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CATEGORY
■ 2015/4/11 AMAスーパークロス第14戦/450SX第14戦/250SXウエスト第7戦
テキサス州ヒューストン/NRGスタジアム
天気 気温 観客
曇り一時雨 日中23度〜深夜21度 48,024人

450SX ダンジーが5年ぶり2度目のチャンピオン! ダンロップが6年連続でタイトル獲得!





 復活祭ホリデーが明けて再開したAMAスーパークロスシリーズは、いよいよ終盤のクライマックスに突入。アメリカ中央部に位置する今回のヒューストンから、来週は西海岸のサンタクララ、再来週は東海岸のイーストラザフォードと長距離移動した後、ラスベガスで最終戦を迎える。250SXクラスは今大会からイーストに替わってウエストシリーズが再開。250SXウエストを走るライダーにとっては、2月7日のサンディエゴ以来2ヶ月ぶりの実戦となる。
 ヒューストンのNRGスタジアム(旧称リライアント・スタジアム)には、スーパークロス史上初採用となるトリッキーなコースが用意されていた。レイアウトそのものは普通に見えるが、オープニングラップの途中から分岐してコースを逆走することになるため、ライダーとコースサイドのオフィシャルは、綿密なシミュレーションを行わなければならなかった。
 スーパークロスコース造成に用いられる土は、レースが終わった後も保管して何年も再利用するものだが、今大会には新しい土が導入された。異物の混入など、土質の劣化が目立ってきたからだという。新しい土は昨年までのヒューストンと比べると食い付きが良く、そのため随所で激しい加減速操作や、ラインの変更を頻繁に行うシーンが見られた。走行が進むと削れた土がマーブル状に散乱したり、浅めのワダチが出来る部分もあった。
 公式練習の1本目と2本目の間に行われたコース改修で、ラップタイムが2秒ほど遅くなったため、ほとんどのライダーのベストが1本目で記録された。450SXではイーライ・トマック(ホンダ)が45秒204で首位、250SXのトップはクーパー・ウェブ(ヤマハ)がマークした45秒656だった。
 450SXのメインレース(20周)では、トリッキーなオープニングラップの中ほどでコール・シーリー(ホンダ)がトップに立った。アンドリュー・ショート(KTM)、チャド・リード(カワサキ)、ジョシュ・グラント(カワサキ)、ウェストン・パイク(ヤマハ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)までがトップ6。ポイントリーダーのライアン・ダンジー(KTM)は、スタートで出遅れてオープニング10位だった。
 ダンジーはランキング2位のトマックに対し、80点差をつけて臨んでおり、今大会終了時点のマージンが75点以上あればタイトルを獲得できる状況だった。ダンジーの前には、負傷欠場から復帰したばかりのジャスティン・バーシア(ヤマハ)、そして当面の敵であるトマックがいた。ダンジーはリズムセクションの山を4個飛ぶ「クワド」で序盤の混戦を抜け出し、レース中盤にはセカンドグループに迫った。
 9周目にはリードとアンダーソンが接触転倒し、ダンジーは4位に浮上。その後グラントとショートをかわし、2位まで挽回した。しかしトップのシーリーは、12〜13秒先を独走しており、ダンジーの追撃もここまで。レースは1周目から快走したシーリーが初優勝。そして2位でチェッカーを受けたダンジーが、最終戦を待たずにチャンピオンとなった。ダンジーにとっては5年ぶり2度目の栄冠、ダンロップとしては6連覇となるタイトルが確定した。


250SX クーパーが250SXウエストチャンピオンに確定!



 250SXのメインレース(15周)では、シェイン・マケラス(KTM)が好スタートを切り、マット・ビシェリア(ホンダ)、タイラー・バウワーズ(カワサキ)、そしてシリーズポイントリーダーのウェブが続いた。ランキング2位のジェシー・ネルソン(KTM)が負傷欠場したため、ウェブのマジックの対象は3位のバウワーズに移り、ポイントリードは32点に拡大していた。ウェブは体調が万全ではないバウワーズを難なくかわし、5周目にはビシェリアの前に出た。
 レース中盤はマケラスvsウェブのトップ争いが注目された。1〜2秒差を巡る一騎打ちの中で、ウェブは無理せず2位をキープしたままでもチャンピオンになれる状況だったが、消極的なレースになることを嫌って攻め続けた。そうして10周目にマケラスを攻略したウェブが、残るラップを独走してチェッカーを受けた。初勝利を目前で逃したマケラスが2位、そして3位にはスタート11位から這い上がってきたマルコム・スチュワート(ホンダ)が入賞した。
 昨年まではラスベガスでイースト最終戦、ウエスト最終戦、そしてイーストウエスト交流戦のシュートアウトが行われてきたが、今年からはシュートアウトのみとなった。したがってサンタクララがウエスト最終戦、イーストラザフォードがイースト最終戦となる。今大会の結果、ウェブのポイントリードは2位ザック・オズボーン(ハスクバーナ)に対して45点となり、自身初の250SXタイトルが確定した。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 14 C・シーリー Team Honsa Honda 16:01.451 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +07.455 DUNLOP user
3 3 E・トマック Geico Honda Honda +08.009 DUNLOP user
4 33 J・グラント Discount Tire Racing Kawasaki +12.149  
5 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki +13.141  
6 29 A・ショート BTOSports KTM +14.240  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 12:08.164 DUNLOP user
2 40 S・マケラス Troy Lee Designs Lucas Oil KTM +02.421 DUNLOP user
3 34 M・スチュワート Geico Honda Honda +05.278 DUNLOP user
4 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +06.085 DUNLOP user
5 31 A・マーティン Rock River Powersports Yamaha +09.531 DUNLOP user
6 32 J・ヒル Red Bull KTM KTM +12.198 DUNLOP user

AMAスーパークロス第14戦/450SX第14戦/250SXウエスト第7戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 318 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda 236 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honsa Honda 223 DUNLOP user
4 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user
5 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 199  
6 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki 175 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 C・ウェブ Yamalube Star Racing Yamaha 161 DUNLOP user
2 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 116 DUNLOP user
3 40 S・マケラス Troy Lee Designs Lucas Oil KTM 108 DUNLOP user
4 28 J・ネルソン Troy Lee Designs Lucas Oil KTM 106 DUNLOP user
5 911 T・バウワーズ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 105 DUNLOP user
6 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha 99 DUNLOP user