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CATEGORY
■ 2015/5/2 AMAスーパークロス第17戦/450SX第17戦/250SXシュートアウト
ネバダ州ラスベガス/サムボイド・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中34度〜深夜25度 35,241人

450SX ダンジーがチャンピオンシーズンを締め括る8勝目!





 スーパークロスシーズンのフィナーレを飾る最終戦が、ラスベガス郊外のサムボイド・スタジアムで開催された。
ここはシリーズの中で最も狭い会場だが、スタート地点をスタジアムの外に設け、周回路としても利用することで1分以上のラップタイムを稼ぐことに成功している。
スターティングゲートがパドックの芝生に置かれたれていたこともあったが、'12年からはスタジアムのすぐ裏に移設され現状に至っている。
ちなみに当地で10月に開催されるモンスターエナジーカップは、この発想を応用して生まれた大会だ。
 昨年はコースレイアウトが全体的に逆回りで、1コーナーも右に設定されていたが、今年はオーソドックスな左コーナーに戻された。
1コーナーを立ち上がってインフィールドに入ると、中ほどにスキージャンプを設けただけの100メートルに及ぶストレートがある。
全開ジャンプからのフルブレーキングが見られる、ラスベガス限定の名所だ。
その他、フープス、ドラゴンズバック、リズムセクションなどの形状は標準的なものだが、土質が硬く崩れにくいため攻略は難しい。
 ラスベガスのコース作りは、強い日差しと吹きさらしの風との戦いでもある。
路面が乾くと砂ぼこりがひどくなるため、絶えず撒水作業が行われる。
このため炎天下で実施されるプラクティスの段階では、路面がかなりウェットな時間帯があり転倒を招いた。
 正午すぎから始まったフリープラクティスでは、250SXウエストチャンピオンのクーパー・ウェブ(ヤマハ)が足首を負傷し、その後の走行セッションを棄権。
今大会の目玉である東西チャンプの対決は、ひとまずお預けとなってしまった。
タイムドプラクティスでは、ライアン・ダンジー(KTM)が1分06秒992で450SXのトップ。
250SXではマービン・ムスキャン(KTM)の1分08秒035が最速だった。
 450SXのメインレース(20周)では、ダンジーがホールショットを取った。
その背後にはイーライ・トマック(ホンダ)、ウェストン・パイク(ヤマハ)、ジャスティン・ブレイトン(KTM)、チャド・リード(カワサキ)が続く。
オープニング早々から、ダンジーに対するトマックの攻撃が激しく、随所で並びながらダンジーが辛うじてこらえていた。
5周目にトマックが転倒したことで、両者の間には5秒ほどのマージンができ、以後ダンジーは徐々にリードを広げた。
 レース後半になると、ダンジーは8〜9秒差で独走。
2位トマックと3位パイクの間は、ほぼ半周の大差となった。
パイク、リードにコール・シーリー(ホンダ)を加えた3位争いが一時激しくなったが、終盤になると沈静化した。
こうして序盤からレースを支配したダンジーが8勝目を挙げ、チャンピオンイヤーの有終の美を飾った。


250SX イーストチャンピオンのムスキャンがシュートアウトを制す!



 250SXクラスでは、'11〜'14年までイースト最終戦とウエスト最終戦がラスベガスで行われてきたが、今年からは以前のフォーマットに戻され、伝統的なイーストウエスト・シュートアウトだけが行われることになった。
昨年のように両地域のチャンピオンがここで確定し、その直後にシュートアウトで対決するというメニューも盛り沢山で良かったが、ライダーには少々負担が大きかったからだ。
 シュートアウトは地域別に戦ってきた東西の250SXトップランカーが一堂に会す交流戦だが、今回に限ってはジャスティン・ボーグル(ホンダ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)など負傷欠場者が多く、昨年のシュートアウトを制したジャスティン・ヒル(KTM)が、予選ヒートでの負傷からDNSとなるハプニングもあった。
前述したウェブ(ゼッケン1W)のリタイアを含めると、ムスキャン(1E)の強敵は多くはなかった。
 メインレース(15周)では、果たしてムスキャンが好スタート。
その背後にマルコム・スチュワート(ホンダ)、RJ・ハンプシャー(ホンダ)、ザック・ベル(ハスクバーナ)、ジョシュ・ハンセン(カワサキ)と続いた。
3周目にはハンセン、5周目にはベルが転倒。4〜5位にはスタートで遅れたマット・ビシェリア(ホンダ)、アーロン・プレシンジャー(ヤマハ)が上がってきた。
 トップを行くムスキャンは、毎周1秒ずつのペースでリードを広げ、早々と独走態勢を固めた。
後半になると、1〜3位までが20秒も開く一方で、ハンプシャー、ビシェリア、プレシンジャーによる三つ巴の3位争いが激しくなる。
このバトルを物にしたビシェリアが3位に浮上し、ムスキャン、スチュワートに続いてフィニッシュした。
ムスキャンはフィニッシュジャンプのみならず、3連でもヒールクリッカーを披露しながらシュートアウトの勝者となった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 22:12.481 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda +04.653 DUNLOP user
3 23 W・パイク JGR Toyota Yamaha Yamaha +38.032  
4 14 C・シーリー Team Honsa Honda +41.677 DUNLOP user
5 33 J・グラント Discount Tire Racing Kawasaki +42.815  
6 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki +45.434 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1E M・ムスキャン Red Bull KTM KTM 16:58.290 DUNLOP user
2 34 M・スチュワート Geico Honda Honda +11.824 DUNLOP user
3 38 M・ビシェリア Geico Honda Honda +16.743 DUNLOP user
4 157 A・プレシンジャー Yamalube Star Racing Yamaha +20.051 DUNLOP user
5 31 A・マーティン Rock River Powersports Yamaha +33.640 DUNLOP user
6 16 Z・オズボーン Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +36.619 DUNLOP user

AMAスーパークロス第17戦/450SX第17戦

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM KTM 390 DUNLOP user
2 3 E・トマック Geico Honda Honda 305 DUNLOP user
3 14 C・シーリー Team Honsa Honda 277 DUNLOP user
4 22 C・リード Discount Tire Racing Kawasaki 226  
5 4 B・バゲット Yoshimura Suzuki Suzuki 223 DUNLOP user
6 41 T・カナード Team Honsa Honda 204 DUNLOP user