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CATEGORY
■ 2015/4/25 AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦
ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中15度 60,582人

450SX トマックが今シーズン3勝目をゲット!





 昨年ニュージャージー州イーストラザフォードで23年ぶりに復活したスーパークロスは、観衆62,217人を記録する大盛況だった。
これを受けて今年はFOXで生放送されることになり、今大会に限ってタイムスケジュールが大幅に見直された。
具体的な変更点としては、プラクティス12時→9時、オープニングセレモニー18時30分→14時30分、終了22時→18時というように前倒しされ、ナイターではなく陽光の下で行われる異色レースとなった。
 マンハッタンからハドソン川を挟んだ対岸にあるメットライフ・スタジアムは、NFLのニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・メッツが本拠地としており、観客は州境をあまり意識していない。
一方の主催者にとって、当地はスーパークロスが定着していない最後の大都市(1987〜91年、2014年開催)ということもあり、通常であれば木曜日にスタジアムで行われる記者会見をグランドセントラルステーションの駅舎で行った。
例えるならば、神宮や幕張で開催されるスーパークロスの記者会見を東京駅で行うようなもので、プロモーターの意気込みがうかがえる出来事だった。
 スタジアムに搬入された土は木曜日の段階でかなりウェットで、造成中のコースの一部には餡子のようにソフトなところもあった。
これはコース設営のスペシャリスト、ダートワークスが日差しと風の作用を読んでいるためだ。
実際のところ強風による土の乾きは早かったが、気温がそれほど上昇しなかったこともあり、土曜日の路面は走行ラインが深くえぐられるほどソフトだった。
 通常であれば3回行われるプラクティス(フリー1回+タイムド2回)だが、今大会に限りタイムドプラクティス2回に変更された。450SXではイーライ・トマック(ホンダ)が53秒934でトップ、250SXではマービン・ムスキャン(KTM)の55秒080が最速だった。
 450SXのメインレース(20周)、オープニングラップのオーダーは、コール・シーリー(ホンダ)、ウェストン・パイク(ヤマハ)、アンドリュー・ショート(KTM)、ジャスティン・バーシア(ヤマハ)。
公式練習トップだったトマックは5位、ライアン・ダンジー(KTM)は6位につけた。
序盤から飛ばすシーリーは、3周で4秒のリードを蓄えたが、2位にトマック、3位にはダンジーが浮上し、このトップスリーが徐々に後続を引き離していった。
 レースリーダーのシーリーは、54〜55秒台のペースで安定した走行を続けたが、トマックとダンジーはベストラップを53秒台に入れて追撃。
中盤11周目には、1〜3位が2秒内になるまで接近した。
しばらくテールトゥノーズで追走した後、14周目にはトマックがシーリーをかわして1位、15周目にはダンジーが2位と入れ替わった。
トマックのペースはラスト1周まで衰えることなく、ダンジーに12.8秒差をつけて優勝。
第12戦デトロイト以来となる、今シーズン3勝目を挙げたトマックであった。


250SX ムスキャンが250SXイーストチャンピオンに戴冠!



 250SXのメインレース(15周)では、ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・ボーグル(ホンダ)がホールショット。
その背後にポイントリーダーのムスキャンがつけ、スタート早々からタイトルを争う一騎打ちとなった。
今大会は250SXイーストの最終戦だが、ランキング首位のムスキャンと2位ボーグルの間には20ポイント差があり、何かハプニングがなければ両者を巡る状況は変わらなそうだった。
 ムスキャンとしては無理に勝負する必要はなかったが、このまま2位でチェッカーを受けることを潔しとせず、ボーグルを攻め続けた。やがて大きく離された3位以下には、ジョーイ・サバッチー(カワサキ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)、RJ・ハンプシャー(ホンダ)が上がって来るが、トップの2台は別次元のバトルを繰り広げていた。
 テールトゥノーズの均衡をムスキャンが破ったのは11周目。
ボーグルを抜き去ると、一気にスパートして逃げた。こうして独走でフィニッシュしたムスキャンが、今季6勝目を挙げると同時に初の250SXイーストチャンピオンに確定した。
 次戦ラスベガスでは、イーストウエスト・シュートアウトが行われ、各地域のトップランカーが一堂に会する。
ゼッケン1Eのムスキャンとゼッケン1Wをつけるクーパー・ウェブ(ヤマハ)、東西新チャンピオンの直接対決が見ものだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 3 E・トマック Geico Honda Honda 18:12.765 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM +12.805 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda Honda +24.198 DUNLOP user
4 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +32.608 DUNLOP user
5 29 A・ショート BTOSports KTM +57.793  
6 20 B・ティックル RCH Soaring Eagle Jimmy Johns Suzuki 19 laps DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 13:36.668 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda +03.107 DUNLOP user
3 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +21.847 DUNLOP user
4 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha +23.585 DUNLOP user
5 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda +32.773 DUNLOP user
6 55 K・ピータース Motosport.com Crossland Honda +34.896 DUNLOP user

AMAスーパークロス第16戦/450SX第16戦/250SXイースト第8戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 365 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda 283 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honda Honda 259 DUNLOP user
4 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 212  
5 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki 208 DUNLOP user
6 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 25 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 194 DUNLOP user
2 1 J・ボーグル Geico Honda Honda 171 DUNLOP user
3 6 J・マーティン Yamalube Star Racing Yamaha 143 DUNLOP user
4 37 J・サバッチー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 133 DUNLOP user
5 80 R・ハンプシャー Geico Honda Honda 100 DUNLOP user
6 62 A・ロドリゲス Yamalube Star Racing Yamaha 98 DUNLOP user