独走する形となる。こうしてムスキャンが今季5勝目をゲット。またしてもチームメイトのダンジーと揃って、レッドブルKTMが両クラスを制覇するリザルトを残した。ボーグルは3位のサバッチーを攻略できないまま、今シーズン初めて表彰台を逃し、4位にとどまった。
 何かが起きそうなセントルイスだったが、20年目の今年は両クラスともポイントリーダーによる完勝という、ある意味ノーマルな結果になった。250SXではボーグルのつまずきによって、ムスキャンのリードが20ポイントに拡大している。
 AMAスーパークロスシリーズは、開幕以来13週連続で開催されてきたが、ここでイースターホリデーを挟むためインターバルを迎える。7戦まで消化してきた250SXイーストは小休止。2週間後の第14戦ヒューストンでは、250SXウエストが再開する。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 15:59.401 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +03.926 DUNLOP user
3 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +09.801 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda +14.072 DUNLOP user
5 23 W・パイク JGR Toyota Yamaha Yamaha +17.548  
6 33 J・グラント Discount Tire Racing Kawasaki +19.736  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 12:02.869 DUNLOP user
2 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +03.233 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +11.393 DUNLOP user
4 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +18.735 DUNLOP user
5 62 A・ロドリゲス Yamalube Star Racing Yamaha +30.561 DUNLOP user
6 49 J・デコティス Riverside HD Honda +39.853 DUNLOP user

AMAスーパークロス第13戦/450SX第13戦/250SXイースト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 296 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda 216 DUNLOP user
3 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda 198 DUNLOP user
5 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 183  
6 21 J・アンダーソン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 165 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 169 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 149 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 125 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 113 DUNLOP user
5 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 84 DUNLOP user
6 62 A・ロドリゲス Yamalube Star Racing Yamaha 84 DUNLOP user